- 投稿日:2025/11/16
この記事は約3分で読めます
要約
階段の登り降りを通じて、数字には出ない“健康資産”を育てる方法を紹介。
上下・左右・呼吸のバランスを整え、頭と脚、心をつなぐ。
40代からの体調変化に寄り添い、やりすぎず続けることで「減らさない健康」を築く習慣を提案します。
朝の階段を登っていると、まだ眠っている街の中に、自分の足音だけが響いています。
それは努力の音ではなく、「積み上げの証拠」。
数字には表れないけれど、確かに身体の奥で何かが育っている音です。
頭は静かに、脚は熱く。上下のバランスを整える
階段を登るとき、最初は息が上がり、頭の中で「あと何段あるかな」と考えます。
でも続けていると、思考が静まり、一段ごとの動きだけに集中できる瞬間がやってきます。
この状態は “動的な瞑想” のようなもので、脳のノイズが減り、頭が澄んでいく感覚があります。
そして脚のほうでは、火がついたように代謝が上がり、全身が温まっていきます。
頭の熱が静まり、脚にエネルギーが集まる ― まさに「頭寒足熱」の状態です。
登り降りというシンプルな動きの中に、心身の循環を取り戻す鍵があります。
登りの “攻め”、下りの “守り”
登るときは片脚で体を支えるため、体幹とバランス感覚が自然に鍛えられます。
これはジムで行うトレーニングよりも生活に近く、左右の筋力差を整える効果があります。
続きは、リベシティにログインしてからお読みください