- 投稿日:2025/11/17
「日本はもう終わっている」「将来に希望がない」「日本人は幸福度が低い」
そんな言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、それらの“常識”こそが、じつは社会に潜む「呪い」なのだ──。
今回ご紹介するのは、サイエンスライター・鈴木祐さんの著書『社会は静かにあなたを呪う』をもとに、多くの人が無意識にかけられている「呪い」とは何か、なぜ日本人は自分の国を過小評価してしまうのか、情熱や成長の“意外な副作用”最新脳科学が示す「自己の解体」といったテーマが科学的な視点で深掘りされています。
この記事では、動画の内容をわかりやすく整理し、「いま私たちがどんな呪いに縛られているのか?」を解きほぐしていきます。
1. 「呪い」とは何か──他人の言葉が思考を縛っていく現象
鈴木祐さんが言う「呪い」とは、他人の言葉や社会の空気に自分が気づかぬうちに縛られてしまう状態のこと。
特に重要なのが「他人事効果(ひとごとこうか)」という認知バイアス。
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