• 投稿日:2025/11/27
  • 更新日:2025/11/28
【ベーシックインカム論①】セルフベーシックインカムのメリット🔥【BIはユートピアか?】

【ベーシックインカム論①】セルフベーシックインカムのメリット🔥【BIはユートピアか?】

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要約
「AIの台頭で人間の仕事が減り、ベーシックインカム(BI)の時代が訪れる」説 私はBIに概ね賛成ですが、真剣に考えると複雑な気分になります 「社会的BI」の実現は難しく 自分でBIを作る「セルフBI」にも問題があるからです 今回は「セルフBIのメリット」をまとめていきます

はじめに:ベーシックインカム論

みなさまこんにちは!
元薬剤師💊で現在FIRE生活中📚の「のり」と申します👏

私は30代前半で目標資産を達成し、
現在はLean FIRE生活をしています。
※薬剤師(→本社管理職)と薬局運営で元本を作り、インデックス投資のみで増やしました。


「AIの台頭で人間の仕事が減り、ベーシックインカムの時代が訪れる」

そんな意見がちらほら聞こえてくるようになりました。


私はベーシックインカムに概ね賛成ですが、真剣に考えると複雑な気分になります。


まず、
「ベーシックインカム案」という政策、すなわち「社会的ベーシックインカム」は私が生きているうちに実現するのは難しいと考えています。

(特に日本においては)数多くの問題があり、空想の域を出ること自体が困難です。


そして、
自分でベーシックインカムを作る「セルフベーシックインカム」、すなわち「FIREの状態(およびサイドFIREに近い状態)」にもメリット・デメリットの両方が存在します。

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この記事のレビュー(1
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    2025/11/27

    拝見いたしました! BIに明るくないので大変勉強になりましたし、本記事②のように、安定した収入が個人の精神的・生活の安定に与える影響をミクロの視点で整理された内容は新鮮です。 本記事が示しているのは、社会全体への効果起点ではなく、個人の生活・精神に与える具体的な恩恵にフォーカスされることを理解したうえで、十分にご考察済と思料しますが①マクロの視点で捉え、UBIが社会全体にどう意義をもたらすのかやはり気になってしまいました。 ※故に本記事よりBI一般に対する感想になります>< Wage Floor上昇が起こるのかといった労働市場全体への反応が注目されるべきというのは言わずもがな、行われている実証実験の殆どは恐らく、対象がWelfare Recipients(市場から既に遠い)に限定されているはずです。 真のUBIが持つ「嫌な仕事から退避し、本当にやりたい仕事を選べる」が全体として本当に可能なのか、須く全員が対象となり、BIの最も美しい特徴である普遍性によるスティグマの解消が社会に浸透したとき、人々の働き方や自己実現、ひいては人間性にどのような変化が生まれるのか、興味が湧きました^^!

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    投稿者

    2025/11/28

    本記事の意図を丁寧に読み取っていただき、また「ミクロの視点」へのコメントまで頂けて嬉しいです。 おっしゃる通り、今回の記事はあくまで「個人の生活」に焦点を当てたものですが、いただいたご指摘はまさにUBI議論の核心だと思います。 特に下記3点は「マクロとして避けて通れない論点」です。 ①Welfare Recipientsに限定された実証が抱える限界 →日本における生活保護制度との類似点とその制約(「無条件」を実現する難しさ) ②真の普遍性が社会に浸透したときの変化 →スティグマの消失が生む「選択の再構築」 ③Wage Floorへの影響と労働市場の再編 →賃金の下限圧力と産業構造の改革 ご指摘を読んで改めて「BIの美しさは個人ではなく、社会総体が変わる可能性にある」と再認識しました。 「UBIが実現した時、ユートピアが訪れるのか」 「人々は本当に望む仕事を選べるのか」 「普遍性がスティグマを完全に解消し得るのか」は、私自身も今後さらに掘り下げたいテーマです。 新しい記事で「ミクロ視点でのBIのネガティブな面、デメリット」を述べましたので読んでいただけますと幸いです🙏

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