• 投稿日:2025/11/26
ChatGPT有料版「1ヶ月無料トライアル」を終えて、その先へ

ChatGPT有料版「1ヶ月無料トライアル」を終えて、その先へ

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みどる@オン秘書勉強中

みどる@オン秘書勉強中

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要約
ChatGPT有料版の1ヶ月無料トライアルを本気で使ってみた記録です。文章が苦手な私が、思考整理や記事作成をどこまで任せられたのか、月20ドルという金額以上の価値を感じて「この先も一緒に歩こう」と決めた理由を、等身大でまとめています。

はじめに:ChatGPT有料版「1ヶ月無料トライアル」と歩いた時間

「AIにお金払うって、正直どうなんだろう?」

と、私はしばらく無料版のChatGPTだけを使っていました。
介護の現場で働きながらチャッピーとの壁打ち、思考整理をしていくうちにオンライン秘書に興味を持ち、パソコンの基礎から少しずつ触り始めた段階。
タイピングも全く速くないし、Excelやスプレッドシートも“まだまだこれから”というレベルです。

そんなある日、画面にふと表示されたのが、
ChatGPT有料版「1ヶ月無料トライアル」の案内でした。

正直、そのときの気持ちはこんな感じでした。

「どうせいつかは有料版も試すことになるだろうし、1ヶ月タダで試せるなら、ラッキーだな。とりあえずやってみるかー」

この「たまたま届いたタイミングの良さ」と、
「オンライン秘書を目指すなら、AIを使いこなす側に回りたい」という思いが重なって、
私はトライアルボタンを押しました。

ここから先は、ChatGPT有料版と過ごした1ヶ月を、
できるだけそのままの温度で書いてみようと思います。

なぜ「有料1ヶ月お試し」を始めたのか

きっかけだけで言えば、本当に単純です。

ちょうど「1ヶ月無料トライアル」の案内が来たから。

でも、その裏には、前からなんとなく感じていた思いがあります。

・仕事だけに縛られない働き方ができるように、パソコンの基礎力を上げたい
・頭の中のモヤモヤを、一人で抱え込まずに整理できる相手がほしい
・いつかは学長も仰っている「自分専用の優秀な秘書」としてAIを横に置いておきたい

そう思いながら、無料版のChatGPTはちょこちょこ使っていました。

ただ、無料版を続けるうちに、少しずつ不便さも見えてきます。

・アクセスが混み合う時間帯は繋がりにくい
・少し長めの文章をお願いすると、途中でぷつっと切れてしまう
・壁打ちにファイル等と追加してやりとりを繰り返しているうちに、利用制限に当たる

このあたりが積み重なって、

「本気でAIを活用したいなら、いつかは有料版に踏み込まないと分からないことが多そうだな」

という感覚がありました。

そこに、ちょうど「1ヶ月無料」の案内。
これはもう、林先生ばりに、「やるなら今でしょ」状態です。

どうせ迷うなら1ヶ月ちゃんと試してから迷おう。

そう決めて、ChatGPT有料版の世界に足を踏み入れました。

この1ヶ月で、ChatGPTに何を任せてみたか

1. ノウハウ図書館の記事の「たたき台係」

まず一番分かりやすいのは、ノウハウ図書館の記事づくりです。

私はもともと、文章を書くのがあまり得意ではありません。
「文章を書く人」というより

頭の中ではいろいろ考えているのに、それを文章にしようとすると固まる人

に近いタイプです。

そんな私がノウハウ図書館に記事を書こうとするときに感じたのは

「何から手をつけていいか分からない」

でした。

そこでやってみたのが次のやり方です。

・まずは自分の経験や考えを箇条書きでバーッと書く
・それをChatGPTに渡して、「記事の構成と文章に整えて」とお願いする
・返ってきた文章を読みながら、「ここは違う」「この表現は自分っぽくない」と手を入れていく

この流れを何度か繰り返しているうちに、

「ゼロから文章を組み立てる」から
「用意された下書きを自分の言葉に近づけていく」

に変わっていきました。

これは文章が苦手な人間にとってはかなり大きな変化です。

・構成を全部自分で考えなくていい
・とりあえず形になったものを見ながら、「ここを直そう」と考えられる
・「上手く書かなきゃ」と身構える時間が減る

結果として「文章を書くハードル」が前よりも明らかに下がりました。

2. 勉強や情報整理の「要約係」

オンライン秘書修行プロジェクトの相棒として

私はオンライン秘書に興味を持ち
「パソコンの基礎知識ゼロに近いところからどこまでいけるか」という挑戦を始めています。

スプレッドシート等の本格的な練習は、まだこれから。
その手前の段階として、

・Googleドキュメントの基本操作
・ファイルやフォルダの扱い方
・オンライン秘書として最低限押さえておきたいITリテラシー

といった部分から少しずつ進めている段階です。

ここで心強かったのが、ChatGPTの「要約係」としての役割でした。

私はオンライン秘書修行用にChatGPTのプロジェクト機能を使って、

オンライン秘書 修行プロジェクト

という“専用の勉強部屋”を作っています。
その中で、

・自分で学んだ内容をメモする
・「これは大事だな」と思ったポイントを書き出す
・そのメモをまるごとChatGPTに渡して、「あとで読み返しやすい形に整理して」とお願いする

という使い方をしています。

例えば

「オンライン秘書として最低限必要なITスキル」を自分なりにまとめてから

「このメモを分かりやすい見出し付きの文章にして」
「この気づきを短い一文にまとめて」

とチャットで伝えると
自分だけではうまく言葉にできなかった部分が、スッと形になります。

流れとしては、

自分でメモを書く
→ ChatGPTに整えてもらう
→ それを読み返して理解が深まる

というサイクルです。

ただ情報をインプットするだけでなく、
「自分の言葉」に変えて定着させていく感覚があって、
これは“マンツーマン家庭教師”に近いものを感じました。

プロジェクト機能のおかげで、
「オンライン秘書修行」という1つのテーマの中に、過去のやり取りも含めて全部まとまっているので
振り返りもしやすくなっています。

3. 日常の「相談役」

ブラックフライデーやリベフリマでもフル稼働

日用品や家電、仕事道具を買うときにも、ChatGPTはよく登場します。

・今、本当に必要なのか
・目的は何なのか
・他にもっと良い選択肢はないのか

これを一緒に整理してもらうと、
「なんとなく欲しい」から一歩引いて考えられるようになります。

今回のAmazonブラックフライデーでも、かなりの頻度で相談しました。

「これ、セールで安くなっているけど、来年の自分から見ても“買ってよかった”と言えるかな?」
「割引率だけ見て飛びついてない?」
「そもそも、今の生活でどこが一番困っていて、その解決に本当に役立つ?」

そんなやり取りを重ねていると、
だんだん自分の中に「買い物の基準」が出来てくるのを感じます。

しかし、最終的に決めるのは自分です。

「ちゃんと考えたうえで決めた」

と思えることは、大きな安心材料になります。

ただ安いから買う、ポイントがつくから買う、ではなく、

・今の自分の目的
・将来の自分のための投資かどうか

をセットで考えるクセが、少しずつ身についてきました。

使ってみて「良かった」と感じた点

1. 頭の中のごちゃごちゃが片付けやすくなった

一番大きかったのは、頭の中のモヤモヤをそのまま投げられることです。

うまく整理できていない状態でも、とりあえず文章にして送ると、

「今、こういうところで引っかかっているんですね」
「大きく分けると、AとBの2つのテーマがあります」

というふうに、目の前に並べ直してくれます。

難しい言葉で言えば「論点整理」ですが感覚としては、

散らかった引き出しを一緒に片付けてくれる人ができた😀

そんな感じです。

特に

・いい点と悪い点を分けて考えたいとき
・目先の得と、長い目で見た得を、両方比べたいとき

こんなときに一人でグルグル悩む時間がかなり減りました。

2. 文章への苦手意識が少しやわらいだ

「文章を書く人」ではなく、「文章に苦手意識がある人」としてスタートした私にとって
ChatGPTは“ハードルを下げてくれる存在”でした。

ゼロから構成を考え、自分で全部組み立てるのは今でも正直しんどいです。
でも

・たたき台を出してもらう
・それを「自分の言葉」に寄せていく

という形ならなんとか頑張れます。

ノウハウ図書館に記事を出せたこと自体
「AIがなかったら、多分やっていなかっただろうな」と思うチャレンジです。

正直に言うと「不満だったところ」もある

サムネイル地獄とナノバナナプロの存在

もちろんいいところだけではありません。
この1ヶ月で、何度か「うーん…」となった場面もあります。

一番大きかったのは、サムネイル画像の生成です。

ノウハウ図書館に記事を出すなら、やっぱりサムネイルもそれっぽくしたい。
そう思って、ChatGPTの画像生成にも挑戦しました。

が、結果は、、、、、、かなり苦戦しました。

・日本語のタイトルやキャッチコピーが、読めないくらい崩れる
・漢字とひらがなが混ざって、よく分からない記号のようになる
・何度プロンプトを変えても、「これだ!」となかなか決まらない

文章づくりは気持ちよく進んでいるのに、
最後のサムネイルづくりで時間と気力を持っていかれ
「これは正直、無駄に時間消耗しているな…」と感じる場面も多かったです。

一方で学長ライブやノウハウ図書館では

画像生成に強いとリベで話題沸騰の「ナノバナナプロ」(Geminiの画像モデル)

の話もよく目にするようになりました。

「文章はChatGPT、サムネイルはナノバナナプロ」と割り切って使っている人もいて
「なるほど、AIも“適材適所”で使えばいいんだな」と考えを改めるきっかけにもなりました。

それでも「継続課金しよう」と決めた理由

不満がゼロなわけではありません。
それでも有料版を続けようと決めた理由はいくつかあります。

1. 日常の「土台」になってしまったから

この1ヶ月で、ChatGPTはすっかり日常の一部になりました。

・夜勤明けにコーヒーを飲みながら、考えごとを整理してもらう
・オンライン秘書の勉強計画を、プロジェクト単位で一緒に組んでもらう
・ノウハウ図書館の記事の叩き台をとりあえず1本出してもらう

こうした“ちいさな相談”を積み重ねているうちに、

「ChatGPTがある前提で考える」

ことが当たり前になってきました。

ここまで来ると
「また無料版に戻って、接続制限や文字数制限と付き合う」のは
逆にストレスになるのが目に見えています。

2. 弱点は「別のツール」で補う、と割り切れた

サムネイル画像については正直、ChatGPTだけに頼るのはしんどいです。

でもだからと言って、

ChatGPTがダメだから、全部やめよう

とは思いませんでした。

それよりも

画像は画像で、得意なツール(ナノバナナプロなど)に任せればいい
ChatGPTは「文章」と「考えごと」に専念してもらえばいい

と割り切った方が、全体としてうまく回ると感じています。

AI一台で全部を完結させようとするのではなく
得意分野に合わせて組み合わせて使う。
この発想に切り替えられたのも、1ヶ月しっかり向き合ったからこそです。

これからChatGPTとどう付き合っていくか

なんでも屋だけど、得意分野がはっきりした優秀な秘書として

これから先もChatGPTには基本的に「なんでも屋」でいてもらうつもりです。

ただ、その中でも特に担当してもらいたいのは、

・文章と考えごと
・意思決定の前の整理

この2つです。

ノウハウ図書館の記事、オンライン秘書修行の帯同、
お金や働き方の悩み、買い物相談等々。

全部まとめて一度ChatGPTに投げて整理してもらう。
そのうえで

最終的な判断は自分がする

というスタンスを崩さずにいたいと思っています。

私にとってのChatGPTは

・何でも相談できる窓口であり
・文章とロジックに強い参謀であり
・それでもこちらのペースに合わせてくれる優秀な秘書

そんな存在です。

AIだからといって冷たい機械的な相手というより
「自分よりちょっと落ち着いていて、ちゃんと話を聞いてくれる人」と話している感覚に近いかもしれません。

まとめ:月20ドルで得られたものは、値段以上だった

最後にこの1ヶ月を振り返って一番強く思うのは

「とても月20ドルで経験できるクオリティじゃないな」

ということです。

もちろん為替や物価を考えれば
月額20ドル(約3,000円前後)は安くはない金額です。
電気代や食費と同じくらい、毎月の固定費に乗ってくるわけですから。

リベシティの皆さんは特に毎月の固定費には敏感ですよね。

それでも私にとってこの20ドルは

・文章が苦手な自分でも、発信してみようと思えたこと
・オンライン秘書を目指すための勉強カリキュラムを、一人ではなく“相棒と一緒に”組めていること
・買い物で「なんとなく」ではなく「考えたうえで」買い物ができるようになったこと

そういった変化と比べると
決して「高い」とは感じなくなってきました。

AIに課金すると聞くと

「仕事でバリバリ使う人だけが払うものなんじゃないの?」
「本業に直結しないのに課金するのはちょっと贅沢なんじゃないの?」

といったイメージを持たれがちだと思います。

たしかに、「仕事の生産性を何%上げるか」「どれだけ売上に貢献するか」という視点も大切です。
でも、この1ヶ月で私が一番大きく感じたのは
そういった“ビジネスっぽい指標”では測りにくい部分でした。

・モヤモヤしたまま、その日の疲れと一緒に流してしまっていたこと
・「まあいっか」で済ませていた判断
・文章にする前にうやむやに忘れていった気づき

そういったものをChatGPTとの対話の中で
「一度立ち止まって、ちゃんと見つめ直せる」ようになってきたのは
金額以上の価値だと感じています。

もう一つ大事だと思うのは、

AIに頼るほど「自分の軸」が問われる

ということです。

ChatGPTに聞けばいくらでも答えは返ってきます。
でも、その中から何を選ぶかは結局自分です。

・自分は何を大事にしたいのか
・どんな働き方・生き方を目指したいのか
・どこまでAIに任せて、どこから先は自分で引き受けたいのか

こういった問いを避けたまま、
「AIがこう言ったから」という理由だけで選び続けるのは、
ちょっと違うな、とこの1ヶ月で感じました。

だからこそ

最終的な決定は自分。
その前の整理と視点出しを、ChatGPTに手伝ってもらう。

この関係性をこれからも大事にしていきたいと思っています。

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