- 投稿日:2025/11/26
- 更新日:2025/11/26
AIを使う場面は、これまで「1対1」が基本でした。
しかし、ChatGPTに新しく登場した『グループチャット機能』によって、
これからは“みんなでAIを共有しながら作業する”という、まったく新しい使い方が可能になります。
🔍 ChatGPTの「グループチャット機能」とは?
ChatGPTのグループチャットは、
1つのルームに最大20人まで参加でき、同じ画面でAIの回答を共有できる機能です。
これまでは、AIに聞いた内容を共有したい場合、
それぞれがChatGPTで検索・質問した結果をスクショやURLで共有するのが一般的でした。
「グループチャット機能」を使えば、
複数人が同じスレッドで会話しながら、リアルタイムでAIを活用できるようになります。
テキスト会話はもちろん、検索、ファイル添付、画像生成、音声入力など、通常チャットで使える機能はそのまま利用できます。
さらに、チャット内の会話の流れをChatGPTが把握し、
必要に応じて自動的に要約・整理・タスク化をしてくれるのも大きな特徴です。
💰 対応プラン
嬉しいことに、「グループチャット機能」は追加料金なしで利用できます。
・Free
・Plus
・Pro
といった主要な個人向けプランで利用可能です。
AIが応答した分だけ、質問した人の利用枠を消費する仕組みになっています。
🛠 使い方はとてもシンプル
1️⃣ ルームの作成
チャット画面右上の「人型アイコン」 → 「グループチャットを開始する」を選ぶだけで、新しいグループルームを作成できます。
既存チャットからメンバーを追加する場合は、
そのチャット内容がコピーされた新しいグループチャット が作られ、
元のチャットはそのまま残ります。
2️⃣ メンバーの招待
作成したグループチャットには、招待リンクの共有でメンバーを招待できます。
リンクを知っているユーザーが参加でき、参加人数は最大20人です。
3️⃣ 会話スタート
グループ内では、人間同士だけで会話することもできます。
ChatGPTに確実に回答してほしいときは、
「@ChatGPT」 とメンションすると反応してくれます。
・質問への回答
・会話内容の要約
・タスクの洗い出し
・優先度の整理
などを、その場で依頼できるのが便利なポイントです。
✨ どんな場面で役立つ?活用シーン
■ 会議・ブレスト
複数人の意見が飛び交う中、ChatGPTがリアルタイムで情報を整理。
会議の最後に、そのまま議事録のたたき台を作ってもらうこともできます。
■ 旅行・イベント計画
日程案、予算、持ち物リストなどをChatGPTにまとめてもらいながら、
メンバー全員で「これどうする?」「ここ行きたい!」と相談できます。
「あとで共有」が減り、その場でどんどん決めていけるのが魅力です。
■ プロジェクトのタスク整理
チャット内での議論をもとに、ChatGPTが
タスク化・優先度の整理・スケジュール案の作成まで手伝ってくれます。
情報が個人のメモやDMに散らからず、
1つのグループルームに集約されるので、全員が同じ状態を共有しやすくなります。
⚠️ 利用時の注意点
便利な一方で、次の点には注意が必要です。
招待リンクを知っている人は参加できるため、リンクの取り扱いは慎重に
プライベート情報や機密データは、共有範囲や扱い方をよく検討する
グループが増えるほどチャットも増えるため、ルーム名や説明文を整理しておくと混乱を防げる
✅ まとめ
これまでのAIは、どちらかというと「1人で使う」ツールでした。
グループチャットは、それを「みんなで使う」新しい形へと進化させる機能です。
・会議
・企画
・イベント
・旅行計画
・プロジェクト運営
など、複数人で動くシーンの「やり取りのスピード」と「情報整理」が一気に変わります。
あらゆる“チームで動くシーン” が、AIと一緒ならもっとスムーズに。
ぜひあなたのチームでも、ChatGPTのグループチャットを使った新しい働き方を試してみてください✨