- 投稿日:2025/11/27

「よし、やるぞ!」と意気込んでYouTubeやブログを始めたのに、気づけば3ヶ月も経たずに更新が止まってしまった…。
私自身も、過去に何度もその壁にぶつかりました。多くの人が新しい挑戦を始めても、途中で挫折してしまいます。
しかし、継続できるかどうかは、才能や運の良さで決まるわけではありません。実は、そこには特定の「考え方」が存在するのです。
この記事では、半年以上もの間、着実に活動を続けるために不可欠な「3大鉄則」を、私の経験も交えて解説します。
鉄則1:「時間がない」は思考停止のサイン。言い訳を断ち切る優先順位の力
第一の鉄則は、「『時間がない』は単なる言い訳である」と認識することです。
時間は誰にとっても1日24時間しかありません。
成功しているクリエイターも、そうでない人も、この条件は全く同じです。
つまり、問題は時間の量ではなく、その使い方にあります。「時間がない」と感じたとき、それは本当に時間がないのではなく、他の何かを優先している証拠なのです。
特に私たちクリエイターは、この罠に陥りがちです。
なぜなら、動画の編集やブログの執筆といった創造的な作業は、
日々の「緊急な」タスクに比べて後回しにされやすいから。
しかし、クリエイターとして活動を続けることは、自分自身への投資です。
スケジュールに創作のための時間を確保することは、
プロとしての「自分への敬意」を示す、最も重要な行為なのです。
何が本当に重要なのか「優先順位を考える」ことで、言い訳を断ち切り、
行動するための時間を自ら作り出すことができます。
時間を作り出したところで、次に行動を支える「燃料」がなければ、
いずれガス欠を起こしてしまいます。
それが、第二の鉄則につながるのです。
鉄則2:小手先のテクニックより「人生を変える」目標を立てる
第二の鉄則は、短期的なテクニックに頼るのではなく、
「人生を変えるような大きな目標を決める」ことです。
「将来どんな自分になりたいか」を具体的に考え、
そこから逆算して現在の活動の意味を位置づけます。
多くのクリエイターが「バズりたい」という
短期目標で燃え尽きるのを見てきましたが、長く続くのは決まって
「人生を変えたい」という強い動機を持つ人です。
たとえば、「YouTubeでの発信を通じて、場所に縛られずに働き、
家族との時間を大切にできる自分になる」といった、より
根源的なビジョンを持つことが重要です。
なぜなら、「なぜこんな大変なことをやっているんだろう」と
心が折れそうになった時に、私たちを支えてくれるのは、
小手先のノウハウではなく、
この「大きな目標=なぜこれをやっているのか」という
問いへの答えだからです。
この強力な「Why」があれば、
目先の困難を乗り越えるためのエネルギーが湧いてきます。
しかし、どれだけ大きな目標を掲げ、時間を作っても、
最初の一歩が踏み出せなければ意味がありません。
多くの人を挫折させる最後の壁、それが完璧主義です。
鉄則3:完璧主義は最大の敵。「へたくそで大丈夫」と許可を出す

意外に思われるかもしれませんが、三つ目の、そして最も重要な鉄則は、「良いものを作ろうと考えない」ことです。
最初からクオリティの高いものを作ろうと意気込むと、
完璧主義が顔を出し、
結局何も生み出せないまま時間だけが過ぎていきます。大切なのは、
「へたくそで大丈夫」と自分に許可を出し、とにかく完成させて世に出すことです。
これは、完璧主義という名の「行動しないための言い訳」を断ち切るための強力なマインドセットです。
さらに言えば、不完全な作品を世に出すことは、
最速の学習方法でもあります。
一つひとつの「へたくそ」なコンテンツが、視聴者からのフィードバックや自分自身の経験という貴重なデータポイントになるのです。
質は量をこなした先にしかありません。最初の一歩を踏み出す勇気が、
最終的に良いものを作るための唯一の道なのです。
まとめ
継続のための3つの鉄則 (まとめ)

YouTubeのような長期的なプロジェクトを継続するための鍵は、特別な才能ではありません。それは、以下の3つのシンプルな鉄則を実践することにあります。
「時間がない」と言い訳せず、優先順位を自分で決める。小手先の目標ではなく、人生を変えるほどの大きな目標を掲げる。完璧を目指さず、「へたくそでも大丈夫」と自分を許し、まず一歩を踏み出す。
これらの考え方を身につければ、あなたの挑戦はきっと、以前とは比べ物にならないほど長く、そして力強く続いていくはずです。
今日、あなたの大きな目標に向かって踏み出せる、
最初の「へたくそな一歩」とは何ですか?