- 投稿日:2025/11/29
■ はじめに
通勤途中にスーパーに立ち寄り、エンジンをかけようとキーを回した瞬間――。
「キュル…キュル…キュ…」
セルが弱々しく回り、エンジンがかかりません。
電装品は動いているのにエンジンだけかからない。この状況、車に詳しくない人はとても不安になると思います。
でも今回、原因を絞り込み、バッテリー交換まで自分でやってみたところ 作業時間30分・費用はカー用品店の半額以下 で済ませることができました。
同じ悩みの方の参考になればと思い、今回の流れをまとめてみました。
■ 突然エンジンがかからなかった朝
時刻は朝9時ごろ。
エンジンルームからはセルの音がするものの、元気がない。
セルは弱く回る
電装品はすべて動く
普段はちょい乗りが多い
真夏の気温
そして… 6年もバッテリーを交換していなかった
この条件が重なると、ほぼバッテリーが原因です。
■ まずは冷静に原因を分析
実は、この時点で「ひょっとしたら帰宅すらできないかも」と思っていました。
ただ今回は自宅から4kmほどの場所だったため、電装品を極力OFFにしつつ、なんとか無事に帰宅できました。
同様の状況で走れるかどうかはかなり運任せなので、本来はその場でロードサービスを呼ぶのが安全です。
■ どのバッテリーにするか?迷った末に出した結論
スイフト(ZC83S)の純正バッテリーは 46B24L。
今回は容量アップさせることで寿命・燃費・電装安定性の向上を狙い、以下を購入しました。
👉 Panasonic caos N-80B24L/C8
容量:46Ah(純正とほぼ同等)
始動性:非常に高い
寿命:長い
価格:Amazonで約15,700円と安い
カー用品店ではなんと 37,800円 と表示されていて驚愕…。
Amazonとの差が大きかったので、迷わずネット購入を選びました。
■ カー用品店 vs Amazon の価格差に驚いた
カー用品店での内訳はこんな感じでした。
バッテリー本体:37,800円
工賃:2,200円
合計:40,000円前後
一方 Amazon では…
バッテリー本体:15,700円
工賃:0円(DIY)
廃バッテリー回収:無料(着払い伝票つき)
差額は約24,000円。
これを見て「自分でやるのが正解」と確信しました。

■ 実際にDIYで交換してみた
初めてでしたが、作業時間は 30分 で完了しました。
やってみると意外にシンプルです。
▼ 必要な工具
10mmレンチ(端子用)
軍手
ラチェットレンチがあると便利
■ 交換手順(スイフト ZC83S)
① 古いバッテリーを外す
① マイナス端子(-)を外す
② プラス端子(+)を外す
③ 固定金具を外す
④ バッテリーを持ち上げて取り出す(約12kg)
※外す順番は絶対に「- → +」。逆だとショートの危険あり。
② 新しいバッテリーをセット
① トレーに置く
② 固定金具でしっかり固定
③ プラス端子(+) → マイナス端子(-) の順で接続
④ 端子をしっかり締める
新品バッテリーについていた 赤と黒のキャップ は輸送用なので外して、そのまま処分でOK。

■ 廃バッテリー回収も超スムーズだった
Amazonの箱を開けたら、なんと…
福山通運の着払い伝票が同梱されていた ので、そのまま箱に古いバッテリーを入れて貼るだけ。
集荷依頼するだけで、すぐに持っていってくれました。
これは本当に便利。
バッテリーの処分で悩む必要がありません。
■ 交換後の変化
実際にエンジンをかけてみると…
セルの勢いが全然違う
一発で始動
アイドリングが安定
夜間ライトも明るい
完全復活しました。
「なんだ、もっと早く交換しておけばよかった…」と思うほどの効果です。
■ 燃費も改善しそう
実は最近、燃費が リッター11km まで落ちていました。
バッテリーが弱るとオルタネーターの負荷が増えて燃費が悪化します。
今回大容量のcaosに交換したことで、
実燃費14〜16km/Lを目指せそう です。

■ 今回のまとめ
夏の始動不良はバッテリー劣化が原因だった
6年も交換していなかったのは危険
スイフトのバッテリー交換はDIYでも簡単
カー用品店4万円 → Amazon DIYなら1.6万円
作業は30分で完了
エンジンと燃費が改善
今回の経験から、車の基本メンテナンスは「定期的にやる」「簡単なものはDIYで節約」が最適解だと感じました。