- 投稿日:2025/12/15
ネジネジタイプのボードアンカー
失敗しにくい取り付けのワンポイント(DIY・棚取り付け向け)
可動棚の取り付けなどで
「ここ、下地がない…」
という場面に遭遇すること、ありませんか?
今回は、私が実際の施工でも使用している
ネジネジタイプのボードアンカーについて、
失敗しにくく取り付けるためのポイントをまとめました。
▶ 今回使用したボードアンカーについて
ボードアンカーにはいくつか種類がありますが、
今回使用したのはネジネジタイプのものです。
メリット
費用が安く、入手しやすい施工が比較的簡単耐荷重も日常使いには十分樹脂製で、白や透明など壁色になじみやすい
デメリット
天井や重い物の取り付けには不向き使い方を誤ると、抜けやすい
※過去に「DIYで取り付けた棚が抜けた」という補修依頼を
何度か受けた経験があります。
▶ 作業前に必ず確認すること

(パッケージ表記)
① 耐荷重の確認
→ 表記されているのは「アンカー1個あたり何kgか」
② 使用できるビスの太さ
→ アンカーに対応したビス径を確認
この2点を確認できたら、作業に入ります。
▶ なぜインパクトドライバーは使わないのか?
❌ アンカー本体の取り付けにインパクトは非推奨
ネジネジタイプは山が大きいため、
慣れていないと以下の失敗が起きやすいです。
下穴を必要以上に広げてしまう石膏ボードを貫通させてしまう樹脂部分が破損し、途中で止まって抜けなくなる
下穴はインパクトOK、アンカー本体は手回し
これが基本です。
▶ 取り付け手順

付属のビスを使って、
インパクトドライバーで下穴を開けます。

下穴が開いたら、
ボードアンカーを差し込みます。

アンカー本体は
必ず手回しドライバーで取り付けます。


ドライバーを
手のひらで壁に向かって押さえつけるようにします。

そのまま軽く握り、
壁に押さえながら ゆっくり回す のがポイント。
※押さえる力を入れすぎると、
ボードを貫通してしまう可能性があります。
アンカーが壁にピタッと収まったらOKです。
⚠ 回しすぎ注意
やりすぎると壁を抜いてしまいます。
▶ 最後に
DIYは、多少の失敗も含めて経験です。
正しい使い方を知っていれば、失敗の確率はぐっと下がります。
失敗したっていいじゃない⭐️
楽しみながら、安全にDIYしてみてください😆
✍ 投稿者より
※本記事は軽量物・棚などを想定した内容です。
重量物や不安がある場合は、専門業者への相談をおすすめします。