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  • 投稿日:2025/12/16
『資本論』で読むお金持ちの視点

『資本論』で読むお金持ちの視点

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なぜ今、『資本論』なのか

『資本論』は「お金持ちは何を見ているのか」を、仕組みとして言語化した本です。

給料を上げたい、生活を安定させたい、将来が不安。そう思ったとき、多くの人は「もっと頑張る」「スキルを上げる」に意識が向きます。もちろん努力は大事です。
ただ、努力だけでは説明しきれない“構造”もあります。私は心療内科の現場でも、本人の性格だけで片づけると見誤ることがあると感じています。社会の側にも、同じように構造があります。

『資本論』が見ようとしたのは、「社会が豊かになっていくのに、苦しさが残る(ときに増える)のはなぜか」です。
そしてこの問いは、今でも古くなっていません。世界的に見ると、富は上位に強く集中しています。たとえば世界不平等報告の要約では、富の上位10%が世界の富のおよそ4分の3を持ち、下位50%は2%しか持たない、と整理されています。(出典:World Inequality Report 2026 Executive Summary, World Inequality Lab/WID.world, 2025-12-10)

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