- 投稿日:2025/12/24
今回はどこからが腕なのか?と言うことについてお話しします。
腕はどこからか?という質問をしたときには、よくある一般的な答えとしては、肩を指します。
しかし、それでは力みやすいです。
特に小手先しか使わないので、前腕に力が入りすぎる人が多いです。
実際は胸鎖関節が腕の付け根になります。
鎖骨の内端でクリっとした部分ですね。
胸鎖関節が動くと、鎖骨が腕として働いてくれます。
鎖骨、上腕骨、肩甲骨も動いて、腕が使えたほうが、疲れにくくなります。
体幹部も動く野生の動物

動物を見るとよくわかります。
猫を見ると、小手先だけで動いていません。
必ず、肩甲骨や背骨も一緒に動いています。
猫には鎖骨がないので、クリちゃんも存在しないです。
しかし、腕だけで動いていないのはわかります。
家で家具をひっかくときも、肩甲骨や背骨が動いてますから。
人間がそれと似たようなことをやるには、まず、胸鎖関節、クリちゃんから動くことが必要になってきます。
体幹部を使いこなす江戸人

現代人の特徴は、体幹を止めておいて、手を動かす、足を動かすという動きがほとんどです。
負荷がかかる部位が限定されるので、すぐに疲れてしまいます。
手だったら、前腕の筋肉や上腕二頭筋が疲れてだるくなってくるのです。
体幹が動くと、前腕だけでなく、鎖骨、肩甲骨も一緒に働きやすくなります。
なので手作業が自然と楽になるのです。
昔の日本人はみんなそうだったんです。
江戸時代の日本人は、自然と体幹部も動いていました。
浮世絵を見てもわかります。
体幹部がクネっとしている絵も多いですからね。
「浮世絵はデフォルメだと」、「大げさに書いている」という人もいますが、そうは思いません。
実際に花を写実的に描いている絵もあります。
かなり現実に沿って描いてあります。
人の様子もそのまま書いている可能性は高いです。
常識に縛られると体幹部は動かない

現代日本人は体幹部が動かないと思い込んでいます。
なので、体幹部が動く人を見ると、違和感を覚えます。
常識の中にないと違和感を覚えるのと同じです。
中学生くらいになると、もう固まっていることが多いです。
大人も体幹部が固まっているので、子供も時間がたつにつれて、そのイメージに寄って行きます。
最終的には体幹部が動くのはおかしいと、感じてしまうわけです。
慣れるというのはよい面も、悪い面もあります。