- 投稿日:2025/12/26
自分が尊敬してやまない政治家アウグストゥスについて解説します。
彼の驚くべきバランス感覚と自分を客観視する能力がリーダーに必要かを教えてくれます。

「ローマ皇帝」と聞くと、多くの人は絶大な権力を持ち、豪華な宮殿に住む絶対君主の姿を思い浮かべるかもしれません。しかし、その壮大な歴史の始まりを築いた初代皇帝アウグストゥスは、私たちの固定観念を根底から覆す側面を持つ人物でした。彼は単に最初の皇帝であっただけでなく、その巧みな戦略と壮大なビジョンによって、文字通り世界を根底から作り変えたのです。
この記事では、アウグストゥスという歴史上の巨人が、いかにしてローマ帝国の礎を築いたのか、そのあまり知られていない3つの驚くべき事実に光を当てていきます。
1. 彼は「皇帝」ではなく「第一の市民」だった
アウグストゥスが成し遂げた最も画期的なことの一つは、彼が自らを「皇帝」や「独裁者」と呼ばなかった点にあります。彼はあくまで共和政ローマの伝統を尊重する一人の「政務官」として振る舞い、自らを「プリンケプス(元首)」、英語のPrincipal「第一の、王子、校長等」を意味する語源、すなわち「第一の市民」と位置づけました。
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