- 投稿日:2025/12/31
はじめに
毎年、妻の実家がある台北に帰省しています。昨年までは日本のクレジットカードで支払いをしていましたが、為替手数料が高く「もっとお得で安心な方法はないか」と感じていました。そんなときに出会ったのがWise(旧TransferWise)です。
この記事では、私が実際にWiseを使って台湾・ベトナム旅行をした体験をもとに、初心者にも分かりやすく利用方法やメリット・注意点を紹介します。
Wiseを選んだ理由

クレジットカードの**海外手数料(事務手数料)**が高い(例:Kyashは4.5%)
クレカのキャッシングは利息もあり、後払いが不安
Wiseなら**為替手数料が約0.6%〜**と格安
アプリでレートと手数料がリアルタイム表示され安心
Step1:Wise口座を準備
Wiseのアカウント開設はスマホで完結。日本のネット銀行から日本円をWise口座へチャージしておき、必要な通貨にアプリ内で両替できます。
デビットカードの発行も可能で、Apple PayやGoogle Payに対応しているため、カードが届く前でもスマホ決済が可能です。
台湾での利用体験(レストランでの支払い)

2024年の年末、妻の実家がある台北へ帰省した際、家族でレストラン「JING JAN」に行きました。お会計は1584TWD(台湾ドル)。このときはまだWiseカードを持っておらず、Kyash(Visaプリペイドカード)で支払いました。
Kyashのアプリに表示された日本円での請求額は:
1584 TWD → 7,994円(適用レート:1TWD=5.047円)
獲得ポイント:79円相当(1%)
「レートもそこまで悪くないし、ポイントもつくからいいかな?」と思っていたのですが、あとからWiseでのレートと比較してみてびっくりしました。
2024年末の実際の為替レートは約4.82円/TWD。つまり、Kyashで支払ったときのレートには4.5%の海外事務手数料が上乗せされていたことになります。
💡 もしWiseを使っていたら…
Wiseのレート(手数料込み)は1TWD ≒ 4.83円
同じ1584TWDの支払いが、約7,648円で済んだ計算になります
差額はおよそ346円の節約
たった1回の外食でもこの差。旅行中に何度も支払いが重なると、Wiseを使うだけで数千円〜1万円以上の出費が抑えられる可能性があると気付きました。
Kyashは事前チャージ式で便利ですが、海外利用時には高めの為替手数料が含まれているため、Wiseと比べるとコストがかさみます。Wiseは為替レートが実勢に近く、手数料も事前に明示されているので、旅行中の支払いをもっと安心・お得にできると感じました。
この体験がきっかけで、「次からはWiseで払おう」と決意した大きな転機になりました。
ベトナムでの利用体験(マクドナルド)

ハノイのマクドナルドで:
金額:388,000 VND
日本円換算:2,189 円(手数料19円込み)
レート:1 JPY = 178.834 VND
レジで支払った直後にアプリから通知が来て、日本円換算や両替手数料の内訳が一目で分かるのは便利そのものです。

ATMでの出金にもチャレンジ(台湾)

Wiseカードを使って台湾のATMで出金もしてみました。
出金手順(画像付き)
✅ Step 1: PIN入力(Wiseアプリで確認可能)銀行によっては、日本語表記ができるところもあります。

注意点

実際に使って分かったATM出金の注意点
実際にWiseカードを使って台湾でATM出金をしてみましたが、操作自体はとてもシンプルでした。
画面の案内に従って進むだけなので、海外ATMに慣れていない方でも安心です。
ただし、いくつか事前に知っておくと安心なポイントがあります。
✔ ATMによっては使えない場合もある
今回試した 国泰世華銀行(Cathay United Bank)のATM では、残念ながら出金できませんでした。
このように、銀行やATMの機種によっては非対応の場合があります。
👉 もし使えなかった場合は、
別の銀行ATMを試すだけでOKです(私は別ATMで問題なく出金できました)。
✔ WiseのATM手数料は良心的
Wiseでは、以下の条件までATM手数料が無料です。
月2回まで
合計3万円相当まで
これを超えると、
👉 超過分に対して 1.75% + 70円 の手数料がかかります。
短期旅行や帰省レベルであれば、ほとんどの人が無料枠内で収まる印象です。
✔ コンビニATMは手数料に注意
台湾では、コンビニ設置のATMを使うと、
👉 100TWD(約500円前後)の手数料がかかることがあります。
そのため、
✅ 街中や銀行内に設置されているATMの利用がおすすめです。
実際に使って感じたこと
操作は簡単
レートや金額がその場で確認できて安心
「現金を少しだけ持ちたい」という使い方にちょうどいい
クレジットカード一択だった頃と比べて、
お金の見え方・安心感が大きく変わったと感じました。
どんな人にWiseがおすすめか

実際に使ってみて感じたのは、Wiseは**「海外でお金を使う不安」を減らしてくれるサービス**だということです。特に、次のような人には強くおすすめできます。
✔ 海外旅行によく行く人
クレジットカードの為替手数料を少しでも抑えたい
現金を大量に持ち歩きたくない
「今いくら使ったのか」を日本円ですぐ把握したい
Wiseなら、支払いやATM出金のたびに
👉 日本円換算・為替レート・手数料が即表示されるので安心です。
✔ 留学・ワーホリ・長期滞在する人
日本の口座からそのまま送金したい
現地通貨をまとめて両替したい
クレカ+現金をうまく使い分けたい
Wiseは複数通貨を1つの口座で管理できるので、
「日本円 → 現地通貨」の流れがとてもスムーズです。
✔ 海外に家族・パートナーがいる人
毎年決まって海外に行く
帰省のたびに両替が面倒
為替の変動が気になる
私自身、台湾に毎年帰省する立場なので、
**「毎回使うからこそ、手数料の差が効いてくる」**と実感しています。
旅行・留学・駐在それぞれの使い分け
Wiseは、使い方を少し工夫するとさらに便利になります。
✈ 旅行の場合(短期)
メイン:Wiseカード(デビット)
サブ:クレジットカード(保険・ホテル用)
現金:Wiseで必要な分だけATM出金
👉 現金は最小限、支払いはWise中心がラクで安心。
🎒 留学・ワーホリの場合(中〜長期)
日本のネット銀行 → Wiseへ入金
Wiseで現地通貨に両替
家賃・生活費・ATM出金に活用
👉 日本と海外のお金をつなぐ“中継口座”として使うのが◎。
🏢 駐在・長期滞在の場合
現地銀行口座+Wiseを併用
初期費用や一時的な送金はWise
為替の良いタイミングで両替
👉 「全部Wise」ではなく、補助的に使うのが現実的。
まとめ:使って分かったWiseの一番の価値
Wiseの一番の魅力は、
「お金の流れが見えること」だと感じました。
どのレートで
いくら手数料がかかって
日本円でいくら使ったのか
これがその場で分かるだけで、海外でのお金のストレスは大きく減ります。
「海外ではクレジットカード一択」だった私が、
「海外ではWiseが基本」に変わった理由が、ここにあります。
