- 投稿日:2025/12/31
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要約
ノーベル化学賞で注目されたMOF(多孔性金属錯体)は、分子サイズの穴で気体を選んで分離できる新材料。圧縮や極低温冷却に頼らない分離が可能になれば、物流やエネルギー利用の常識が変わるかもしれない。
ノーベル化学賞で話題の「MOF」って何がすごいの?
最近、ノーベル化学賞の話題で
多孔性金属錯体(MOF:Metal-Organic Framework)
という言葉を目にした人もいるかもしれません。
名前だけ聞くと難しそうですが、
実は、社会の裏側を支える仕組みを根本から変える可能性がある材料です。
多孔性 = 穴だらけ
まず「多孔性」とは、
とても小さな穴がたくさん空いているという意味です。
身近な例だと、スポンジや活性炭。
見た目は固体でも、細かい穴のおかげで
水やニオイを吸い取ることができます。
MOFも同じで、
分子レベルの穴がびっしり詰まった構造を持っています。 (凄いものだと1gでサッカーコート1面相当の表面積を持つそうです)
金属錯体 = 金属(無機物)と有機物の組み合わせ
MOFの骨組みは「金属錯体」と呼ばれるものです。
これは金属の粒(イオン)に、有機物(炭素を含む分子)が結合した構造。
ざっくりとですが無機物は燃えない、有機物は燃える。
金属錯体は、この異なる両方の物質が組み合わさっている非常に異質な
物質です。
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