- 投稿日:2026/01/10
玄関をスマートロックにすると、鍵を持ち歩かなくていいので便利ですよね。
その一方で、電池切れや不具合により突然ドアが開かなくなるトラブルもあります。
とくに、まだ電池交換を経験していない場合、急に締め出されてしまうケースも少なくありません。
この記事では、
・スマートロックでよくある不具合
・冬にトラブルが増えるのはなぜ?
・急な鍵トラブルを未然に防ぐ方法
といったポイントを、鍵のプロの視点からわかりやすくご紹介します。
これからスマートロックの導入を考えている方も、すでに使っている方も、安心・安全に使い続けるためにぜひご一読ください。
スマートロックって何?便利な一方で起こりやすい不具合とは
スマートロックは、スマートフォンや暗証番号などで解錠できる、電子タイプの鍵です。
物理的な鍵を使わずにドアの開け閉めができるため、
・鍵を持ち歩く必要がない(=手ぶらで外出できる)
・オートロック機能で閉め忘れを防げる
などの便利さから、導入する方が増えています。
しかしその一方で、スマートロックは電池や電子部品、通信機能によって動いている電子機器です。
つまり、従来のシリンダー錠とは違い、
・電池切れ
・電子的な不具合
・通信エラー
などが原因で、突然使えなくなることもあるという特性があります。
「まだ新しいから大丈夫」と思っていても、電池は必ず消耗しますし、不具合は予想外のタイミングで起こることがあります。
安心して使い続けるためには、こうしたリスクも理解しておくことが大切です。
スマートロックでよくあるトラブル6選
鍵の専門業者には、スマートロックを使っている方から
「突然ドアが開かなくなった」「外出先から家に入れなくなった」
といったご相談が少なくありません。
ここでは、実際に多く寄せられる代表的なトラブルを6つご紹介します。
あらかじめ知っておくことで、予防や早めの対応にもつながります。
電池切れで開かない
スマートロックのトラブルで最も多いのが、「電池切れ」によるものです。
スマホで操作しても反応しない、ボタンを押しても動かない。
そんな状態になり、突然ドアが開かなくなるケースがよくあります。
多くのスマートロックでは、電池残量が少なくなるとアプリ通知や音で知らせてくれます。
しかし、「まだ大丈夫だろう」とそのまま使い続け、気づいたときには完全に電池切れという方も少なくありません。
トラブルを防ぐには以下の対策がおすすめです。
✅電池残量の警告が出たら、すぐに交換
✅定期的な電池確認を習慣に
スマートロックは便利な反面、「電池があること」が前提の機器です。
使い始めてから一度も電池を交換していない方は、突然の電池切れに特に注意が必要です。
サムターンが回らない
サムターンとは、ドアの内側についている「手で回して施錠・解錠するつまみ」のことです。
最近ではスマートロックと連動して動くタイプも多く、鍵を使わなくても解錠できる仕組みになっています。
このサムターンが解錠方向に回せなくなり、室内からも外からも開かなくなるトラブルが起こることがあります。
見た目には異常がなくても、スマートロック本体の不具合によって内部で引っかかりが生じ、回らなくなるケースも少なくありません。
実際に、シリンダーや錠ケースには問題がないのに、スマートロック側の不具合だけで開かなくなっていた例もありました。
無理に力を入れて回そうとすると、部品の破損やドアの故障につながる恐れがあります。
サムターンが回らない状態は、自力での解決が難しいケースが多いため、早めに鍵の専門業者に相談することをおすすめします。
スマホ・鍵の持ち忘れで開かない
スマートロックはスマホなどで解錠できるのが便利ですが、解錠手段がスマホだけの場合、スマホを忘れると家に入れなくなることがあります。
「少し外に出るだけ」とスマホを持たずに出た結果、オートロックがかかって締め出されてしまうケースも少なくありません。
また、スマホを持っていても、
・電池切れ
・故障
・紛失
といったトラブルにより開けられなくなる可能性があります。
安心して使うために、物理鍵や暗証番号など、複数の解錠手段を用意しておきましょう。
アプリや通信の不具合
スマートロックはアプリや通信がうまく動かないと、鍵が開かないことがあります。
・アプリが起動しない、ログインできない
・通信が不安定で反応しない
・アップデート後に操作できなくなった
といったトラブルは、意外とよくあります。
定期的にアプリや端末の状態を確認し、万が一に備えて物理鍵などの予備の解錠手段を用意しておくと安心です。
反応が遅い・動かない
ボタンを押してもすぐ反応しない、スマホで操作しても動くまでに時間がかかるなど、動作が不安定になるトラブルもよく見られます。
中には、モーター音はするのに鍵が開かないというケースもあります。
「たまにだから大丈夫」と放置していると、ある日まったく動かなくなることも。
こうした反応の遅さや違和感は、故障の前兆であることが少なくありません。
気づいた時点で、早めに点検や修理を依頼するのがおすすめです。
両面テープが剥がれて本体がずれる
スマートロックの本体は、ドアに両面テープで固定されていることが多く、時間の経過や湿気・温度差の影響でテープが剥がれることがあります。
これにより、スマートロック本体が脱落したり、本体がズレてサムターンとうまくかみ合わず、モーターが空回りして施錠・解錠ができないなどの不具合が生じる可能性があります。
設置から時間が経っている場合は、両面テープがしっかり固定されているかを定期的に確認し、剥がれや浮きが見られる場合は再固定や貼り直しを行うようにしましょう。
冬は要注意!?スマートロックのトラブルが急増する理由
スマートロックのトラブルは、冬になると増えやすい傾向があります。
その理由は、寒さによる電池の性能低下です。
一般的な電池は気温が下がると電圧が下がり、残量があっても急に動かなくなることがあります。
そのため、「まだ使えると思っていたのに、突然開かなくなった」という相談が冬場に多くなるのです。
また、屋外と室内の気温差によって結露が起こり、電子部品に影響が出るケースもあります。
年末年始は帰省や外出が増える時期でもあり、電池切れや不具合によるトラブルが集中しやすい季節です。
トラブルを防ぐためにできる予防策
スマートロックのトラブルは、日頃のちょっとした意識で防げるものも多くあります。
安心して使い続けるために、次のポイントを押さえておきましょう。
「まだ大丈夫」と思っているうちに起こるのがスマートロックのトラブルです。
早めの対策で、急な締め出しを防ぎましょう。
スマートロックの開錠・修理・交換はプロに相談を
スマートロックのトラブルは、電池交換で直るものもありますが、本体や内部部品の不具合が原因のこともあり、自分で判断や対応が難しいケースが少なくありません。
無理に操作すると症状が悪化したり、ドアや錠前を傷めたりすることも。
「開かない」「動かない」と感じたら、早めに鍵の専門業者へ相談するのが安心です。
リベ大鍵サービスでは、玄関扉開錠を21,500〜33,000円(税込)で行っています。
※どこから解錠するか、防犯サムターンかどうかにより費用は前後します。※状態によって破壊開錠になる場合は別途部品代がかかります。
※出張料金、早朝深夜料金がかかる場合があります。
参考:リベ大鍵サービス作業料金
現場で状況を確認し、最適な方法をご案内するので、急な締め出しや不具合の際は無理をせずプロにお任せください。
まとめ
スマートロックはとても便利な反面、電池切れや電子的な不具合など、従来の鍵とは違ったトラブルが起こることがあります。
とくに、まだ電池交換を経験していない方は、突然の電池切れによる締め出しに注意が必要です。
冬場は電池の消耗が早まり、トラブルが増えやすい時期でもあります。
早めの電池交換や日頃の動作確認、複数の解錠手段の準備など、ちょっとした予防が安心につながります。
それでも「開かない」「動かない」といったトラブルが起きた場合は、無理に対処せず、鍵のプロに相談しましょう。