- 投稿日:2026/01/15
- 更新日:2026/01/16
記事内容
ビジネスメール詐欺とは?
ビジネスメール詐欺(BEC)とは、会社の上司や経営者、取引先になりすまして経理担当者等にメールを送り、金銭や重要情報をだまし取る詐欺です。
「(社長からの)緊急指示」、「取引先からの支払先変更」など、一見すると業務上もっともらしい内容を装っているため、冷静な判断ができないまま対応させられてしまい、深刻な被害につながるケースがあります。
特に近年は、いずれかから入手したメールアドレス等の情報を元に、実在する人物名や実在する会社名を使うケースが多く、誰でも被害者になり得るのが特徴です。
警察庁も注意喚起をしています。
詐欺メールの具体例
例えば、次のようなメールが確認されています。
① 自社の役員を名乗り、「至急対応が必要。今すぐ確認してほしい」と業務メールが送信される
② メールの指示に従うと、LINEグループの作成・参加や、QRコードの読み取りを求められる
③ 指定口座への送金を指示される(被害発生)
送信元アドレスを見ると、会社のドメインとよく似ているが微妙に違うなどの特徴があり、「急いで」「誰にも言わずに」と指示されるのも典型的な手口
被害に遭わないための対策
ビジネスメール詐欺の被害を防止するためのポイントは次のとおり
メールやLINEだけでお金や口座情報の話が出たら要注意
上司や取引先を名乗る内容でも、電話など別の手段で必ず確認
「急ぎ」「極秘」と言われたら、一度立ち止まる
犯行を看破した事例では、「代表はメールでこんな連絡をしない(表現を使わない)」として気付いたものも
会社内で送金ルールや口座変更時の確認方法を明確に決めておくことも大事
個人の注意だけでなく、組織としてのルール作りが被害防止につながります。
被害に遭った場合の対応
万一、送金したり、情報を送った場合は、すぐに行動することが重要
① 会社の上司・関係部署に報連相
② 金融機関に連絡、送金停止(組戻)や口座凍結を依頼
③ 警察(最寄りの警察署、相談ダイヤル#9110)に相談・通報
早期対応により、被害の拡大を防げる(場合によっては返金を受けられる)可能性があります。
各都道府県警察も注意喚起を行っています。
最後に
ビジネスメール詐欺は、年末年始に急増したため、会社内で連絡を取らない時期を狙ったものとも一部報道されていますが、匿名・流動型犯罪グループの新たな犯行手口として広がる懸念も十分にあります。
資産をいくら稼ぎ貯めても、一度騙されて大事な財産を詐取されれば、その意味はなくなりますから、「貯める力超大事」です。
ぜひこの情報を職場や家族の皆さんとも共有してください。何か引っ掛かることがあれば、家族や上司同僚、友人等の身近な人に相談することが被害抑止につながり、あなたの一度の確認が、会社と大切なお金を守ります。