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  • 投稿日:2026/02/12
  • 更新日:2026/02/12
ケンカを回避する『夫婦のトリセツ』の作り方

ケンカを回避する『夫婦のトリセツ』の作り方

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田川洋子@お見合いの人

田川洋子@お見合いの人

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要約
トイレの後に手を石鹸で洗うか、水だけで洗うか…これだけでも文化の違いが出ます。 (ちなみにアンケートを取ったところ、だいたい半々みたいです)

こんにちは!田川洋子@お見合いの人です。

交際中や新婚生活で、こんな風にモヤモヤしたことはありませんか?

「なんで彼は、私が怒ってるのに放っておくの? 冷たい!」
「良かれと思ってやったのに、なんで文句言われるの?」
「言わなくても普通、これくらいわかるでしょ!」

このすれ違いの原因、実は「愛がない」からでも「相性が悪い」からでもありません。
単に、お互いが「違う文化」で動いていることを知らなかっただけ の事故かもしれません。

結婚とは、育った環境も常識も全く違う他人同士が、一つのチームを組むこと。
いわば「異文化交流」です。
そこで必要になるのが、お互いの仕様を理解するためのツール、「取扱説明書(トリセツ)」 なのです。

1. 「トリセツ」は「要望リスト」ではありません

まず、一番大切な大前提をお話しします。
多くの人が勘違いしていますが、トリセツとは「私にこうしてほしい!」という要望(ワガママ)を突きつけるリストではありません。

正しいトリセツとは、「私はこういう特性を持った生き物です」という「仕様の開示」 です。

× 要望
「私が不機嫌なときは優しく慰めてよ!トリセツに書いてあるでしょ!」
○ 仕様開示
「私はお腹が空くと機能停止し、イライラが発生するシステムです。そんな時は甘いものを与えると3分で再起動します」

このように、自分の感情のスイッチや限界点、回復方法を客観的に伝えておくのです。
そうすればいざトラブルが起きた時に、相手はパニックにならずに
「あ、これはトリセツに書いてあったヤツだな。対処法は…」
と冷静に対処できます。

2. 【実録】トリセツ不足が招いた「ジーパン事件」

私が再婚してすぐに夫と同居を始めた時の話です。
ある日、夫が脱ぎ捨てていたジーパンを私は良かれと思って洗濯し、乾燥機にかけて畳んでおきました。
「私って気の利く良い奥さん♪」と自画自賛していたのですが…それを見た夫は愕然として言いました。

「えっ…洗ったの? しかも乾燥機? 縮んじゃうじゃん…」

なんと彼には「冬場は汗をかかないから、ジーパンの洗濯は週に1回でいい(むしろ洗いたくない)」 という独自の仕様があったのです!
毎日洗うのが常識だと思っていた私からしたら「ええっ!?(汚なっ)」と仰天しましたが、彼にとってはそれが47年間生きてきた「普通」だったのです。

ここで、服は毎日洗うべきか否かの論争を繰り広げて「正義のつるぎ」で戦おうとしてしまうとケンカになります。
ここで必要となってくるのが「トリセツ」を一緒に作るという意識です。
夫は洗ってもいいけど、痛むのが嫌。
私は清潔を保ちたいので毎日洗いたい。
じゃあ、「洗いたい人(妻)が責任をもって洗う。洗うときは痛まないようにネットに入れて乾燥機は使わないようにする」というのはどうかな?
と、こんな風に困りごとをどんな行動で対処するかを決めていく。
夫婦で一緒にトリセツを育てていくという姿勢が大事です。

3. 必ず交換すべき「必須項目」4選

では、具体的にどんな項目を共有すればいいのでしょうか。
特に結婚生活の「地雷」になりやすい4つのポイントをご紹介します。

① 「不機嫌時」「体調不良時」のトラブルシューティング

自分が落ち込んだり怒ったりした時、また、病気になって具合が悪い時にどうされたいかは人によって違います。

放置型: 「一人にしてほしい。時間が経てば勝手に直るから放っておいて(構われるとイライラする)」
解決型: 「アドバイスが欲しい。一緒に解決策を考えてほしい」
共感型: 「ただ話を聞いて『大変だったね』とよしよししてほしい」

ちなみに私は「放置型」ですが、夫は「解決型」です。
これを知らないと、放っておいてほしい私に夫が一生懸命アドバイスをしてきて、「うるさいなぁ!」と火に油を注ぐことになります。
「私が黙り込んだら再起動中なので、30分そっとしておいてください」と伝えておくだけで、平和が守られます。

また、病気になった時にはそっと寝かせておいて欲しいタイプなのか。
こまめに声をかけてもらって心配してもらう事に愛を感じるタイプなのか。
どういう看病をして欲しいのかを事前に話しておくと良いです。
寝込んだら買ってきて欲しい物があるのであれば、事前に買い物リストを作成しておくといざという時に役立ちます。

② 「金銭感覚」と「浪費」の基準

「何にお金を使うか」は喧嘩の火種No.1です。
年収や貯金額の開示はもちろんですが、もっと大事なのは「何には糸目をつけず、何をケチるか」という価値観です。

私の夫は「普段は質素だけど、趣味の道具には糸目をつけない」タイプでした。
私はそれを事前に聞いていたので、彼が高価なスポーツ用品を買っても「仕様通りだな」と受け入れられましたが、知らなかったら「無駄遣い!」と喧嘩になっていたでしょう。
また、奨学金やローンの有無など「負債」の情報も、隠さず開示するのが信頼への第一歩です。

③ 「愛されている」と感じるポイント

これも人によって千差万別です。

• 「愛してる」「可愛いね」と言葉で言われたい人
• ハグなどのスキンシップが欲しい人
• 家事を手伝ってくれる「行動」に愛を感じる人

私は言葉よりも「行動」派なので、夫が黙って洗い物をしてくれていると「愛だなぁ」と感動します。
逆に夫は言葉で褒められたいタイプなので、意識して「すごいね!」「ありがとう!」と言葉にするようにしています。
ここがズレていると、「私はこんなに愛しているのに伝わらない!」という悲劇が起きます。

④ 衛生観念の「許容ライン」

「バスタオルは毎日洗うか?」
「掃除機は毎日かけるか?」
生活の細かなルールは、お互いのストレスに直結します。
「僕は床はなるべく綺麗に保ちたいので頻繁に掃除機をかけます」
「私はトイレの蓋が開いていると気になる仕様です」 など、お互いの「譲れないポイント」と「どうでもいいポイント」をすり合わせておきましょう。

4. 伝え方のコツ:「I(アイ)メッセージ」で

トリセツを伝える時、相手への命令口調になってはいけません。
主語を「私(I)」にして伝えましょう。

× 「飲み会の時は連絡してよ!約束したでしょ。私の事なんてどうでもいいの?」(命令)
○ 「連絡がないと事故にあったんじゃないかと心配なんだ。だから連絡をもらえると安心して眠れるから協力してほしい」(自己開示)

こう伝えれば、相手は「責められている」とは感じず、「君を安心させるために連絡しよう」と協力してくれるはずです。

5. 自分を知ることからスタートしてみよう

まずは 「自分のトリセツ」 を作ってみる事から始めましょう。 自分のことは意外と自分でもわかっていないものです。

• 自分が何にイライラしたり悲しくなったりするのか?
• どうされたら機嫌が直るのか?
• 絶対に踏まれたくない地雷はどこか?

これらを言語化して「私はこうなんだけど、あなたはどう?」と相手にも聞いてみましょう。
トリセツは相手の行動を縛るルールではありません。
あくまで「あなたとずっと仲良くしていきたいので、できればお願いします」 という横並びの姿勢でいてくださいね。

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