- 投稿日:2026/02/13
- 更新日:2026/02/14

かつての私は、
「学資保険」、「個人年金保険」、「医療保険」、「がん保険」
一通り加入していました。
将来のため、家族のため。
そう思って、深く疑うことなく保険料を払い続けていました。
しかし、冷静に数字と制度を調べた結果、すべて解約する決断をしました。
学資保険は「ほぼ増えない貯金」
以前加入していたのは、円建ての学資保険です。
・月額保険料:約16,000円
・払込期間:10年
・払込総額:192万円
・満期(18年後):200万円
18年間で8万円増えますが、年率に直すとたったの約0.2%。
超低金利時代に加入したため、ほとんど増えない商品でした。
これなら、
「学資保険である意味はほとんどない」
そう感じざるを得ませんでした。
外貨建て年金保険も、安心とは言えなかった
さらに、外貨建ての個人年金保険にも加入していました。
・月額保険料:約14,000円
・想定利回り:約3%
数字だけ見ると悪くなさそうですが、
米ドル建てのため為替リスクがあります。
将来受け取る金額は保証されておらず、
為替相場次第で大きく変わる可能性があります。
「年金保険」という名前とは裏腹に、将来が確定しない商品でした。
貯蓄型保険に共通する大きな問題点
学資保険と年金保険、共通して言えることがあります。
・死亡保障はほとんどない(払込保険料程度)
・貯蓄としても効率が悪い
・中途解約すると元本割れしやすい
実際、私も解約した結果、
それぞれ約10万円、合計20万円ほど元本割れしました。
この時点で、
「手数料をかなり払っていたのだな」
と実感しました。
医療保険・がん保険は本当に必要か?
結論から言うと、日本では医療保険とがん保険は
基本的に不要だと考えています。
理由は、日本の公的医療保険制度が非常に手厚いからです。
【公的医療保険制度】
・医療費は原則3割負担
・高額療養費制度により1か月の自己負担額には上限がある
一般的な収入であれば、1か月の自己負担の上限は数万円程度で済みます。
医療保険に毎月数千円~数万円払うより、貯金で十分対応可能です。
先進医療への備えが不安
よく聞くのが、
「先進医療が高額だから不安」
という意見です。
確かに先進医療は高額療養費制度の対象外です。
ただし、先進医療とは安全性・有効性を検証中の治療であり、
必ずしも最先端で最良の治療というわけではありません。
代表的な陽子線治療や重粒子線治療は、
・実施件数が非常に少ない
・実施できる医療機関も限られている
つまり、高額な先進医療を受ける可能性自体が極めて低いのです。
浮いた保険料は、すべて投資に回した
・学資保険+年金保険:約30,000円/月
・医療保険+がん保険:約10,000円/月
上記の保険をすべて解約し、今まで支払っていた保険料合計40,000円/月を、
NISAで全世界株式インデックスファンド(オルカン)に積み立てています。
このお金は、子どもの学費や将来の老後資金として、長期で運用します。
仮に毎月4万円を15年間、年率5%で運用できれば、
元本720万円が約1,059万円にもなります。
元本割れの不安と、解約を決断した理由
正直、20万円以上の損失を確定させることにはかなり迷いました。
人間には、損失回避バイアスがあります。
得られる喜びより、失う痛みの方が強く感じるのです。
それでも、今後の長期シミュレーションを計算すると、
保険を続けるより、投資信託で運用した方が
将来的に増える可能性が高いことが分かりました。
実際、ここ数年は株式相場が絶好調だったので、
あの時に解約して良かったと心から思います。
今後はどうなるかは誰にも分かりませんが、長期的に見れば
保険よりも投資信託で問題ないと思います。
保険は貯蓄ではなく、万が一に備えるもの
以上のことから、
・貯蓄型保険は増えない
・医療保険・がん保険は公的医療保険制度でカバーできる
・本当に必要なのは「万が一の保障」だけ
ということが分かっていただけたかと思います。
私は貯蓄型保険と医療保険を解約し、
NISAで投資信託を積み立てる選択をしました。
将来のお金の不安を減らしたいなら、今一度、
「その保険、本当に必要か?」
立ち止まって考えてみてください。
ほけんの窓口やFPに相談しても、案内されるのは手数料の高い保険だけです。
自分のお金は自分で守りましょう。