- 投稿日:2026/03/04
はじめに
こんにちは❗️にしやんです😄
リベシティに入会して3年4ヶ月、今回初めてノウハウ図書館へ投稿させていただきます。
これまで学んできたことや実際に経験した内容が、少しでも皆さんのお役に立てればと思い、今回が第1号目の投稿になります。
最後まで読んでいただけると嬉しいです😊
■ 結論
個人事業主やフリーランスをやっていると、
「これって経費?それとも資産?」
「今年まとめて落とせるの?それとも何年かに分けるの?」
と悩む場面は本当に多いですよね。
特にパソコンや仕事道具の購入は、
買う時期と金額次第で税金が大きく変わります。
そして今回、大きな変更があります。
👉 2026年4月から「少額減価償却資産」の上限が30万円未満から40万円未満へ引き上げられます。
これは物価高を背景にした重要な税制改正です。
この記事では、
・経費と資産の違い
・10万/20万/30万/40万円のルール
・なぜ一括償却資産は使われにくいのか
・見落としがちな償却資産税
・これからの賢い買い方
を、できるだけ噛み砕いて解説します。
1.まず大前提:10万円未満は今まで通り「経費」
最初に安心してほしいポイントです。
1点当たり10万円未満の支出は、
その年の経費でOK。
これは今回の改正でも変わりません。
なぜかというと、税法の考え方はこうです。
「少額なものまで資産管理するのは手間がかかる」
だから10万円未満はシンプルに経費扱いにしてよい、というルールになっています。
具体例
・9万円のプリンター
・7万円のモニター
・3万円のキーボード
・5万円のスマホ
これらは「消耗品費」などでその年に全額経費にできます。
まずはここを土台として押さえておきましょう。
2.10万円以上は原則「資産」になる
問題はここからです。
10万円以上になると、原則は「固定資産」扱い。
つまり、一度に全額経費にはできません。
なぜか?
10万円以上のものは、多くの場合「何年も使う」からです。
そこで登場するのが「減価償却」という考え方です。
減価償却とは?
簡単に言うと、
「使う期間に分けて少しずつ経費にする」
という仕組みです。
例
・パソコン → 耐用年数4年
・車 → 耐用年数6年
例えば40万円のパソコンを買った場合、
40万円 ÷ 4年 = 10万円ずつ経費
となります。
正直、
「もう40万円払ってるのに…」
と感じる人も多いですが、これが税法の原則です。
3.10万~20万円未満の「一括償却資産」
ここで少し特殊な制度が出てきます。
10万円以上20万円未満なら、
一括償却資産という選択肢があります。
これは、
・資産として計上する
・3年間で均等に償却する
という仕組みです。
例
18万円の機材を買った場合
→ 6万円 × 3年
ただし、実務ではあまり使われません。
理由は次に出てくる制度が圧倒的に有利だからです。
4.30万円未満は即経費の「神制度」
2003年に登場したのが、
少額減価償却資産制度
です。
この制度のすごいところは、
👉 30万円未満なら全額その年に経費にできる
という点です。
本来は資産扱いなのに、例外的に即経費OK。
これが非常に強力です。
利用条件(旧ルール)
・青色申告をしている
・年間合計300万円まで
・従業員500人以下
この制度があるため、一括償却資産はほぼ使われなくなりました。
5.2026年4月から40万円未満へ拡大
ここが今回の最大ポイントです。
2026年4月以降、上限が40万円未満になります。
なぜ変更されたのか?
理由は物価高です。
今どき、高性能パソコンは30万円を簡単に超えます。
その実態に合わせた改正です。
超重要な具体例
39万円のパソコンを買う場合
● 2026年3月まで
→ 4年償却(約9〜10万円ずつ)
● 2026年4月以降
→ 全額39万円をその年に経費
つまり、
1か月ずらすだけで節税になる可能性がある
ということです。
これは知らないと大きな差になります。
条件の変更点
・青色申告 → 必須(変更なし)
・年300万円上限 → 変更なし
・従業員500人以下 → 400人以下
従業員数の条件はやや厳しくなります。
6.300万円の上限はより重要になる
上限が40万円になることで、
300万円枠を超えやすくなります。
例
40万円 × 8台 = 320万円
これだけでアウトです。
今後の対策
・一部を一括償却資産に回す
・購入時期を分散する
・決算月を意識する
「全部即経費」は今後リスクになります。
7.意外と重要な「償却資産税」
ここは見落としがちです。
減価償却資産には、
償却資産税(固定資産税)がかかる場合があります。
課税区分
・10万円未満 → かからない
・一括償却資産 → かからない
・少額減価償却資産 → かかる可能性あり
免税点
・これまで:150万円未満
・2027年1月1日から:180万円未満
設備投資が多い人は注意です。
場合によっては、
「あえて一括償却を選ぶ」
という判断も合理的です。
8.これからの買い方が一番大事
今回の改正で重要なのは、
金額よりもタイミング
です。
特にパソコンや機材は、
・今すぐ必要か?
・4月以降にずらせるか?
・300万円枠は余裕があるか?
この視点が重要になります。
■ まとめ(再結論)
今回の改正の本質は、
👉 知らないと損をする改正
ということです。
最重要ポイント
✔ 10万円未満は今まで通り即経費
✔ 40万円未満は2026年4月から即経費
✔ 年300万円の上限はそのまま
✔ 償却資産税の免税点は180万円へ
個人事業主にとって、
「買う時期を1か月ずらす」
これだけで税金が変わる時代になります。
節税はテクニックよりも、
ルールを知ることが
一番大切です。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
これが初めての投稿になりますので、内容に至らない点や誤認識している部分もあるかもしれません。
それでも、自分自身の経験や学び、調べたことをもとに発信し、共有していきたいと思っています。
この記事が、あなたの設備投資や経費判断のヒントになれば嬉しいです。
もし少しでも参考になりましたら、レビューや「いいね」をいただけると、今後の投稿の励みになります。
これからもよろしくお願い致します😊