- 投稿日:2026/02/26
- 更新日:2026/03/22
私は、本来別段読書好きではないし、読破も割とできないタイプなのですが、”紙本派”ではあります。
紙の本って、なんだか手にしてると、自分がちょっと知的に感じます(笑)
特に分厚いハードカバーの本などは、装丁(そうてい・外観のデザイン)が素敵なものだとインテリアにもなって、満足感も得られます。
気に入って手にした本は、テンションを上げてくれる小道具にもなるのです。
最近、文章を書く上で、もっと読みやすく、人にわかりやすく伝えられるようになりたいと思い、積極的に読書をすることで学んでみようと思い立ちました。
人と比べることができないのでわからないのですが、私の頭の中は、とにかく文字や思考だらけで、常にごちゃごちゃ渋滞状態です。
しかし、読書を始めてしばらくすると、なんとなく頭の中のごちゃつき感が少なくなり、気持ちが落ち着いているような気がしてきました。
そんな中、”読書の効能”を知ることができるらしい書籍と出会ったのです。
「なるほど!そういうことだったのか!💡」
と、自分の頭が決して特別な訳ではないようだ、という長年の疑問解消にもつながりました。
ますます読書に対しての興味が深まり、作家さんや作品だけではなく、一冊一冊の本に対する見かたも変わり、日常の過ごし方にも、より充実感を得られています。
ここでのおすすめは”紙の本を読むこと”ですが、私たちの脳や精神に効能をもたらしてくれる読書はどういう風にいいのでしょうか?
読書をしているとき、脳はそれぞれの領域でいろんな働きをしています。
その中で私が体感している、読書の普段使いとして「こういう効果はいいなぁ📖」と感じることに焦点を当ててみます。
まずは、日常で私たちはどのくらい脳を疲れさせているのかを考えてみましょう。
📱💻📺私たちの脳は疲れている
私たちは毎日、スマートフォンやパソコン、テレビなどから、絶え間なく流れる新しい情報を受け取り続けています。
その結果、「情報過多」や「脳疲労」を感じている人も少なくないのではないでしょうか?
私たちの脳は、進化の過程で環境の変化や危険をいち早く察知するために、新しいものや変化のあるものを自然に求める、という特性があるそうです。
私たちの脳は、本来とてもエネルギーを使う器官です。
考え続け、選び続ける状態が長くなると、脳は自然と「省エネモード」に入ろうとします。
その結果として現れやすくなるのが、いくつかの認知バイアスです。
🧠脳が疲弊することで引き起こる『認知バイアス』
❓【バイアス】とは、「偏り」「偏見」「先入観」などを意味し、認識の歪みや偏りを表現する言葉です。
※脳が疲れると、私たちは “楽な考え方” を選びやすくなります
✎______________
👉🏻『確証バイアス』
私たちは、自分が「正しい」と思っている考えを裏づける情報ばかりを集めてしまう傾向があります。
反対意見や都合の悪い事実が目に入っても、「例外」「特殊なケース」として無意識に脇へ置いてしまう。
これを確証バイアスと呼びます。
視野を狭めている自覚がない点が、このバイアスのいちばん厄介なところです。
👉🏻『対応バイアス』
他人の行動は「その人の性格や資質」のせいにしやすく、一方で自分の行動は「その場の状況や環境」のせいにしやすい。
この判断のズレを対応バイアス(基本的帰属エラー)と呼びます。
無意識のうちに、私たちは自分を守る説明を優先してしまうのです。
👉🏻『現状維持バイアス』
人は、今の状態に不満があっても、「変えないこと」を選びやすい生き物です。
変化には不確実さや労力が伴うため、現状のままのほうが安全に感じられるからです。
この心理的傾向を現状維持バイアスと呼びます。
🧠『認知バイアス』の働きすぎによる不都合
これらのバイアスは、情報が膨大で迅速な判断が求められる環境下では、より頻繁に働きやすくなります。
結果として、短絡的な判断や誤った意思決定を下したり、合理的に見えて実は思考停止に近い選択になることもあるのです。
脳が徐々に疲弊することで、正確に情報を評価したり批判的に思考する能力が低下し、表面的な情報処理から抜け出せなくなる状態につながっていくのです。
🧠メンタル不調は脳の疲弊状態の可能性も
また、脳は過活動状態では、非常に疲弊しやすくなり、それが続くと、集中力の低下や感情の不安定化などのメンタルの不調として表れることがあります。
「メンタルが病んでいる」と言うことがありますが、それは”脳が働きすぎて疲弊している状態”であって、過剰な活動によって消耗し、本来の能力を十分に発揮できなくなった状態であるかもしれないと理解することも重要なようです。
もちろん、すべてのメンタル不調が脳疲労だけで説明できるわけではありませんので、一つの側面からの見解としてください。
📚読書がもたらすリラックス効果
読書に集中することで脳はストレス刺激を抑制し、運転を切り替えて過活動を抑えることで負の思考のスパイラルから解放され、それにより、脳はクールダウンされます。
登場人物の心情や物語のシナリオを深く想像することで、共感力や社会的認知能力を高める効果もあるとのこと。
読書は単なる娯楽を超えて、筋肉の緊張を緩和し血圧を下げる役割を持つ副交感神経を働かせたり、ストレスホルモンを抑制したりといった、心理的な安定性を向上させる有効な手段であることが明らかになっているようです。
•───• 「📕私が感じる読書効果」 •───•
先にも書きましたが、普段から頭の中が常に渋滞気味の私なのですが、ふと「あら?なんだか頭の中がスッキリしているような?」と感じる瞬間がありました。
頭の中が整理されて余白ができ、気分的にも落ち着きがあるような感覚を覚えました。
📚読書中のポジティブセルフトーク
『ポジティブセルフトーク』とは、自分を前向きに支えるような語りかけのことです。
🔖「自分ならできる」「よくやった」などの自己肯定的な言葉
🔖「この出来事から何が学べるだろう?」などの自分への問いかけ
🔖「今日も良い本が読めて幸せだ」「ありがとう」などの満足や感謝の表現
などです😊
ポジティブセルフトークは、3つの幸せホルモン🍀と呼ばれる、ドーパミン・セロトニン・オキシトシンの分泌を促し、また、前頭前野が活性化されることで感情や衝動を適切にコントロールする能力が高まるとされています。
•───• 「📕私が感じる読書効果」 •───•
「あの本の続きを早く読みたいな」「この漢字はなんと読むんだろう?」「読み終えた」や「素晴らしかった!」(充足感)など、読書をすることで、ワクワク感があったり、疑問や関心が湧いたり、満ち足りた気持ちを持つことが増えました。
読書することで、他のジャンルへの興味の幅が広がり、日常生活にこれまでより張りができたことも感じています。
📚ジャケ買いしてみよう!
「本を読んでもいいけど、どんな本がいいのかわからないなあ🤔」
という人もいるかもしれませんね。
そんなときは、”ジャケ買い”してみませんか?
要するに、見かけが好き😃✨と感じる本を買ってみるのです。
ぜひ、書店をお散歩するつもりで歩き回ってみてください。
表紙に一目ぼれすることもありますが、ページをめくってみると、こんなところに惹かれることがあります。
👌🏻イラストが好み
👌🏻字体が好き
👌🏻紙質がここちよい
ちなみに、私が最近ジャケ買いした本がこちら👇🏻です。
まず、表紙カバーで「欲しい!😍」と一目ぼれし、大人気絵本作家さんと芥川賞作家さんの共作であることにも惹かれました。
本を開けば、イラストはもちろんのこと、字体がいい。紙質がいい。💯😀
子供から大人まで楽しめる、ほんわか出来る一冊だと思います。

📚併読のすすめ
読書を進めていく過程で、【併読】もおすすめします。
併読とは、2種類以上の本を同時に読み進める方法です。
読書が苦手だと感じる人の多くは、集中力がないのではありません。
ただ、一冊を最後まで読み切ろうとして、脳を疲れさせてしまっているだけとも考えられます。
併読は、そんな自分を責めなくていいための読書法です。
疲れたら別の本に移っていい。興味が戻ったら、また戻ってくればいい。
そうやって本との距離を柔らかく保つことで、読書は「がんばるもの」から「続けられるもの」に変わっていきます。
📖まとめ
私たちは日々、気づかないうちに多くの情報を処理し、考え、選び続けています。
その結果、脳が疲弊し、思考の偏りやメンタルの不調として表れることも少なくありません。
読書は、そんな疲れた脳を静かにクールダウンさせてくれる習慣のひとつです。
正解を急がず、誰かと比べることもなく、ただ物語や言葉に身を委ねる時間。
それは、思考を「がんばるモード」から「整えるモード」へ切り替えるスイッチのようなものだと感じています。
一冊を読み切れなくてもいい。気になる表紙から選んでもいい。疲れたら別の本に移ってもいい。
読書は、上手にやるものではなく、続けられる形を見つけるもの。
もし最近、頭や気持ちが少し重たいと感じているなら、紙の本を一冊、そっと手に取ってみるところから始めてみてはいかがでしょうか📖
最後までお読みいただき ありがとうございました😊
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参考書籍:【読書する脳】著者 毛内拡氏
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