- 投稿日:2026/02/23
- 更新日:2026/02/26
「新しいMacBookを買いたいけど、データ移行が面倒で・・・」
「データの移し方がわからなくて不安…」
「変なボタンを押してデータが消えたらどうしよう…」
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、安心してください。実はデータ移行は思ったより簡単です。
移行アシスタントを使えば、「待つだけ」でほぼ終わるんです。
💡 【豆知識】「データ移行」ってなに?
新しいMacBookに、古いMacBookの中身(写真、書類、設定など)を引っ越しすることを、「データ移行」と呼びます。要するに、丸ごとコピーするだけです。難しそうに聞こえますが、実際はとてもシンプルな作業です。
1. 準備するもの
作業を始める前に、まずはこれらを手元に用意しましょう。
✅️ 古いMacBook
✅️ 新しいMacBook
✅️ 充電ケーブル 2本(電源が切れないよう両方ともコンセントに繋ぐ)
✅️ Wi-Fi環境(家のWifiで作業)
⏱️ どのくらい時間がかかるの?
データの量とインターネットの速度によって大きく変わります。
📊 移行時間の目安:
・少なめ(100GB以下):約1時間
・普通(100〜200GB):約1〜2時間
・多め(200GB以上) :2時間以上
私が実際に移行した時のデータ量と時間は、こんな感じでした。
・データ量:122GB / 500GB・接続方法:Wi-Fi・所要時間:約1時間
⏰ いつやるのがいい?
データ移行には数時間かかることがあります。移行中はMacBookが使えなくなりますので、寝る前やお休みの日の午前中など、時間に余裕がある時に行いましょう。
2. 失敗しないための「事前チェック」
スムーズに進めるために、古いMacBookと新しいMacBookの両方で以下の3つを確認してください。
【1】OS(オーエス)を最新にする
古すぎると、うまく移行できないことがありますので、パソコンの基本ソフト(macOS)を最新にしておきましょう。
▼macOSのバージョン確認方法
① 画面左上の「🍎マーク」→「システム設定」を開く。
(または、画面下のDockから「システム設定(歯車マーク)」をクリック)
②「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開く。
③「アップデートを確認」ボタンをクリックして最新の状態であることを確認する。

⏰ 時間に注意!
OSアップデートには1〜2時間程度かかることがあります。移行作業の前日など、時間に余裕がある時にやっておくとスムーズです。
※新しいMacBookも在庫期間が長かったり中古品の場合は、OSが古いことがありますので確認しておきましょう。
【2】データ容量を確認する
新しいMacを買う前に、必ず確認してほしいことがあります。
古いMacで使っているデータ量が、新しいMacのストレージ容量より大きいと、移行に失敗してしまいます。
古いMacのデータ使用量 ≦ 新しいMacのストレージ容量
例:
❌ NG:古いMac(300GB使用中)→ 新しいMac(256GBモデル)
✅ OK:古いMac(122GB使用中)→ 新しいMac(256GBモデル)
✅ OK:古いMac(200GB使用中)→ 新しいMac(512GBモデル)
▼ データ使用量の確認方法
① 画面左上の「🍎マーク」→「システム設定」を開く。
(または、画面下のDockから「システム設定(歯車マーク)」をクリック)
② 「一般」→「ストレージ」をクリック。
(分子「117.26GB」がデータ使用量、分母「494.38GB」がストレージ容量)
⚠️ もし容量が足りない場合は?
移行アシスタントが「容量が不足しています」とエラーを表示します。以下のような対応方法があります。
・不要なファイルやアプリを削除してから移行する。
・動画や写真など、大きなファイルを外付けハードディスクに移してから移行
・容量が大きいモデルに買い替えを検討
【3】 Wi-Fiをオンにする
両方のMacBookが、家の同じWi-Fiに繋がっていることを確認してください。
※Wi-Fiのネットワーク名が2つある場合(例:「MyHome-2.4G」と「MyHome-5G」)は、両方のMacを同じネットワーク名に接続してください。パスワードが同じでも、ネットワーク名が違うと移行できません。
【おすすめ】移行アシスタントを使ってWi-Fiで移行
データ移行にはいくつか方法がありますが、初心者の方にはApple純正の「移行アシスタント」という機能を使うのが一番安全で簡単です。
💡 移行アシスタントの良いところ
・ケーブルを購入する必要がない(Wi-Fi利用)
・壁紙やパスワードなど、細かい設定もそっくりそのまま移せる
・Appleが用意した機能なので安心
🔧【豆知識】もっと速くしたい人へ:有線ケーブルという選択肢
この記事ではWi-Fiでの移行方法を説明していますが、もっと速く終わらせたい人には「有線ケーブル」という方法もあります。
速度の違い:・Wi-Fi接続:標準的な速度(この記事で説明している方法)
・USB-Cケーブル(MacBook Air向け):Wi-Fiより大幅に速い
・Thunderboltケーブル(MacBook Pro向け):最も高速
なぜケーブルの方が速いのか?
Wi-Fiは「空気中を電波で飛ばす」ので、壁や他の機器の影響を受けやすい。一方で、ケーブルは「直接つなぐ」ので、安定して高速にデータを送れます。※ケーブルは1,000円〜3,000円ほどかかります。
一度しか使わない可能性が高いので、初心者の方はWi-Fiで十分です。
4. 【手順】いよいよ移行スタート!
ここからは、キャプチャと取りましたので、画像を見ながら一緒に進めていきましょう。
【STEP1】新しいMacBookで移行アシスタントを開く
▼ 初めて電源を入れた場合(1度もログインしていない)
① 新しいMacBookの電源を入れます。
② 画面の指示に従って「言語(日本語)」や「国(日本)」を選んで進めてください。
③ 進めていくと「移行アシスタント」という画面が出てきます。
「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選んで、「続ける」をクリックします。
▼ 既にセットアップしてしまった場合(ログインした場合)
① 画面下の「Finder(顔のマーク)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダの中にある「移行アシスタント」というアプリをダブルクリックして開きます。
②「Mac、Time Machineバックアップ、または起動ディスクから」を選んで「続ける」をクリックします。
⚠️ 注意:既存のデータについて
セットアップ済みの場合、移行時に「既存のユーザーをどうするか」と聞かれることがあります。「置き換える」を選ぶと、古いMacのデータで上書きされます。まだ新しいMacで作業していない場合は「置き換える」を選んで大丈夫です。
【STEP2】古いMacBookで「移行アシスタント」を開く
① 画面下の「Finder(顔のマーク)」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダの中にある「移行アシスタント」というアプリをダブルクリックして開きます。
②「別のMacへ」を選んで「続ける」をクリックします。
【STEP3】2台をつなぐ
しばらく待つと、お互いのパソコンが見つかります。
① 新しいMacBookの画面に、古いMacBookのアイコンが表示されます。そちらをクリックして「続ける」をクリックします。
② 画面に「6桁の数字」が表示されることがあります。両方の画面で同じ数字が出ていることを確認して、「続ける」をクリックしてください。
古いMacBookの方にも同じ数字が表示されます。
【STEP4】移すものを選ぶ
① 新しいMacBookの画面に、「転送する情報を選択」というリストが出てきます。基本的には、すべての項目にチェックが入ったままで大丈夫です。
✅️ アプリケーション
✅️ ユーザー(あなたのデータのこと)
✅️ その他のファイルとフォルダ
✅️ システムとネットワーク(設定のこと)
② 「続ける」をクリックすると、いよいよコピーが始まります!
ここでパスワードを聞かれた場合は、古いMacBookにログインするときに使っていたパスワードを入力してください。
【STEP5】終わるまで待つ
上記のように、画面に「転送中」というバーが出ます。「残り時間:計算中」と目安の時間が表示されますが、インターネット速度によって表示が代わりますので参考程度になります。
データが多いと、1時間〜数時間かかることもあります。
電源を切らずに、お茶でも飲んでゆっくり待ちましょう。
「転送が完了しました」と出たら、成功です🎉
5. よくあるトラブルと解決策
Q. 「残り時間」が全然減らない、または増えるのですが…
プログレスバーと転送時間が表示されます。転送時間は急に減ったり増えたりします。Wi-Fiの状況によって時間は大きく変わるためです。数時間かかることもありますので、気長に待ってみてください。
画面が完全に固まって動かなくなってから1時間以上経つ場合は、一度両方のMacを再起動して、最初からやり直してみてください。
Q. 途中でエラーが出て止まってしまった…
一度両方のMacBookを再起動(電源を切って入れ直す)して、もう一度最初からやり直してみてください。何度やってもダメな場合は、Appleのサポートに電話すると優しく教えてくれると思います。
Q. 古いMacBookのデータは消えますか?
消えません!コピー(複製)を作るだけなので、古いMacBookの中身はそのまま残ります。移行後も古いMacBookはこれまで通りログインして使えます。
6. 移行後にやるべき3つの設定(おまけ)
移行が終わったら、新しいMacBookを使う前に、この3つの設定をしておきましょう!
【1】セキュリティの強化:FileVaultをオンにする
FileVaultは、MacBookの中身を「暗号化」する機能です。万が一Macを紛失しても、他の人が中を見られないようにロックをかけられます。
設定方法:
① 画面左上の「🍎マーク」→「システム設定」を開きます。
(または、画面下のDockから「システム設定(歯車マーク)」をクリック)
② 左側のメニュー「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
③ 「FileVault」という項目を探して「オンにする」をクリックします。
※暗号化には30分〜数時間かかりますが、バックグラウンドで動くので、そのまま使っていて大丈夫です。上記のように「FileVault: オン」と表示されるまで、暗号化中は電源を切らないようご注意ください。
【2】バッテリーを長持ちさせる:ディスプレイの明るさ調整
画面が明るすぎると、バッテリーがすぐに減ってしまいます。明るさを70〜80%くらいに下げるだけで、バッテリーの持ちが大きく改善するようです。
設定方法:
キーボードの「F1」「F2」キー(太陽マーク)で明るさを調整
または、画面右上の「コントロールセンター」→「ディスプレイ」から調整
🔋 その他のバッテリー節約テクニック
・使わないアプリは完全に終了する
・Bluetoothを使わないときはオフにする・「省エネルギーモード」をオンにする(システム設定→バッテリー)
【3】Time Machineでバックアップを設定
Time Machineという機能を使えば、自動でバックアップ(データのコピー)を取ってくれます。
必要なもの:
・外付けハードディスク or SDカード
(※SDカードを使う場合は、USB-CハブやSDカードリーダーが必要)
設定方法:
「システム設定」-「一般」-「Time Machine」から設定ができます。
まとめ
お疲れ様でした!これでデータ移行は完了です。
新しいMacBookを使ってみましょう。
移行アシスタントを使って、とっても簡単に移行ができました!
あなたの新しいMacBook購入の後押しになればうれしいです😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました。