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  • 投稿日:2026/02/25
  • 更新日:2026/02/26
第3話:【整理整頓】1億人ではなく「ファンになってくれる1人」へ

第3話:【整理整頓】1億人ではなく「ファンになってくれる1人」へ

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いなもな@ジーンズデザイナー。

いなもな@ジーンズデザイナー。

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要約
全員に好かれようとする「八方美人」な発信は、誰の心にも残りません。ブランド構築の鍵は、あなたが本気で応援したい「100人の恋人」を絞ること。相手を一人に定めて深く向き合うからこそ、あなたの言葉や作品は強い輝きを放ちます。すべての設計図は「あの人」を知ることから始まります。

自己紹介

岡山県倉敷市児島で、夫婦たった二人のジーンズブランドを経営しています。
ブランド経営16年。成功談よりも、失敗談の方がはるかに多いです。

大量資本も人員もない中で、どう戦い、どう改善し、どう生き残ってきたのか。
このブログでは、いまからブランド化を目指す方や少人数ブランドのための超シンプルなブランディングとマーケティング戦略を共有します。

① 全員に好かれようとすると、誰の心にも残らない

「やりたい事」は決まっている(ブログ)(レジン)(編み物)

次は「やりたい事」で
「多くの人に見てほしい」
「みんなに好かれる作品を作らなきゃ」

そう思っていませんか?

実はその「優しさ」こそが、
あなたのブランドを埋もれさせている原因かもしれません。
今回は下の図の青枠ターゲットを設定です。
第3話の冒頭.pngターゲット設定はマーケティングの分野ですが

僕のマーケティングの『WHO(誰に)』は
「片思いの恋人」の『性格や趣味嗜好、生活習慣や悩み事など』
その人の心や頭の考えを差します。

今回の話は、あなたの事を待ち望む、あなたの商品を
「必要としてくれる1人(片思いの恋人)そのもの」の重要性をお伝えします。
これが上の図の青枠になります。

上記のようにしておかないと「ブランディング」は自己満足なことを書く傾向が多いからです。


一言でいうでいえば
マーケティングとブランディングの両車輪を嚙合わせるための

同一のターゲット「片思いの恋人」の設定が今回の話です


「1億人の日本人にしっかり知ってもらおう」と思うと
豊田自動車やソフトバンクやマクドナルドと一緒か
それ以上の宣伝費が必要でしょう。

まずは1億人ではなく1000~1万人程度まで細かくに絞ってみましょう。
下記の図のように1つのジャンルをさらにジャンル分けしていきましょう。

ブランドコンセプト説明用-09.png「犬好き」→「柴犬が好きな人」→「豆柴のブリーダーへ」
かなり絞れていますよね

■「犬好き」に「犬専用のドックフード」「犬のリード」
これは、すでに競合の多いジャンルです。

しかし
■「豆柴のブリーダー」に「豆柴専用ドックフード」「豆柴専用リード」
を先ほどより届く確率やターゲットの顔や習慣、お困りごとの共通項が見つかりそうではないですか?
つまり「差別化」「差異化」がターゲットを絞るだけでできてくるのです。

「柴犬」や「豆柴」に絞ると
「Shi-Ba」「柴犬ライフ」など柴犬専門雑誌があるので
そこからの「取材を受ける」「連載を持つ」という
目標を僕なら掲げると思います。

ちなみに右のジーンズの例は、私です。

第2話でも話しましたが、
起業する前は「ジーンズでブランドを作る」という
抽象的過ぎる考えでした。
さすがにどうしたらいいかわかりませんでした。

ある日、好きな競馬をテレビで見ていると、馬の調教(訓練)をしている映像が流れてきました。
その調教をしている人たちがジーンズです。

「あれっ」と思いました。
僕の目には普通のジーンズに見えたので、競馬関係者の幼馴染に連絡して確認するとEDWINのジーンズだと聞きました。
結果はファッション用のジーンズでした。

そこで「競馬専用のジーンズを作ったら売れるかな?」
と友人に聞くと「やめとけ。売れへんと思う」
という返答でした。

でも僕は
「好きなジーンズ」「好きな競馬」のどちらにも関われる。
と思い、友人の忠告は無視して突っ走りました。
Gemini_Generated_Image_rwizz1rwizz1rwiz (1).pngその結果16年もずっと競馬関係者を追い続けております。
もちろん最初は苦労の大量遭遇でした。


もう一つ「ペルソナ」という考え方です。



最初に言っておきますが、私のペルソナという概念は一般的とは少し違います。

■世界で最も自分の商品・サービスを使ってほしい人

僕の企画には必ず「このペルソナ」を定めてから企画するようにしています。
僕の場合はファッションなのでいつかその人が来てくれるように活動する。
と決め込んでいます。

例えば、つい先日のボウリング場さんとのコラボでは
桑田佳祐さんが着ているようなカッコいいボウリングシャツ
でした。
そうするとやることが明確ではっきりしてきます。

そこまでターゲットをニッチに尖られ結果
ニッチすぎる競馬用ジーンズにはライバルがいませんので

■競馬の道具を取り扱うテレビ東京さんのドキュメンタリー番組出演
■地元テレビ局のニュース番組地域のトピックスで5分放送
■サントリーのウマ娘コラボのデニムジャケットの景品コラボ
■ザ・ロイヤルファミリーの衣装提供
■フィッシャーズの「ンダホんち」出演
など夫婦二人のブランドではありえないメディア露出ができました。
良くメディアの方に言われえるのが
『話題性がないとメディアは取り上げない』
『「競馬用ジーンズ」は名前ですでに取り上げたい内容です。』


つまり1億人に「なんとなく知られている」ことよりも、
たった1人に「あなたの代わりはいない!」と熱烈に愛されること。

「この1人」
「自分なりの方法」
「必ず喜んでもらう」

八方美人を卒業して、「たった1人の恋人」に届けるようにしましょう。

② 「ファンになってくれる人」は「あなたが本気で応援したい人たち」

「ターゲットを絞る」というと、
なんだか冷たい作業のように感じるかもしれません。

でも、本来ターゲットを決めることは、
「自分が人生の貴重な時間を使って、誰を本気で幸せにするか」
を決める、とても温かい決意です。

■毎日育児に追われて、自分のことを後回しにしているママを癒やしたい
■副業を始めたけれど、孤独で不安な夜を過ごしている人の背中を押したい

あなたが「この人の力になりたい!」と心から思える相手は誰ですか?
もしかしたら、今あなたが憧れている人たちの役にたてるかもしれません。

その「応援したい!」「役に立ちたい」という純粋な気持ちが、

あなたのブランドの熱量になり、相手が「ファン」になってくれる最大の理由になります。
Gemini_Generated_Image_fkhsusfkhsusfkhs.png今後「WHO」や「WHAT」でも話をする予定ですが

ターゲットを絞れば絞るほど、その人たちの共通の悩みや習慣や趣味などが
自然と見えやすくなります。
顔も浮かんできます。

そんな気持ちで時間をかけていけば、お客さんはいずれ「ファン」になってくれます。

★★たった1人に「あなたの代わりはいない!」と熱烈に愛される事★★
それは
★★あなたが「その1人を本気で幸せにする」という熱量で向き合う事★★

③ 「恋人」と向き合うことが「ブランディング」「マーケティング」のスタート

第1話でお話しした「ブランディング(自分磨き)」も「マーケティング(デートの計画)」も、

すべての主語は「片思いの恋人(ターゲット)」です。

Gemini_Generated_Image_grqyhkgrqyhkgrqy.png

相手が決まるから、
■あなた(ブランド)はどんないいやつだと思われたい(ブランドコンセプト)
■あなたは、どんな服を着てどんなキャラがいいか(ビジュアル)
■あなたは、どんな魅力を伝えるのがいいのか(バリューやPOD)

相手が決まるから、
■恋人はどんなことを求めているのか?喜ぶのか?(WHAT)
■恋人はどんな言葉で誘って、どこでデートするか(発信、導線)
■恋人が喜ぶプレゼントは何か?(商品・サービス)
が決まる

自己満足的を考える前に、
「誰に為に」「誰の悩みや喜び」かを徹底的に知ること。

ブランドという名の「愛」を届けるためのスタートラインは、いつだって「あなた自身」ではなく「恋人の存在」の中にあります。

💡 第3話のまとめ

八方美人は卒業。 全員に好かれようとすると、誰にも届かない。

「応援したい人」を一人決める。 その決意がブランドの熱量になる。

すべての設計図は「恋人」から。 相手を深く知ることが、成功の第一歩。

🚀 次回予告:第4話

恋人の顔がなんとなく浮かんできたら、次はあなたの「背骨」を一本通しましょう。

あなたが何者で、何を大切にしているのかをハッキリさせる作業です。

第4話【ブランドコンセプト】:「恋人にどう思われたいか」ブランドにとっての背骨部分

「あなたといると、どんな未来が待っているの?」

恋人にそう聞かれたときに、自信を持って答えられる一言を作っていきましょう。

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いなもな@ジーンズデザイナー。

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