- 投稿日:2026/02/25
- 更新日:2026/02/26
自己紹介
岡山県倉敷市児島で、夫婦たった二人のジーンズブランドを経営しています。
ブランド経営16年。成功談よりも、失敗談の方がはるかに多いです。
大量資本も人員もない中で、どう戦い、どう改善し、どう生き残ってきたのか。
このブログでは、いまからブランド化を目指す方や少人数ブランドのための超シンプルなブランディングとマーケティング戦略を共有します。
まずは第1話でも話したブランディングとマーケティングの全体像とこれから話す内容は青枠のブランディングの項目をお話しします。
① あなたを思い出すときの「一言」をデザインする
「あなたって、一言で言うとどんな印象の人?」
そう聞かれたとき、あなたの「恋人(ターゲット)」は迷わず答えてくれるでしょうか。
もし相手が「うーん、レジンを作っている人かな?」「ブログを書いている人……だよね?」と、
職業やジャンルでしか答えてくれないとしたら、それはまだ「あなた自身の正体」が伝わっていない証拠です。
今回は、ブランドの運命を左右する最も重要なパーツ、**「ブランドコンセプト」**という名のブランディングの背骨について深掘りしていきましょう。下の青枠です

ブランドコンセプトとは、
いわば
「恋人の頭の中に置いてきてもらう、あなたの印象を設計する」
想像してみてください。
恋人があなたの作品を買ったり、
ブログを読んだりしたあと、
ふとした瞬間にあなたのことを思い出す……。
その時に頭に浮かぶ「一言」を、こちらであらかじめ設計(想像)しておくのです。
これを専門用語で「コンセプト」と言います。
「日常の疲れを、一瞬でリセットしてくれる人」
「自信がない自分を、そっと肯定してくれる人」
「ありふれた毎日を、映画のワンシーンに変えてくれる人」
もしこの「一言」がデザインされていないと、恋人はあなたをどう解釈していいか分からず、
残念ながら「その他大勢の作家さん」の中に埋もれてしまいます。
「何を作っているか(What)」ではなく、
「それを通じてどんな気持ちにさせてくれる人なのか(Who you are)」。
ここを明確にすることが、ブランド構築の第一歩です。
皆さんに最もわかりやすい例は
「学長は、あなたをどう幸せにしてくれている?」
それが「学長」というあなたの頭の中の「ブランド」です。
同様に「マクドナルドは?」「ナイキは?」
頭に浮かんだそれぞれが「ブランド」なのです。
第3話であなたの「片思いの恋人」を設定したのであれば
その「片思いの恋人」からどんな印象の人だと思われたいか?の設計図を作りましょう。
② 軸がブレないから、発信も迷わなくなる
「今日はSNSに何を投稿しよう?」
「新作の雰囲気、どっちがいいかな?」
と迷って立ち止まってしまうことはありませんか?
その迷いの原因は、センスがないからではなく、
自分の中に「背骨(コンセプト)」が通っていないからです。
つまりこのブランドコンセプトが固まれば「やること」「表現するイメージ」もしくは「やらないこと」が決まります。

背骨が一本通っていれば、すべての判断基準が驚くほど明確になります。
「この投稿内容は、あの人に届けたい印象を壊さないかな?」
「この新作のラッピングは、私が目指す世界観に合っているかな?」
例えば、
「高級ホテルのような安らぎ」をコンセプトにしている人が、
突然「激安!大特価!」と騒がしいバナーを貼れば、恋人は違和感を抱き、離れていってしまいます。
ブランドコンセプトは、
あなたを「やること迷子」から守るための北極星です。
これがあるだけで、あなたの発信には一貫性が生まれ、恋人からの信頼感は飛躍的に高まります。
但し、抽象的な言葉からでスタートしてOK
その抽象的な言葉もブランドを進めていくと具体的にアップデートできます。
「優しい」→「お母さんのような優しい温もり」→...
というようにさらに解像度を上げてアップデートしていきましょう。
急に別人格にならなければ「60点スタート」で大丈夫です。
ちなみに私のブランドは
立ち上げ当初「動きやすいジーンズ」→
→「Take on the next Challenge」(次の挑戦へ)
動けるジーンズを履いている人がしたい事。それは何度も失敗して次のチュレンジのために立ち上がって前向きな気持ちと体力(スタミナ)=疲れにくさを表現したつもりです。
完璧までは程遠いですが、これが私の道標で、そこに浮かぶ顔を笑顔に前向きにすることがブランドの目的です。
③ コンセプトに合わせた「こだわり」「強み」「外見」
背骨が決まったら、
次はその骨に「肉(具体的な要素)」を付けていく作業です。
あなたの持っているすべての武器を、
コンセプトという一本の糸で数珠つなぎにします。
次の3つの項目はそれぞれ5話、6話、7話で話していきます。
内面/性格(バリュー): 「コンセプトにあった行動指針」ブランドの深みになります。
必殺技(POD): 恋人を喜ばせるため、恋人が真っ先にあなたを選ぶ最強の魅力は何か?
外見(視覚イメージ): あなたの「身だしなみ」をコンセプトに最適化しましょう。
この3つがコンセプトとガッチリ一致したとき、あなたのブランドは圧倒的な説得力を持って、恋人の心に突き刺さります。
💡 第4話のまとめ
一言をデザインする: 相手の頭の中に残したい「あなたの正体」を言葉にしよう。
迷いのない発信: コンセプトという背骨があれば、日々の発信や制作に迷いがなくなる。
すべての要素を統合: こだわり、強み、見た目を一本の糸でつなぎ、説得力を生み出そう。
🚀 次回予告:第5話
コンセプトという「背骨」ができたら、次は恋人との絆をより強固にし、裏切らない関係を築くための「誓い」を立てましょう。
第5話【バリュー】:一貫性を守るための「恋人への約束」
「この人は、これだけは絶対に曲げない」。 そんな信頼を勝ち取るための、あなた自身のルールについてお話しします。