- 投稿日:2026/03/13
- 更新日:2026/03/14
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この記事は
【保存版】努力大国・日本の正体──なぜ頑張っても社会は軽くならないのか
の第3章です
属人化は、失敗の産物ではない。
むしろ多くの場合、合理的な判断の積み重ねの結果である。
経営が怠慢だからでもない。
現場が未熟だからでもない。
短期合理性の中で、最も“無難な選択”を続けた結果、属人化は進行する。
1|短期合理性という構造
企業は四半期で評価される。
利益、売上、コスト、KPI。
今期の数字が最優先になる。
設計改善はどう扱われるか。
・時間がかかる
・今期の利益を圧迫する
・成果が可視化されにくい
・責任の所在が広がる
一方、属人対応はどうか。
・即時に効果が出る
・今期の数字を守れる
・感謝される
・評価に残る
属人化は短期的には合理的である。
2|火消しは成果になる
火が出る。
消す。
助かった。
評価される。
火が出ない設計を作る。
何も起きない。
評価されにくい。
成果の定義が、属人化を再生産する。
火を消す行為は数値化できる。
火を出さない設計は数値化しにくい。
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