- 投稿日:2026/03/24
- 黄金の3日間 × AI活用ガイド〜NotebookLMと先生サポートメーカーで新学期準備を革命する〜
- 新学期の準備、こんな悩みはありませんか?
- 「黄金の3日間」とは何か?最初の3日間が1年間を決める
- 3日間でやるべき3つの至上命題
- 子どもの心理ダイナミズムと、信頼関係を作る5つの基本
- NotebookLMとは?自分だけの「専用AIアシスタント」を作れるツール
- NotebookLMの使い方:Step 1〜3
- NotebookLMのさらに便利な使い方:教材研究・成績評価・スタジオ機能
- 先生サポートメーカーとは?掲示物・賞状がチャットだけで作れる
- 2つのツールを組み合わせた新学期準備フロー
- おわりに:余裕のある先生が、余裕のある学級を作る
- 【付録】すぐに使えるチャットプロンプト集
黄金の3日間 × AI活用ガイド〜NotebookLMと先生サポートメーカーで新学期準備を革命する〜

学期が近づくたびに「今年こそうまくやりたい」と思う先生、多いのではないでしょうか。
このガイドでは、Googleの無料AIツール「NotebookLM」とChatGPTを活用した「先生サポートメーカー」を使って、新学期準備を劇的にラクにする方法をご紹介します。
新学期の準備、こんな悩みはありませんか?

新学期の準備、こんな悩みはありませんか?
毎年この時期になると、多くの先生からこんな声をよく聞きます。
・「何から手をつければいいか分からない」
・「掲示物や賞状を作る時間がない」
・「やることが多すぎて、子どもと向き合う余裕がない」
これはベテランの先生でも同じです。新学期の準備は毎年同じようでいて、学年や担任クラスが変わるたびに一からやり直しになることも少なくありません。
このガイドでは、NotebookLMとChatGPT(先生サポートメーカー)の2つのAIツールを使って、この悩みをスッキリ解決する具体的な方法をお伝えします。AIが初めての先生でも、すぐに使い始められます。
「黄金の3日間」とは何か?最初の3日間が1年間を決める

「黄金の3日間」とは、新学期が始まってから最初の3日間のことです。教育技術の法則化運動(TOSS)を提唱した向山洋一先生の実践研究をベースにした考え方で、この3日間に学級のルール・雰囲気・信頼関係の土台を作ることで、1年間のクラスの方向性が決まると言われています。
この時期の子どもたちの特徴は3つです。
「今年は頑張ろう!」という気持ちで満ちている
先生の言葉を素直に受け入れやすい状態にある
新しい環境への期待と緊張が混在している
この3日間の対応が、1年間の学級経営の成否を左右します。
3日間でやるべき3つの至上命題
黄金の3日間でやるべきことは、大きく3つに整理できます。

やること
具体的な内容
01 目標を決める
クラスが目指す姿・学級目標を設定する。子どもたちの「向かう先」を示す。
02 しくみを作る
掃除当番・係活動など、日常運営のルーティンを確立する。
03 ルールを作る
安心・安全に生活できる行動基準を全員で確認する。
この3つを最初にしっかり整えることで、その後のクラス運営がスムーズになります。
子どもの心理ダイナミズムと、信頼関係を作る5つの基本

① 「天使のように素直」な時期
新学期直後の子どもたちは、先生の言葉をもっとも受け入れやすい状態にあります。この時期にポジティブな経験を積ませることが、その後の学級の雰囲気づくりに直結します。
② 「アドバルーン行動」に注意
しばらくすると「この先生はどこまで許してくれるんだろう?」と試す行動(アドバルーン)が出てきます。このとき感情的にならず、毅然と、でも温かく対応することが重要です。
信頼関係を作る5つの基本
名前を覚える:座席表を見ずに名前を呼ぶことで「本気度」が伝わる
全員と話す:毎日全員とひとこと交わす
誠実に対応する:ほめる・感謝・謝罪を言葉と態度で示す
ほめて行動を強化する:増やしたい行動はほめることで広がる
叱るときの3原則:①命の危険 ②何度注意しても直さない ③いじめ等
NotebookLMとは?自分だけの「専用AIアシスタント」を作れるツール

NotebookLMは、Googleが提供している無料のAIツールです。最大の特徴は、「自分がアップロードした資料だけをもとに回答してくれる」という点です。
ツール参照する情報ChatGPTインターネット全体の情報から回答NotebookLM自分がアップロードした資料だけから回答
つまり、「自分の学校・学年・教科に特化したAIアシスタント」が作れます。
入れられる資料の種類も豊富です。
PDFファイル・WordファイルWebページのURLYouTubeの動画URL音声ファイルテキストの直接貼り付け💡 1つのノートブックに300ファイル以上入れられます。
NotebookLMの使い方:Step 1〜3

Step 1:資料をアップロードする
まず、新学期準備に役立てたい資料を入れましょう。
新学期準備チェックリスト学級経営の本・記事(テキストをコピーして貼り付けでもOK)黄金の3日間に関するYouTube動画のURL学習指導要領のPDF自分が過去に作った指導案・実践記録
Step 2:チャットで相談する
資料を入れたら、あとはチャットで話しかけるだけです。
「30分時間が空きました。今できる新学期準備を教えてください」「小学校3年生向けに、学級開きで話す最初の言葉を作ってください」「中学3年生向けの、学級開きで使う言葉を作ってください」
Step 3:チャット履歴を活用する
最近のアップデートでチャットの履歴が残るようになりました。完了したタスクにメモを残したり、「残り1時間でできることは?」と聞いて優先順位をつけるなど、タスク管理にも活用できます。
NotebookLMのさらに便利な使い方:教材研究・成績評価・スタジオ機能

スタジオ機能(音声・クイズ)
機能使い方音声概要の生成入れた資料を2人の対話形式で解説してくれるクイズ生成資料をもとに確認テストを自動作成学習ガイド重要ポイントをまとめたガイドを生成⚠ スタジオ機能は1日に5〜6回程度しか使えません。大切に使いましょう。
教材研究にも大活躍
学習指導要領や教科書の内容をアップロードしておくことで、授業準備の質が格段に上がります。
「小学校2年生の生活科の目標は何ですか?」
「この単元の評価(知識・技能)はどのように見ますか?」
成績評価にも使える
子どものノートの写真や観察メモをアップロードすれば、成績評価の参考情報を整理するのにも使えます。名前を入れた観察メモを入れておくと「この子のこのところはどう評価できますか?」と聞くことができます。
先生サポートメーカーとは?掲示物・賞状がチャットだけで作れる
先生サポートメーカーの使い方実例
「先生サポートメーカー」は、ChatGPTのカスタムGPT機能で作った先生専用のAIアシスタントです。以下のものをチャットだけで作れます。
🏷 学級目標の掲示物(A4/A3サイズ)🏅 子どもに渡す賞状・表彰状📋 教室に掲示する掲示物📄 授業で使うワークシート
キャンバなどのデザインツールが使えなくても大丈夫。文章で指示するだけで作れます。
例①:学級目標の掲示物を作る
チャットにこのように入力するだけです。
「学級目標は『絆』です。中学2年生向けで、シンプルなデザインにしてください。握手のイメージで、A4サイズで作ってください。」
AIが自動でデザイン案を提示してくれます。気に入らなければ「もっとシンプルに」「可愛い系にして」「この画像に近いイメージで」(画像を添付するとより精度UP)と伝えるだけです。
例②:賞状・表彰状を作る
「本を100冊読んだ〇〇さんへの賞状を作りたいです。タイトルを考えて、温かい文章と一緒に画像も作ってください。可愛らしいデザインで。」
文章と画像を一緒に作ってくれます。
時短テクニック
1人ずつではなくグループや班ごとに作る週1枚のペースで作って、曜日ごとに渡す名前の部分を変えてコピーするだけでOK⚠ 無料版のChatGPTでは画像生成が1日3枚程度に制限されることがあります。文章の生成は制限なく使えます。
2つのツールを組み合わせた新学期準備フロー

NotebookLMと先生サポートメーカーは、組み合わせることで最大の効果を発揮します。
NotebookLMで全体計画を立てる
「来週の準備、何から始めますか?」と相談。残り時間で何ができるか一緒に考えてもらう。タスクを消化しながら進める
終わったタスクは履歴にメモ。空き時間ができたらまた「今できること」を相談。学級目標が決まったら
先生サポートメーカーで掲示物を即作成。印刷して教室に掲示。子どもたちが頑張ったら即座に
先生サポートメーカーで賞状を作成。班・グループごとに渡してモチベーションUP。
おわりに:余裕のある先生が、余裕のある学級を作る

AIは魔法ではありません。でも、先生方の情熱を加速させる最高のパートナーです。
事務作業にかかる時間をAIに委ねることで、その分だけ「子どもを観察する時間」「個別にフィードバックする時間」が生まれます。
余裕のある先生が、余裕のある学級を作る。
まずは今日、NotebookLMを開いて、資料を1つアップロードするところから始めてみてください。
【付録】すぐに使えるチャットプロンプト集
NotebookLM 向け
シーンプロンプト例準備開始「30分時間が空きました。今できる新学期準備を教えてください」
初日の言葉「小学校○年生向けに、学級開きで話す最初の言葉を作ってください」
アドバルーン対応「授業中に騒ぎ出した子への毅然とした対応方法を教えてください」
教材研究「○年生の○○単元で、子どもがつまずきやすいポイントはどこですか?」
評価「この子のノートの記述は、知識・技能の評価としてどう判断できますか?」
先生サポートメーカー 向け
シーンプロンプト例学級目標の掲示物「学級目標『○○』を○年生向けの掲示物にしてください。○○なデザインで」
賞状「○○を達成した○○さんへの賞状を、文章と画像で作ってください」
活動記録表「子どもが今年頑張りたいことを書くプリントを作ってください」
班表彰「今週最もよく頑張った○班への賞状を作ってください」
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