- 投稿日:2026/03/26
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1. イントロダクション:夢の追求か、安定したレールか
教育の現場において、「安定」ほど魅力的な言葉はありません。特に高等専門学校(高専)は、実践的な技術を学び、5年間の課程を経て就職が約束される、いわば「将来への黄金のレール」です。制御情報工学を専攻していた長男も、そのレールの上で着実な歩みを進めていました。
しかし、2020年から世界を一変させたコロナ禍が、彼の運命を狂わせます。自宅での学習を余儀なくされるなか、彼は一冊の本に出会いました。その瞬間に沸き上がったのは、「宇宙を学びたい」という、抑えきれない情熱でした。
彼は高校2年生で、安定した将来を捨てて高専を自主退学するという、極めてハイリスクな決断を下しました。「子供の夢を応援する」――。言葉にすれば美談ですが、その美しき決断の裏側には、親が直面することになる、あまりに過酷で生々しい「金銭的現実」が待ち構えていたのです。
2. 衝撃の転換点:高専退学から始まった「教育費の嵐」
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