- 投稿日:2026/04/09
- 更新日:2026/04/11
はじめに
はじめまして。この3月に大家になったばかりの”新米大家のみわ🏠️です。
本業ではマーケティングのお仕事をしております。
Claudeを活用し、ずっとやりたかったけど先伸ばしにしていたノウハウ図書館への初投稿記事です!公開後ドキドキしています☺️
さてさて、本題に。
相続した実家、どうしていますか?
固定資産税の請求書が届くたびに、「何とかしなければ」と思う。
でも、動けない。
そんな状態が続いていませんか。
私もそうでした。正直に言うと、4年半です。母が他界してから、実家の片付けに手をつけられなかった時間が、4年半もありました。
でもこの記事を読んでいただいているということは、きっと同じような気持ちを抱えていらっしゃるのかもしれません。
退職をきっかけに動き出した私が、4ヶ月後には築54年の実家を月13万8千円で賃貸に出すことができました。
「え、築54年でその家賃?」と思った方、私もそう思っていました。
その話も含めて、全部書きます。今回は初回、実家・片付け編です。
実家は「空き家」になった瞬間から、お金がかかり始める
固定資産税と火災保険料、じわじわ続く固定費
父が亡くなってから、実家は完全な空き家になりました。
誰も住んでいないのに、固定資産税は毎年やってきます。火災保険料や電気代といった他の経費も払い続ける必要があります。使っていない家のために、お金だけが出ていく。
この感覚、経験された方には伝わると思います。
「何とかしなければ」という気持ちは、ずっとありました。でも動けなかったのです。
放置した夏、庭の草が2メートルに!!
2025年の夏は記録的な猛暑でした。
久しぶりに実家を訪ねると、庭の様子に思わず声が出ました。私の背丈をゆうに超える、2メートル以上の草が、庭じゅうに生い茂っていたのです。
まずシルバー人材センターに相談しましたが、「2ヶ月待ち」と言われてしまいました。猛暑の夏、需要が殺到していたようです。
仕方なく近所の業者さんに依頼して、
庭の平面部分だけを刈ってもらいました。
💰 除草費用:30,000円
さらに困ったのが、お隣の空き家からフェンスに伸びてきた蔦です。将来入居者さんが内見に来たとき、蔦だらけの隣家が「不気味だ」と思われるだろう、と気になっていました。
業者さんに
「追加でお願いすると、いくらになりますか?」と尋ねると
💰40,000円
と言われ愕然としました。
会社を退職して、収入のない私。
除草に70,000円もかけることはできません。
そこで試しに、市の空き家対策課に電話してみました。
事情を説明すると、担当者が持ち主の方に連絡を入れてくれたのです。
その後、持ち主の方がわざわざご自身で草刈りをしてくださいました。費用はかかりませんでした。(とても良い方で助かりました。)
「市の空き家対策課に相談できる」ということを、私はそれまで知りませんでした。隣家の管理問題で困っている方には、ぜひ覚えておいてほしいことです。
片付けたくても片付けられなかった、本当の理由
気持ちが折れる。それが一番の理由だった
4年半、動けなかった。
理由を正直に言うと、「感情と気力が追いつかなかったから」です。
実家は、幼い頃からの思い出が詰まった場所です。母が亡くなり、その3年後に父が亡くなりました。二人がいなくなっても変わらずそこにある家。
押し入れを開けるたびに、引き出しを引くたびに、記憶がよみがえってきます。実際、モノも大量にありました。
「片付けよう」と頭でわかっていても、気持ちが追いつかない。古いものが出てくるたびに手が止まって、気力も体力も続かない。
一人で向き合うには、あまりにも重たいものがあったのです。
「片付けられない自分はダメだ」と思って、片付けのプロの方にご相談もしました。
まずは期限を決める、どこから手を付けるか考える、処分の方法を調べる——そんなアドバイスをいただきました。
ただ、今思うと感情に追いつく時間が必要だったのだと思います。
退職して無収入という状態が、背中を押してくれた
「このままではいけない」が、やっとリアルになった
長年勤めた会社を退職して、私には時間ができました。
と同時に、「収入が必要だ」という現実が、ぐっと近づいてきました。
仕事をしていた頃は、実家のことが頭をよぎっても、片付けたり考える余裕がありませんでした。「いつかやる」「後でやる」と思いながら、4年半が過ぎていたのです。
退職して初めて、「このままでは固定費だけがかかり続ける」という現実に、正面から向き合えた気がします。
焦りが、行動の火をつけてくれました。
8ヶ月間、本気で迷い続けた
退職後の約8ヶ月間、活用方法を真剣に考え続けました。
知人の大家さんや不動産関係の方に話を聞いたり、書籍を読んだり。stand.fmのライブ配信でリスナーさんにアイデアを募ったこともありました。
それくらい、真剣に迷っていたのです。
賃貸か民泊か、占いの館まで考えた
候補に挙がった活用方法は、こんなかんじでした。
・賃貸として人に貸す
・自分で事務所として使う
・民泊として運営する
・カフェを開く
・占いの館にする
最後のひとつで「え?」となった方もいらっしゃるかもしれません。
これは、stand.fmのライブ配信でリスナーさんからでてきたアイディアでしたが、ありきたりのアイデアではなく、自分が好きなスピリチュアルな空間にする。その考えにちょっとワクワクしました。
そこで、全国に占いの館を展開することを夢見ている占い師さんに実際に声をかけてみました。
結果的には見送りになりましたが、それくらいあらゆる可能性を考えていたのです。
最終的に一番真剣に迷ったのは、賃貸か民泊かという選択でした。堅実に収入を得たかったからです。どちらにすべきか、なかなか答えが出ませんでした。
賃貸に決めた、その理由
リベシティで出会った、築古戸建て投資の女性
2025年8月末、リベシティに入会しました。
そこで、築古戸建ての不動産投資をされている女性に直接お話を聞く機会がありました。
「こういう築古の物件でも、条件次第でしっかり家賃が取れますよ」とお話してくれました。
その言葉が、しっかりと胸に刺さりました。
それまでの情報収集は、どこか「できるかもしれない」という抽象的なものでした。でも実際に取り組んでいる方の言葉は違いました。
「自分の物件でも、このくらいの家賃が見込めるかもしれない」
具体的な数字のイメージが、初めてつかめた瞬間でした。
「よし、9月中には処分をしよう」と腹が決まりました。
民泊を選ばなかった理由
民泊を選ばなかった理由も、書いておきます。
まず初期投資。
情報を集めてみると家具・家電・備品の購入だけで相当な額がかかります。それにプラスしてリフォーム費用。宿泊となると、防犯や外回り・運用管理にも費用がかかると思いました。
次に運用管理の手間。予約管理・清掃・広告・お客様対応を一人でこなし続けることができるか、自信が持てませんでした。
長年ご近所付き合いしてきた近所の方にご迷惑がかからないか、という心配もありました。また、自宅だけでも手一杯の「お掃除」を毎日徹底的にやるのが嫌でした。
自分の向き不向きを冷静に見たとき、民泊の運用は私には合わないと判断しました。
「続けられることを選ぶ」。それが長く大家を続けるための、最初の判断だったと思っています。
実際に、月13万8千円で貸すことができた!
賃貸に決めて動き出し、募集開始後から4ヶ月後。
築54年の実家が、なんと、月13万8千円で入居が決まりました。
私自身も、正直驚きました。
リベシティで聞いた「条件次第でしっかり家賃が取れる」「1人の入居者さえ見つけることができれば貸せる」という言葉が、本当だったのです。
どうやってこの家賃を実現したか。業者さん探し、リフォームの内容、賃貸募集の工夫、交渉のポイントは、次回以降、詳しく書いていきます。
実際に動き出してわかった、残置物のリアル
家具・家電・書類・衣類、大倉庫2つ分
8月末に決心してから、片付けを本格的に始めました。
日用品・食器・家電・家具・書類・衣類、思い出の品々。
そして外には大きな倉庫が2つ、家の中のいたるところの収納にはぎっちりと物が詰まっていました。
母が亡くなった後も、仕事をしながら少しずつ衣類などは整理していました。でも一人では思うように進まず、古いものが出てくるたびに気持ちが折れる。
そうやって4年半が過ぎていたのです。
衣類は古着屋へ、使えそうなものは買取ショップへ
自分で運べる範囲のものは、なるべくお金に換えました。
(これが本当に大変でした。)
衣類は古着屋へ、まだ使えそうな雑貨や小物は買取ショップへ持っていきました。「捨てるよりはまし」という気持ちで、何度も実家に通い整理を進めました。
家電はほとんど古くて、値がつくものはわずか。
大型の家具・家電や大量のスプレー缶・処分方法に迷うものは、最終的にまとめて業者さんに依頼しました。
市が許可した「一般廃棄物収集運搬業許可業者」を紹介してもらい、くらしのマーケットでも見積もり依頼をして相見積もりをしました。
主に家の中の残置物をくらしのマーケットの業者さんに、外回り(倉庫の中身・ブロック・石類・スプレー缶)を市に紹介してもらった業者さんに分けて依頼しました。
家財処分で無許可の業者に依頼すると不法投棄などのトラブルに巻き込まれるリスクがあると聞いたからです。
💰 残置物処理にかかった費用・全公開
片付けにかかった費用をすべてまとめます。
・内容費用残置物処理(業者) 145,000円
・外回りゴミ処理(倉庫内のもの・ブロック含む) 34,000円
・除草代 30,000円
・ゴミ処理場(業者持込・自己持込の合計)22,000円
合計231,000円
119㎡・大倉庫2つ分の残置物処理として、これが現実的な数字です。
「こんなにかかるの?」と思う方もいれば、「意外と抑えられるんだ」と感じる方もいるかもしれません。どちらの感想も正直なところだと思います。1例として参考にしてもらえたらと思います。
ひとつ、どうしても引き取ってもらえないものがありました。それは庭の大きな石——景石(けいせき)です。
庭のアクセントとして、眺めるために配置される主役級の大きな石です。
重量があり処分場所も異なるため高く付くといわれたので、そのまま置いておくことにしました。

一番手が止まったのは、両親のアルバムだった
片付けの中で、最後まで手がつけられなかったものがあります。
両親のアルバムです。
旅行が大好きだった両親の旅行アルバムが、とにかくたくさんありました。家族のアルバムも。
一冊開くたびに、手が止まりました。笑顔の写真を見ながら、「これを手放していいのか」という気持ちと、長い時間向き合いました。
「実家じまいで一番しんどいのはどこですか?」と聞かれたら、迷わず「アルバム」と答えます。
物の重さではなく、記憶の重さがあるのです。
そして、アルバムは実際にとても重たい!本当に重労働でした。
アルバムは片付けのプロの方からアドバイスいただいた通り、最後の取り組みにしました。本当に必要なアルバムと写真だけを選び、今も大事にとっています。
まとめ💡実家じまいを前に動けない方へ
4年半片付けられなかった私が、4ヶ月で動けた。
最初のきっかけは、退職して「収益化しなければ」という現実に向き合ったことでした。「活用法をひとつ決めた」ことで、初めて何を捨てていいかが見えてきました。
感情が追いつかないとき、無理に動かなくていいと思います。
でも、動き出せるタイミングは必ずきます。
「なかなか手がつけられない」という方に、今すぐできることを3つ書いておきます。
🌸 チェックリスト|最初の一歩
🔸 固定費を計算してみる
固定資産税と火災保険料の合計を数字にするだけで、「このまま放置することのコスト」がはっきり見えてきます。放置=負動産という気持ちを持つ。空き家放置はタダではないのです。
🔸 人に会う・情報を集める
私は実家を「売る」という選択肢は頭にありませんでした。そのかわりどう活用したらいいか?をずっと悩み続けてきました。
片付けのスイッチを押すきっかけになったのは"人との出会い"です。1人ではなかなか進まなかったグルグルとした思いが動き始めました。「まずは人に会って、情報を集めてみる」のが大事だと思います。
🔸 まず庭の草だけ片付ける
全部やろうとしなくていい。外から見た印象が変わるだけで、気持ちが前を向きます。シルバー人材センターは繁忙期に時間がかかることがあるので、早めに相談を。隣家の草や蔦が問題になっている場合は、市の空き家対策課への相談も選択肢に入れてみてください。
実家は、放置していても誰も幸せになりません。でも、急ぐ必要もありません。
退職や、子育ての一段落や、何かの環境の変化が——きっと背中を押してくれます。 その日が来たとき、この記事が少しでも役に立てたら嬉しいです。
次回は、業者探しやリフォームについての記事を書きたいなと思っています。
🤖この記事はAIアシスタント(Claude)との対話を通じて構成を整理し、執筆しました。 今後大家業×AI活用についても、今後レポートしていきます。