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  • 投稿日:2026/04/15
🏥タイの薬は日本より強い?在住看護師が教えるチェンマイ市販薬の選び方と注意点

🏥タイの薬は日本より強い?在住看護師が教えるチェンマイ市販薬の選び方と注意点

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ちぃ@ブログ タイ🇹🇭チェンマイ移住

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要約
チェンマイのコンビニやBootsで買える市販薬を看護師が徹底解説。タイの薬は日本より成分量が多いものがあり、知らずに飲むと過剰摂取に。旅行者も移住者も、現地で薬を買う前に読んでおきたい完全ガイドです。

「生活コストを自分でコントロールする」うえで、現地の薬事情を知っておくことは大切な準備のひとつです。

チェンマイでは日本では処方箋が必要な薬が市販されているケースもあり、知識があるかどうかで医療費と安全性が大きく変わります。

移住を考えていない方にも参考になる情報です。旅行で訪れる方にも役立つ内容です。

看護師として働いてきた経験を持つチェンマイ在住の私が、現地で実際に購入・使用した薬をもとにお伝えします。


【⚠️注意】旅先での軽症に対しての初期対策としてまとめています。緊急性が高い場合、不安感がある場合は、現地の病院受診をお勧めします。


どこで買える?3つの購入場所

チェンマイで市販薬が買える主な場所は3つです。

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Boots(ブーツ) はイギリス発祥のドラッグストアで、市内のショッピングモールに複数店舗があります。英語が通じやすく、成分表示も英語で確認できるため、日本人でも安心して利用できます。

Watsons(ワトソンズ) も同様に英語対応で、コスメと医薬品を扱っています。

セブンイレブン は24時間購入可能で、Paracetamol(解熱鎮痛剤)・ORS(経口補水液)・乗り物酔いの薬など基本的な薬が揃っています。

購入時は

「I want this medicine, please.」

と言いながら薬品名を指差すだけで通じます。言葉の壁はほとんどありません。

カテゴリ別・市販薬ガイドと費用

① 発熱・頭痛

定番はParacetamol(パラセタモール)500mgで、日本のカロナールと同じ成分です。コンビニでも数十バーツ(約150〜250円)で購入でき、旅行中の発熱・頭痛の最初の一手として最適です。

Tylenol / Sara / Panadol / Tempraと、パッケージには英語表記されています

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*日本で処方される1回量の2倍前後です。

注意が必要なのがIbuprofen(イブプロフェン)です。タイでは1錠400mg が主流ですが、日本の市販薬(イブ・ナロンエース)は1錠200mgが主流のため、タイの薬は倍量になります。「よく効く」と感じた場合、それは成分量が多いサインかもしれません。用法・用量を必ず守ってください。

② アレルギー・鼻炎(煙霧期に特に重宝)

チェンマイは例年2月後半〜4月にPM2.5が増加する煙霧期を迎えます。くしゃみ・鼻水・目のかゆみには抗ヒスタミン薬が有効です。BootsやWatsonsで購入できる3種類を比較します。

【抗ヒスタミン薬の比較】

① Loratadine 10mg(クラリチン Clarityne)眠気ほぼなし/日中も活動したい方

② Cetirizine 10mg 眠気ややあり/就寝前に飲みたい方

③ Chlorpheniramine 眠気強め/短時間だけ抑えたい方


3種類のうち1種類を選んで1日1錠が正しい使い方です。同じ日に2種類を重ねて飲むのは避けてください。

③ 胃腸トラブル

まず試すべきはORS(経口補水液)による電解質補給です。

コンビニで数十バーツ(約100円前後)で購入でき、スポーツドリンクよりも脱水時の電解質バランスが優れています。

胃酸・胸やけ・胃もたれにはAntacid(制酸薬)がコンビニやBootsで手に入ります。ただしタイ料理の香辛料・油が原因の場合は、まず食事を消化の良いものに切り替えることが先決です。

*日本のガスター10や太田胃酸などが、市販薬で販売されています。

腸内環境を整えたい場合はBacillus(乳酸菌系整腸薬) がBootsで購入できます。腸内環境を整えることで、下痢・軟便・お腹の張りに幅広く対応できます。副作用が少なく使いやすいのが特徴です。

*日本のビオスリー・ビオフェルミンなどが、市販薬で販売されています。

④ 吐き気・乗り物酔い

乗り物酔いの予防にはDimenhydrinate(Dramamine)が有効で、Bootsだけでなくコンビニでも購入できます。

*日本ではドラマミン錠という名で処方され、トラベルミンなどの市販薬が販売されています。

私自身、チェンマイ〜チェンライ間の山道が多いVIPバス移動の前に服用して効果を実感しました。

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吐き気止めのDomperidone 10mg(Motilium)はBootsで購入できますが、日本では処方箋が必要な医薬品です。自己判断での長期使用は避けてください。

*日本ではナウゼリン(ドンペリドン)という名で処方されます。

⑤ 皮膚トラブル(虫刺され・水虫)

虫刺されのかゆみ・腫れにはHydrocortisone cream 1%を患部に薄く塗ります(Bootsで購入可)。

*日本のロコイドクリームと同じ弱いランクのステロイドです。短期使用であれば安全に使えます。


タイは高温多湿のため水虫が起きやすく、Clotrimazole cream 1%を1日2回患部に塗ると効果的です。

*日本ではクロトリマゾールクリーム言う名で処方されます。

IMG_2205.jpeg私自身、約10日間の使用で改善を確認しました。

⑥ 筋肉痛・コリ・こむら返り

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タイ人も愛用するCounterpainやTiger Balmはコンビニで購入でき、日本のサロンパス感覚で使えます。

こむら返りの予防には、BootsのMagnesium+Vitamin D(30錠・300バーツ≒約1,500円)が効果的でした。就寝前に1錠飲む習慣をつけるだけで、私の夜間のこむら返りが改善しました。年間コストに換算しても約18,000円と、日本のサプリと比べて十分なコストパフォーマンスです。

知らないと危ない!タイと日本の薬の違い3つ

その1:成分量が多い タイの薬は日本の市販薬より1錠あたりの成分量が多いものがあります。Ibuprofen(イブプロフェン)は日本の倍量が代表例です。

その2:日本では処方箋が必要な薬が市販されている Domperidone(吐き気止め)やClotrimazole(水虫・カンジダ)など、日本では処方箋が必要な成分がタイでは市販されています。「薬局で買えた」からといって日本と同じ感覚で使うのは危険です。

その3:持病がある方は日本から持参が鉄則 タイでは同じ成分の薬が手に入らないことがあります。喘息・心臓病・糖尿病など持病がある方は、必要な日数分+余裕を持って日本から持参してください。

*処方薬の持ち込みは、本人使用目的であれば最大30日分まで認められています。

ただし処方箋の携帯が必要で、麻薬・向精神薬など規制薬物は別途申請が必要です。

持ち込む薬の種類が不安な場合は、事前にタイ大使館または税関に確認することをおすすめします。

(出典:タイ国政府観光庁)


【1週間旅行した場合のコスト目安】

・Paracetamol(解熱鎮痛剤・1シート):30〜50バーツ(約150〜250円)

・ORS(経口補水液・2〜3袋):60〜90バーツ(約300〜450円)

・乗り物酔い薬:50〜80バーツ(約250〜400円)

────────────────

合計:約200〜300バーツ(約1,000〜1,500円)

日本から大量に薬を持参しなくても、現地調達で十分対応できます。荷物を減らしてその分を旅費や体験に回せるのも「コスト管理の自由」のひとつです。

まとめ

チェンマイでは、市販薬の多くがコンビニやBootsで低コストに入手できます。「現地で買える」という安心感は、生活コストの最適化と精神的な自由の両方に貢献します。

ただし、タイの薬は日本より成分量が多いものや、日本では処方箋が必要なものもあります。「薬局で普通に買えた」という感覚を過信せず、用法・用量と受診のサインを把握しておくことが、医療費という固定コストを賢くコントロールする第一歩です。

チェンマイに旅行で訪れる際も、現地の薬局をのぞいてみるだけで「暮らしのスケール」が変わる体験ができますよ。ぜひ一度行ってみてください!

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