- 投稿日:2026/04/19
毎日使うAIツールのサイドバーが英語表示のままで、ちょっとしたストレスを感じていませんか?
私はClaude.aiとClaude Codeの両方を仕事で毎日使っています。でも、左サイドバーに並ぶ会話タイトルや設定メニューが英語のまま…。「履歴」「新しい会話」「設定」、こういった言葉が英語で並んでいると、無意識に脳への小さな負荷がかかります。
そこで今回、Claude Codeだけを使って、サイドバーの英語表示を完全に日本語化することに挑戦しました。結果は大成功。この記事では、その一部始終をお伝えします。

🤔 どんな問題が起きていたか
Claude.aiとClaude Codeを使い始めると、左サイドバーに過去の会話履歴が英語タイトルで並んでいました。
たとえば、こんな感じです:
「Setting up iMac for beginners」「Flea market strategy planning」「Article generation tool」
これらは明らかにClaude(AI)が自動でつけた英語タイトルです。私が話した内容は日本語なのに、なぜかタイトルだけ英語になってしまっていました。
同様に、Claude Codeのサイドバーにも英語のセッションタイトルが並んでいて、「どのセッションで何をやったか」がひと目でわかりにくい状態でした。
毎日使うツールだからこそ、UIの言語は母語(日本語)にそろえたい。そう思って解決策を探すことにしました。
🛠️ 解決策の全体像
今回の日本語化は、大きく3つの作業に分かれます。
Claude.ai サイドバーの過去タイトルを日本語に変更(API経由)Claude Code サイドバーの過去タイトルを日本語に変更(ローカルファイル直接編集)今後も自動で日本語タイトルになる設定を追加(3箇所の設定ファイルを更新)
すべてClaude Codeに指示するだけで、コードを書いて実行してくれました。私はほぼ「やって」と言うだけです(笑)。
📝 作業① Claude.ai の過去タイトルを日本語化
Chrome MCPというツールを活用
Claude Codeには「MCP(Model Context Protocol)」というツール拡張機能があります。その中のひとつ「Chrome MCP」を使うと、ClaudeがChromeブラウザを直接操作できるようになります。
今回はこのChrome MCPを使って、claude.aiの内部APIを直接呼び出す方法を取りました。
APIを発見:会話タイトルの変更はPUTメソッド
Claude Codeに「Claude.aiのサイドバーの英語タイトルを日本語に変えて」と指示すると、まずAPIを探し始めました。
調査の結果、claude.aiには以下のAPIエンドポイントがあることがわかりました:
PUT /api/organizations/{orgId}/chat_conversations/{conversationId}
このエンドポイントにリクエストボディとして{"name": "日本語タイトル"}を渡すと、会話のタイトルを変更できます。
最初はPATCHで失敗→PUTで解決
実は最初、PATCHメソッドで試みたところ「405 Method Not Allowed」エラーが返ってきました。一般的なREST APIではリソースの部分更新にPATCHを使いますが、claude.aiではPUTが正解でした。
Claude Codeはこのエラーを自動で検知し、「PATCHではなくPUTを試してみます」とメソッドを変更。すると202 Acceptedが返ってきて成功しました。
実際に使ったJavaScriptコード
Chrome MCPのJavaScript実行ツールを使って、以下のコードを走らせました:
(async () => {
const orgId = '(組織ID)';
const renames = [
{ id: '(会話ID1)', name: 'iMac初心者のセットアップサポート' },
{ id: '(会話ID2)', name: 'フリマせどり戦略の立案' },
{ id: '(会話ID3)', name: 'ノウハウ記事生成ツールの作成' },
// … 他の会話も同様
];
for (const {id, name} of renames) {
const res = await fetch(
`/api/organizations/${orgId}/chat_conversations/${id}`,
{
method: 'PUT',
headers: { 'Content-Type': 'application/json' },
body: JSON.stringify({ name })
}
);
console.log(id, res.status);
}
})();
会話IDと組織IDはClaude CodeがAPIを呼び出して自動取得してくれました。私がやったことは「変換後のタイトルをリストアップする」だけです。
実行後、Claude.aiをリロードすると……サイドバーのタイトルがすべて日本語になっていました!🎉

💻 作業② Claude Code の過去タイトルを日本語化
Claude Codeのセッションデータはどこに保存されているか
Claude Codeのサイドバーに表示されるセッションタイトルは、クラウドではなくローカルのMacに保存されています。
場所はここです:
~/Library/Application Support/Claude/claude-code-sessions/
このフォルダの中に、セッションごとのJSONファイルが入っています。Claude Codeに「このフォルダを調べて」と指示すると、構造を分析してくれました。
JSONファイルの構造
各JSONファイルはこのような形式です:
{
"sessionId": "…",
"cliSessionId": "…",
"cwd": "/Users/xxx/…",
"title": "Setting up iMac for beginners",
"titleSource": "generated",
…
}
ポイントはtitleとtitleSourceの2つのフィールドです。titleSourceが"generated"になっているとAIが自動生成したタイトル、"manual"にすると手動設定として固定されます。
Pythonスクリプトで18件を一括変換
Claude Codeが自動でPythonスクリプトを書いて実行してくれました。
import json, glob, os
base = os.path.expanduser(
'~/Library/Application Support/Claude/claude-code-sessions'
)
translations = {
'06b75a6a': 'ノウハウ記事をSNSでシェアする',
'1c5e93f0': '許可リクエストにシステム音アラートを追加',
'2f92e49a': 'ClaudeとNano Banana2のデザインツール比較',
'51281a47': 'メルカリ出品を売れるよう最適化',
'5c755840': 'macOSメニューバーにClaude使用状況を表示',
'845facb9': 'iMac初心者トラブルシューティングガイド作成',
'8bb6be1e': '左側の英語表示を日本語に変更',
# … 合計18件
}
files = glob.glob(f'{base}/**/*.json', recursive=True)
for fpath in files:
with open(fpath) as fp:
d = json.load(fp)
cli_id = d.get('cliSessionId', '')[:8]
if cli_id in translations:
d['title'] = translations[cli_id]
d['titleSource'] = 'manual'
with open(fpath, 'w') as fp:
json.dump(d, fp, ensure_ascii=False, indent=2)
print('完了!')
スクリプトを実行してClaude Codeを再起動すると、サイドバーのセッションタイトルが18件すべて日本語になっていました!✨
⚙️ 作業③ 今後も日本語になる設定を3箇所に追加
過去のタイトルを日本語にしても、今後また英語タイトルで会話が作られては意味がありません。そこで、3箇所に「日本語で表示する」設定を追加しました。
設定1:settings.jsonに言語設定を追加
Claude Codeの設定ファイル~/.claude/settings.jsonに以下を追加します:
{
"language": "japanese"
}
これでClaude Codeが日本語モードで動作するようになります。
設定2:CLAUDE.mdに日本語指示を追加
~/.claude/CLAUDE.mdはClaude Codeが必ず読む「グローバル指示ファイル」です。ここに以下を追記しました:
## 言語設定
- **すべての応答は日本語で行う**
- **セッションタイトルは必ず日本語で生成する**
(例:「画面左側の英語を日本語に変換」)
このファイルに書いた指示はすべてのセッションで有効になるため、今後のタイトルも自動的に日本語で生成されます。
設定3:claude.aiのプロフィールに日本語指示
claude.aiのウェブ版にもプロフィール設定があります(「プロフィールを編集」→「個人の設定」)。ここに以下を追記しました:
会話のタイトルは必ず日本語で付けてください。
これでclaude.aiが新しい会話を作成するたびに、日本語タイトルが自動生成されます。
🎉 結果:すべてのサイドバーが日本語に!
3つの作業をすべて完了した後、アプリを再起動して確認しました。
✅ Claude.ai(ブラウザ版)のサイドバー → すべて日本語タイトル✅ Claude Code(デスクトップアプリ)のサイドバー → すべて日本語タイトル✅ 新しい会話を始めると → 自動で日本語タイトルが付く
毎日見るサイドバーが母語で表示されるだけで、本当にストレスが減りました。「たかがUIの言語」と思うかもしれませんが、毎日使うツールだからこそ、こういう細かい最適化が積み重なって生産性に差がつくんだと実感しています。
💡 今回のポイントまとめ
Claude.ai の日本語化
Chrome MCPでclaude.aiのAPIを直接呼び出すエンドポイント:PUT /api/organizations/{orgId}/chat_conversations/{id}注意:PATCHは405エラー → PUTが正解
Claude Code の日本語化
セッションデータは~/Library/Application Support/Claude/claude-code-sessions/に保存JSONファイルのtitleとtitleSourceを書き換えるPythonスクリプトで一括処理
今後も日本語になる設定
~/.claude/settings.jsonに"language": "japanese"~/.claude/CLAUDE.mdにタイトル日本語化の指示を追加claude.aiプロフィールにも日本語指示を追加
🚀 まとめ:Claude Codeで自分の環境を最適化しよう
今回の作業、私が書いたコードはほぼゼロです。
Claude Codeに「英語のサイドバーを日本語にしたい」とひと言伝えただけで、APIを調べ、コードを書き、エラーを自分で修正し、設定ファイルまで書き換えてくれました。
リベシティのみなさんも、「地味に気になってたけど、直し方がわからなかった」という小さな課題を抱えていませんか?そういうときこそClaude Codeの出番です。
「Claude Codeに頼んでみたら意外とあっさり解決した!」そんな体験、ぜひ積み重ねてみてください。
もし「こういうカスタマイズもできる?」「自分の環境でも試したい!」と思ったら、ぜひコメントで教えてください。一緒に試行錯誤しましょう🙌
