- 投稿日:2026/04/21
春になると、庭や駐車場まわりに雑草が一気に勢いを増しますよね。
なかでも私が毎年手ごわいと感じているのがスギナです。地下茎で増えるため、地上部を刈っても抜いても次々と生えてくる。しかも「グリホ系だけ散布したのに全然枯れない……」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実はスギナには、一般的な除草剤だけでは効果が出にくい理由があります。今回は、そのスギナも含めてほぼすべての雑草に対応できる、私が実践している除草剤3種ブレンドをご紹介します。この調合レシピはホームセンターのガーデン部門担当の方に実際に家の畑を見ていただき、スギナの効果的な除草剤の使い方をご指導いただいた時に教えていただいたレシピです。専門家からのご指摘によりブレンドしております。
なぜスギナには普通の除草剤が効きにくいのか
スギナはシダ植物の仲間で、地下に深く張った地下茎から栄養を補給しています。グリホサート系(グリホ系)の除草剤は葉から吸収されて根まで移行する仕組みですが、スギナは茎の表面にロウ質の層があり、薬剤が浸透しにくい構造になっています。
ここで重要になるのが「24-D(2,4-ジクロロフェノキシ酢酸)」という成分です。24-Dはスギナのような広葉・シダ系の雑草に特化した除草成分で、根まで届く浸透力があります。グリホ系と組み合わせることで、スギナに対して劇的に効果が上がります。

私が使っている3種類の除草剤
ザクサ:葉に触れると素早く枯れはじめる速効型。イネ科にも広葉にも対応
24-D:スギナ・広葉雑草の根まで効く。スギナ対策に必須の成分
グリホ系:葉から根まで移行する浸透型の定番。持続性あり
この3種を組み合わせることで、「速攻で地上部を枯らしつつ、根まで届かせる」という二段構えの効果が得られます。
調合レシピ(9リットル噴霧器の場合)
除草剤使用量
ザクサ 100ml
24-D キャップ5杯分
グリホ系 100ml
24-Dについて補足:ホームセンターで売っている小容量タイプを購入しています。大きいサイズは割安ですが使い切れないことも多いので、最初は小さいタイプで試すのがおすすめです。

散布のタイミングと効果的な使い方
おすすめの散布条件
風が弱い曇りの日、または晴れた日の早朝・夕方散布後24〜48時間は雨が降らないタイミングを選ぶ(雨で流れると効果が大幅に落ちます)
スギナが若いうち(春先〜初夏)に散布すると浸透しやすく効果的。
散布後の変化の目安
ザクサの効果:数日〜1週間で地上部が枯れはじめる。
グリホ+24-Dの効果:2〜3週間かけてじわじわと根まで枯らす。
一度散布しても完全に枯れない場合は、2〜3週間後に再度散布すると効果が高まります。スギナは地下茎が深いため、1回だけでなく複数回のアプローチが有効です。
安全に使うための注意点
保護具を必ず着用:手袋・マスク・長袖で肌への直接接触を防ぐ。
近くに菜園や花壇がある場合:風向きに注意し、飛散しないよう低い位置からゆっくり散布。
混合後はなるべく当日中に使い切る:残った溶液は劣化するため保存しない。
各製品の使用上の注意を事前に確認:混合使用が禁止されていないか確認してから使用をする。
まとめ
スギナに手を焼いていた方は、24-Dを加えるだけで劇的に変わります。「グリホだけでは効かなかった」という方にこそ、ぜひこのブレンドを試してほしいです。
除草剤を正しく活用すれば、草むしりに使っていた時間と体力をほかのことに回せます。この春、雑草との戦い方をアップデートしてみてください!