- 投稿日:2026/04/26
- 更新日:2026/04/26
はじめに
まず自己紹介させてください。
ボンバーと申します。
せどり・納品代行をやっている2児の父です。
リベ大に出会う前は、毎日満員電車に揺られながら「今日行ったら朝会社爆発してないかな」と思っていた社畜でした。
会社からの帰宅後は左手にポテチ、右手にケータイでアプリゲームのレベル上げに明け暮れる日々。(守る力0・増やす力0・使う力0という満点の無力感)
その後、当時3歳の子供が保険の窓口でヨーヨーに釣られて保険について調べたことをきっかけにリベ大と出会い、副業→脱サラ→法人化→現在はせどりと納品代行を柱に活動しています。
そんな自分がClaudeを使って業務自動化ツールを作りました。
プログラミング経験はゼロです。コードを見せられても解読できません。
何を作ったか(Amazonせどりを知らない方へ)
Amazonで商品を販売していると、長期間売れない「不動在庫」が積み上がっていきます。
倉庫の棚の奥で静かに居眠りしている商品たちです。
こういった商品は価格を少しずつ下げて売り切るのが定石なのですが、何千個もある商品を一つひとつ手作業で値下げするのが地味につらい。毎週1〜2時間、ひたすらクリックするだけの作業です。
そこでClaudeに頼んで「ボタン1つで自動値下げするChrome拡張ツール」を作ってもらいました。
(Chrome拡張ツールとはGooglechromeのブラウザに追加して使う小さなプログラムのことです)
結果、1週間で不動在庫が10個売れました。 居眠りしていた商品たちが目を覚ましました。

本題:Claudeでツールを作るときに効果的だったプロンプト
「プロンプト」とはAIへの指示文のことです。
営業社員だった社畜時代に「伝え方ひとつで売上が変わる」と体で覚えてきましたが、Claudeへの伝え方もまったく同じでした。
① 最初の一言は「困っていること」を話す
最初にやりがちな失敗:
❌「せどりの自動値下げツールを作ってください」
これはいわば「なんかいい感じの提案書作って」と丸投げするのと同じです。営業時代、上司からの指示がこれで自分が困っていました。
うまくいった伝え方:
✅「Amazonで販売した商品の価格を 毎週手作業で下げる作業があって 何千件もあるので毎回1〜2時間かかっています。 これを自動でやってくれるツールを作りたいのですが、 プログラミングは一切わかりません。 どうすればいいか教えてください。」
ポイントは3つ:
今の手作業の内容を話す(「毎週○○をやっている」)何に困っているかを伝える(「時間がかかる」「面倒」)「わかりません」と正直に言う
「わかりません」と伝えると、Claudeは専門用語を使わずに答えてくれます。知ったかぶりして変な方向に進むより、正直に話す方が絶対に早いです。
② 「わからない点はポップアップで確認して」と最初に伝える
これを知らずに使っていた時期が一番もったいなかった。
✅「方向性や設定でわからない点があれば 私にポップアップで細かく確認して」
これを伝えておくと、Claudeが迷ったときに勝手に進めず、「どうしますか?」と先に聞いてくれます。
しかも、選択肢つきのポップアップが来るので答えるのが超ラク。
実際にこんな感じで確認が来ました:
Q. 値下げの方式はどうしますか?
○ 全商品を同じ金額で値下げする
○ 価格帯によって値下げ額を変える
○ パーセントで値下げする
文章を打つ必要はなく、クリックするだけ。
居酒屋で「何飲む?」と聞かれてメニューを指差すくらい簡単です。
これを伝えずにいると「なんか意図と違うものができた」「また修正だ」というループにはまります。
最初の一手間で後の手戻りが激減しました。
(画像はこの記事を投稿する際に指示したプロンプトです)
③ 変更したいときは「見た目をそのまま言葉にする」
ツールが一応動くようになったあと「ここ変えたい」が出てきます。
難しく考えず、見たままを言葉にするだけでOKでした。
実際に使ったプロンプト:
✅「画像のタブの表示が右寄りになっているのを 左寄りにして、 オレンジのタブが大きすぎるので 20%ほど小さくして、 現在固定で5000円以下・以上という基準になっているが 基準も変えられるようにして」
「右寄りを左寄りに」「20%小さく」「変えられるようにして」。技術用語ゼロ、日常語だけで伝わります。
スクリーンショットを一緒に貼ると「この画面の○○を変えて」だけでさらに伝わります。
④ 機能を追加したいときは「お手本を見せる」
言葉で説明するより見せた方が速いです。
管理ツールの絞り込み画面をスクショで貼り付けて、
✅「値下げ対象の商品をこれと同じように 絞り込めるようにして」
これだけで、画面に表示されていた全項目を再現してくれました。

⑤ シンプルな削除は「〇〇だけにして」
余計な機能が増えてきたら迷わず整理を頼めます。
✅「スケジュール実行の機能はいらないので削除して、今すぐ実行だけにして」
引き算の指示も遠慮なく出せます。営業でいう「シンプルに、刺さる提案に絞れ」と同じ感覚です。
⑥ 品質を上げる「魔法のプロンプト」← これが一番効いた
ツールが動くようになったとき、自分にはコードが読めないので「本当に大丈夫か?」という不安がありました。
そこで使ったプロンプト:
✅「すべてきちんとエラーがないか詳細を確認して、修正回数が少なくなるよう時間をかけてもいいので品質を重視して」
するとClaudeが自分でコードを見直し、自分でバグを見つけ、自分で直してくれました。
さらにこれを繰り返しました:
✅「再度エラーやバグがないか徹底的に確認して」(×5回)
5回繰り返すたびに、前回Claudが見落としていたバグが出てきました。
最初は出来上がったツールをとりあえず動かしていましたがどうにもエラーが多かったのが、このプロンプトのおかげで修正回数が少なくなりました。
コードが読めなくても「確認して」と言い続けるだけで精度が上がる。これはもう24時間文句も言わず働いてくれる優秀な部下です。昔の自分に教えてあげたい。
↓「新たなバグは見つかりませんでした。」と表示されても確認してもらうと新たなバグを発見する
↓エラーやバグの修正を繰り返し依頼するとツールの精度が上がる

Claudeを使って変わった3つの思い込み

まとめ:Claudeへの指示 6か条
1. 最初は「今困っていること・手作業の内容」を話す
2. 「わからない点はポップアップで確認して」と先に伝える
3. 変更したいときは見た目を日常語で説明する
4. お手本があればスクショを見せる
5. 「いらない機能は削除して」もシンプルに伝える
6. 「品質を重視して確認して」を繰り返し頼む
プログラミングの知識は一切不要でした。必要だったのは「自分が何に困っているか」を言葉にする力だけです。
今何かツールを作っている方、これから作ろうとしている方、よかったら今回紹介したプロンプトを意識して作成してみてください。