- 投稿日:2026/04/27
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CursorやAntigravityの拡張機能でClaude Codeを使うと、CLIより約33%多くトークンを消費している事実を知って衝撃。拡張派の私がCLIに乗り換えた理由と、内蔵ターミナルから起動するだけで両取りできる運用をWin/Mac両OS向けにまとめました
こんにちは、まーです!
私は普段、Google Antigravityというエディタの中でClaude Code(以下クロコちゃん)の拡張機能を使って作業しているんですよね。Cursor派の方も多いと思いますが、要するに「VSCode系のエディタ + クロコの拡張機能」というスタイルです。
ちなみに私自身は本業に加えていくつかのプロジェクトを並走させている関係で、Maxプラン($100/月)を使っています。なので「私自身がトークン枯渇に困っている」というわけではないんですよね。
ただ、リベシティのつぶやきを見ていると、3000円(Claude Pro)プランで日々トークン切れに悩んでいる方が本当に多いんです。「Maxに切り替えるしかないか」という声もよく見かけます。
そこで、トークン消費について調べていたら衝撃の事実に出会いました。
「拡張機能でクロコを動かすと、ターミナルでCLI版を動かすより約33%多くトークンを消費している」という調査結果なんです。
これ、知らずに使い続けていたら3000円(Claude Pro)プランがすぐ底をついて当然ですよね。
今日は、Maxユーザーの私が拡張派からCLI派に乗り換えてみた理由と、それでも拡張のメリット(diff確認のしやすさやスクショ貼り付け)を諦めずに済む両取りの方法をまとめます。Pro勢の方が3000円維持しやすくなるTIPSとして読んでもらえれば嬉しいです。Windowsの方もMacの方も両方カバーしました。
この記事で分かること
・拡張機能とCLI(ターミナル版)で33%トークン消費が違う事実
・なぜ拡張のほうが食うのか(自動コンテキストの仕組み)
・拡張派が直面するCLI移行の壁(スクショ貼り問題)
・Cursor/Antigravity 内蔵ターミナルで起動する両取り運用
・Windows勢のスクショ自動ファイル化(ShareX)
・Mac勢のスクショ運用(標準機能で十分)
・配布: CLAUDE.mdの標準フロー記載例
① 拡張機能は便利だけど、隠れた落とし穴がある

クロコちゃんのVSCode拡張機能は、本当に便利なんですよね。私もずっと愛用していました。
何が便利かというと、こんなところです。
①「diff(変更前後の比較)」が左右に並んで色付きで見える(Wordの変更履歴みたいに)
②選択したテキストを自動的にクロコに渡せる(コピペ不要)
③スクショをCtrl+V(Win)やCmd+V(Mac)でそのまま貼り付けられる
④ファイルを開くだけでクロコが内容を把握してくれる
特にスクショ直貼りは、画像で説明したいことを一瞬で渡せるので「これがClaude Codeの最大の魅力」と思っていたくらいなんです。
でも、この「便利さ」が実はトークン浪費の正体だった、というのがオチなんですよね。
② 衝撃: 拡張機能はCLIより約33%多くトークンを使う

調査記事「BSWEN: Does Claude Code VS Code Extension Use More Tokens Than CLI?」(2026年4月公開)の検証データによると、同じプロジェクト・同じタスクでCLIと拡張機能を比較したとき、拡張のほうが約33%多くトークンを消費していたとのことです。
ソースは記事末尾にまとめて貼っておきますので、気になる方は元記事にもあたってみてください。
詳しい原因はこんな感じです。
①選択範囲の自動挿入: コードを選択した瞬間にクロコに送られる(便利だが、選んだだけでトークン消費)
②ファイルを開くと自動でロード: 閲覧しただけでクロコがその内容を知ってしまう
③問題パネルの自動取り込み: エディタが検出した警告・エラーが勝手にコンテキスト入り
④バックグラウンド消費: ユーザーが何もしていない時間にもトークンを消費している報告あり(GitHub Issueで議論中)
つまり「便利のために裏で勝手に色々送ってる」のが拡張機能の実態なんですよね。
3000円(Pro)プランで日々ぎりぎり戦っている方には、この33%は致命的だと感じます。
③ じゃあCLIに移行すればいい...と思ったら立ちはだかる壁

「33%節約できるならCLIに乗り換えよう」と決意した私が、最初にぶつかったのがこの2つでした。
①スクショ貼り付けができない: ターミナルにCtrl+Vしても画像はペーストされない(テキストしか受け付けない)
②diff確認がしづらい: ターミナルだと変更箇所がテキストで流れていくので、視覚的に分かりにくい
特にスクショ貼り付けは私の作業スタイルの中心だったので、ここを諦めると効率が落ちるなと痛感しました。
「CLIにすれば節約・拡張なら便利」のトレードオフかと諦めかけたんですが、実は両方取りできる運用方法があるんですよね。
④ 解決策: 起動方法には実は3層ある

これが今回の本命です。色々調べていくと、クロコちゃんの起動方法には実は3つの層があって、トークン消費もそれぞれ違うことが分かったんですよね。
層① 「拡張パネル(GUI)から呼ぶ」: 一番便利・でも一番トークン消費が多い(自動コンテキストフル稼働)
層② 「IDEの内蔵ターミナルから `claude` 起動」: 拡張がインストール済みだと、ローカルの「ide」MCPサーバー経由でCLIとIDEが一部連携する。diff popupは自動で出るが、選択範囲・diagnostic等の情報も部分的に共有される。トークン消費は中程度
層③ 「外部ターミナル(Windows Terminal/iTerm2等)から `claude` 起動」: 純CLI挙動。`/ide`コマンドで明示的に接続しない限り、IDE連携ゼロ。トークン消費が最も少ない(33%節約効果フル)
つまり「拡張パネル < 内蔵ターミナル < 外部ターミナル」の順にトークン消費が減るイメージなんです。
私の選択: 内蔵ターミナル(両取り重視)
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私はAntigravityの内蔵ターミナルを使っています。理由はシンプルで、diffの視覚化メリットを取りつつ拡張パネルよりは軽くしたい、からなんですよね。
Ctrl+`(Macは Cmd+`)でエディタ下に出てくる黒い窓に `claude` と打って起動するだけ。クロコがファイルを変更すると、エディタ側のdiff popupが自動で出るので、変更内容も一目で確認できます。
「ターミナルの出し方が分からない」という方も大丈夫で、メニューバーの「Terminal」 → 「New Terminal」を選ぶか、Ctrl+`(Mac は Cmd+`)を押すだけで下部に黒い窓が出てきます。
最大限節約したい人: 外部ターミナル(純CLI)
「とにかくトークン節約したい」「diffはCLI上のテキストで十分」という方は、Windows TerminalやiTerm2のような別ウィンドウのターミナルから `claude` を起動するのが最強です。
外部ターミナルだとIDE連携が完全に切れるので、自動コンテキストの介入がゼロになります。
結論
①万人向け(私のおすすめ): IDE内蔵ターミナルから `claude` → 拡張パネル比で軽くなる + diff popupは取れる
②最大節約勢: 外部ターミナルから `claude` → 純CLI挙動 + 33%節約効果フル
③スクショ多用 + ビジュアル重視: 拡張パネル続行 → 便利だがトークン覚悟
私自身は①で運用しています。どの層を選ぶかは、自分の作業スタイル次第なんですよね。
⑤ Windows勢のスクショ運用(私はこのパターン)

Windowsの方は、Win+Shift+Sのスクショをファイル化する仕組みがあると一気に楽になります。
私が使っているのが「ShareX」という無料ツールなんですよね。

ShareXは公式サイト(getsharex.com)から無料でダウンロードできます。インストーラーを実行して「Next → Install」を押していけば終わりで、難しい設定はありません。
①ShareXのホットキー設定で、好きなキー組合せを割り当てる(Win+Shift+S自体はWindowsシステム固定なので、Ctrl+PrintScreenやWin+Shift+P等の別キーを使うのがコツ)
②撮影すると自動的に決まったフォルダに保存される(After capture tasks の「Save image to file」を有効化)
③同時にクリップボードにファイルパスがコピーされる(After capture tasks の「Copy file path to clipboard」を有効化)
④ターミナルで Ctrl+V を押すと、画像じゃなくてファイルパスが文字列として貼られる
これでクロコちゃんに「このパスの画像を見て」と一発で頼めます。
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「Task settingsってどこから開くの?」となった方向けに、ShareXのメイン画面の左サイドバーに「Task settings」という項目があるので、そこをクリック → 「After capture tasks」を開けば、上の2つのチェックボックスが見つかります。
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ShareXに頼らなくても、Windows標準のSnipping Tool(バージョン11.2209.2.0以降)なら、設定から「スクリーンショットを自動的に保存する」をONにすれば似たことができます。Win+Shift+S → 撮影すると `Pictures\Screenshots\` フォルダにファイルが残るので、そこをクロコに見てもらえばOKです。なお11.2209.2.0以降はこの自動保存がデフォルトでONになっています。
⑥ Mac勢のスクショ運用(標準機能で十分強い)

実はMacの方はWindowsより簡単なんですよね。Mac標準のスクショ機能がもともと「ファイル保存型」だからです。
私はWindows勢ですが、Macの方向けに調べてみたところ、こんな運用が良さそうです。
①Cmd+Shift+4 で範囲選択 → 自動的にデスクトップにファイル保存される
②Cmd+Shift+5 で範囲選択UIが出て、保存先も選べる
③保存先を変えたい場合は、ターミナルで一行コマンドを打てば変更可能(`defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots`)
④Finderから対象ファイルを内蔵ターミナルにドラッグ&ドロップ → フルパスが自動挿入される

「ターミナル.appがどこか分からない」という方は、Cmd+Spaceで「Spotlight検索」を呼び出して「ターミナル」と入力するだけで起動できます。
保存先を変える時は、起動したターミナルに以下の2行を貼り付けてEnterを押すだけです。
```
defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots
killall SystemUIServer
```
これでデスクトップが散らからなくなります。

もっと高機能なツールが欲しければ、無料の「Shottr」や有料の「CleanShot X」も評判ですが、最初は標準機能で全然回ると思います。
⑦ ターミナル選びのおすすめ(層別)

④で説明した通り、内蔵ターミナルか外部ターミナルかで節約効果が変わります。それぞれおすすめを並べておきます。
内蔵ターミナル派(両取り狙い)のおすすめ:
①Cursorの内蔵ターミナル(Ctrl+` / Cmd+`)
②Antigravityの内蔵ターミナル(同上、私はこれ)
③VSCode本家の内蔵ターミナル
外部ターミナル派(最大節約狙い)のおすすめ:
①Windows Terminal(Microsoft純正・無料): タブで複数セッションを並走できる
②iTerm2(Mac・無料・定番): タブ・分割画面・キーバインドが豊富
③Warp(Win/Mac対応・無料・モダン): AI機能が内蔵されている新型(クロコと併用しても面白いかも)
④Mac標準のTerminal: 最低限ですが十分動きます
外部ターミナル使う場合の注意点として、IDEとの連携を一部使いたい(@ファイル名で参照する等)時は、起動後に `/ide` コマンドを叩くとMCP経由で接続できます。ただし接続するとそのぶん中間挙動に近づくので、純CLI挙動を保ちたい場合は `/ide` は使わないのがコツです。
⑧ CLAUDE.mdにスクショ標準フローを書いておく

CLAUDE.mdは、クロコちゃんが自動で読み込んでくれるルールファイルです。これに「スクショ確認時の標準フロー」を書いておくと、毎回指示する手間が消えます。

ファイルがまだない場合は、Windowsならエクスプローラーでアドレスバーに `%USERPROFILE%` と入れてEnter、Macならホームフォルダ(Finderで Cmd+Shift+H)を開きます。そこに `.claude` というフォルダを作って、その中に `CLAUDE.md` という名前のファイルを新規作成してください。
編集はメモ帳でも、VSCodeでも、なんでも大丈夫です。下にコピペできるテンプレを用意したので、それをそのまま貼って保存するだけでOKなんですよね。
私のCLAUDE.mdに書いている内容(コピペOK):
```
画像確認の標準フロー
・「スクショ確認」「最新の画像見て」と言われたら以下の最新ファイルを対象とする
- Windows: C:/Users/[ユーザー名]/Pictures/Screenshots/
- Mac: ~/Desktop/ または ~/Pictures/Screenshots/
・横幅1500px超の画像は、先にPython(PIL)かImageMagickで横幅1024px相当にリサイズ
・リサイズ後のファイルだけ確認する(元ファイルは保持)
```
CLAUDE.mdの配置場所と優先順位はこんな感じです。
①全プロジェクト共通(グローバル): `~/.claude/CLAUDE.md`(Windowsの場合は `%USERPROFILE%\.claude\CLAUDE.md`)
②プロジェクト固有: そのプロジェクトのルートに `CLAUDE.md` を置く
③優先順位: より具体的な場所(プロジェクト固有)が、グローバルより優先される
つまり、毎回使う基本ルールはグローバル(①)に書いて、プロジェクトごとの特殊事情はプロジェクト直下(②)に書く、という二段構えが強力なんですよね。
新しいプロジェクトを始めるたびに毎回スクショの場所を伝える必要がなくなって、地味に効きます。
やめたこと(失敗から学んだこと)
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①拡張パネルから直接クロコを呼ぶ → やめた。33%多くトークン食う仕組みなので、よほど急ぎでない限り内蔵ターミナルから起動
②スクショをCtrl+Vで直貼り → やめた。便利だけど一瞬でトークン消費が確定するので、ファイル化を挟む
③CLIに移行できなくて拡張続行 → やめた。スクショ問題が壁だったが、ファイル化と標準フロー化で解決
④トークン残量を意識しないで使う → やめた。CLIなら各応答後に消費量が表示されるので、逆に管理しやすい
⑤拡張機能を削除する → やめた。diff視覚化のメリットは捨てなくてOK、起動経路だけ変える
特に⑤は重要で、「拡張は悪」じゃなくて「起動の仕方が悪い」だけだと気づいてから運用が安定しました。
配布: CLAUDE.md コピペテンプレ
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`~/.claude/CLAUDE.md`(全プロジェクト共通)に追記してください。
```
画像確認の標準フロー(トークン節約)
・「スクショ確認」「画像見て」と言われたら以下の最新ファイルを対象
- Windows: C:/Users/[ユーザー名]/Pictures/Screenshots/
- Mac: ~/Desktop/ または ~/Pictures/Screenshots/
・横幅1500px超なら、先にPython(PIL)かImageMagickで横幅1024px相当にリサイズ
・リサイズ後のファイルだけ確認する(元ファイルは保持)
・結果は「変更前→変更後」の差分が分かる形で短くまとめて報告
起動ポリシー
・私は基本的にIDE内蔵ターミナルから claude を起動して使っています
・そのため、自動コンテキスト送信に頼らず、必要なファイルは私が明示的に渡します
・開いているファイルや選択範囲を勝手に前提とせず、確認が必要な時はパスを聞いてください
```
これを保存したら、Cursor/Antigravityを開いて、Ctrl+`(Mac は Cmd+`)で内蔵ターミナルを呼び出して、`claude` と打つだけです。

起動時に「CLAUDE.md loaded」のような表示が出れば、ちゃんと読み込まれている証拠です。これでスクショの場所も自動的に伝わるようになります。
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まとめ
①拡張パネル使用はCLIより約33%多くトークンを消費している
②原因は自動コンテキスト挿入(選択範囲・開いてるファイル・問題パネル)
③起動方法は3層構造: 拡張パネル(多) > 内蔵ターミナル(中) > 外部ターミナル(少)
④万人向けは「内蔵ターミナルから `claude` 起動」(両取り) / 最大節約勢は外部ターミナル
⑤Windows勢はShareX or Snipping Tool自動保存でファイル化
⑥Mac勢は標準スクショ機能だけで十分(ファイル保存がデフォルト)
⑦CLAUDE.mdに標準フロー記載で毎回の指示が消える(グローバル + プロジェクト固有の二段構え)
「Maxプランに飛ぶ前に、起動経路を変えるだけ」で3000円(Pro)の寿命がぐっと伸びる、というのが今回の結論です。
私と同じく拡張派だった方は、ぜひ一度内蔵ターミナルから `claude` を試してみてください。慣れてしまえば、もう拡張パネルには戻れないと思います。