- 投稿日:2026/04/28

拡張派からCLI派に移ろうとして最初にぶつかるのが「スクショを貼れない」問題。WindowsはShareXかSnipping Tool、Macは標準機能でファイル化すれば、ターミナルにパスを貼るだけでクロコちゃんに画像を見てもらえます
こんにちは、まーです!
前回の記事で、Claude Code(以下クロコちゃん)の起動には3つの層があって、内蔵ターミナルや外部ターミナルから「claude」と打って起動するほうが、拡張パネルから呼ぶより節約になる、という話を書きました。
ただ、CLI移行の最大の壁が「スクショを直接貼れない」問題なんですよね。拡張パネルだとCtrl+V(Win)やCmd+V(Mac)で画像をそのまま貼り付けられたのが、ターミナルだと文字列しか受け付けません。
私もここで一度諦めかけたんですが、実は「画像をファイルとして保存 → ターミナルにパスを貼る」運用にすれば、何の不便もなくクロコに画像を見てもらえるんです。
今日はそのファイル化運用を、Windows勢・Mac勢それぞれ向けにまとめます。前回の記事を読んでいない方も、この記事だけで完結する内容にしてあるので大丈夫です。
この記事で分かること
・なぜCLI(ターミナル版)はスクショを直貼りできないのか
・Windows勢のスクショ自動ファイル化(ShareX or Snipping Tool)
・Mac勢のスクショ運用(標準機能で十分)
・ターミナルへのパス貼り付けまでの全フロー
① 問題: ターミナルにスクショを貼れない
なぜ拡張パネルでは画像が貼れて、ターミナルでは貼れないのか。仕組みを一言で言うと、ターミナルは「文字列を入力するための窓」だからなんですよね。
Ctrl+V(Win)やCmd+V(Mac)で貼り付けようとすると、テキストはそのまま入りますが、画像クリップボードはターミナル側が解釈できないので、何も起きないか、空文字が貼られます。
なので解決策はシンプルで、こんな流れになります。
①スクショを撮ったら、自動でファイル(PNG)として保存される
②そのファイルへのパス(C:/Users/.../screenshot.png みたいな文字列)がクリップボードにコピーされる
③ターミナルにCtrl+V or Cmd+Vでパスが貼られる
④クロコに「このパスの画像を見て」とお願いする
このフローを実現するために、Windows勢とMac勢それぞれ最適な道具が違うので、順に紹介していきますね。
② Windows勢のスクショ運用(私はこのパターン)

Windowsの方は、Win+Shift+Sのスクショをファイル化する仕組みがあると一気に楽になります。選択肢は2つあって、私はShareXを使っています。
おすすめ: ShareX(無料・高機能)

ShareXは公式サイト(getsharex.com)から無料でダウンロードできます。インストーラーを実行して「Next → Install」を押していけば終わりで、難しい設定はありません。
設定の手順はこんな感じです。
①ShareXのホットキー設定で、好きなキー組合せを割り当てる(Win+Shift+SはWindowsの標準ショートカットが優先なので、Ctrl+PrintScreenやWin+Shift+Pなどの別キーを使うのがコツ)
②撮影すると自動的に決まったフォルダに保存される(「キャプチャー後のタスク」の中で「名前を付けて画像を保存」を有効化)
③同時にクリップボードにファイルパスがコピーされる(同じ「キャプチャー後のタスク」の中で「ファイルのパスをクリップボードにコピー」を有効化)
④ターミナルで Ctrl+V を押すと、画像じゃなくてファイルパスが文字列として貼られる
これでクロコちゃんに「このパスの画像を見て」と一発で頼めます。

「タスクの設定ってどこから開くの?」となった方向けに、ShareXのメイン画面の左サイドバーに「タスクの設定」という項目があるので、そこをクリック →「キャプチャー後のタスク」を開けば、上の2つのチェックボックスが見つかります。
(英語UIで使ってる方は「Task settings → After capture tasks」、項目名はそれぞれ「Save image to file as」「Copy file path to clipboard」になります)
もっとシンプル派: Windows標準のSnipping Tool

ShareXまでは大げさかな、という方には、Windows標準のSnipping Tool(バージョン11.2209.2.0以降)でも似たことができます。
設定から「スクリーンショットを自動的に保存する」をONにすれば、Win+Shift+S → 撮影すると「Pictures > Screenshots」フォルダにファイルが残るので、そこをクロコに見てもらえばOKです。
なお11.2209.2.0以降はこの自動保存がデフォルトでONになっているので、最新のWindowsを使っている方は何も設定しなくても動くはずです。
ただ、Snipping Toolは「ファイルパスをクリップボードにコピー」までは対応していないので、ターミナルにパスを渡したい時はエクスプローラーから対象ファイルをShift+右クリック →「パスのコピー」で対応するか、ファイル名で指定する形になります。
楽さで言うとShareXのほうが圧倒的に楽なので、頻度が高い方はShareX推奨です。
③ Mac勢のスクショ運用(標準機能で十分強い)

実はMacの方はWindowsより簡単なんですよね。Mac標準のスクショ機能がもともと「ファイル保存型」だからです。
私はWindows勢ですが、Macの方向けに調べてみたところ、こんな運用が良さそうです。
①Cmd+Shift+4 で範囲選択 → 自動的にデスクトップにファイル保存される
②Cmd+Shift+5 で範囲選択UIが出て、保存先も選べる
③保存先を変えたい場合は、ターミナルで一行コマンドを打てば変更可能(下に貼っておきます)
④Finderから対象ファイルを内蔵ターミナルにドラッグ&ドロップ → フルパスが自動挿入される
保存先の変更方法

「ターミナル.appがどこか分からない」という方は、Cmd+Spaceで「Spotlight検索」を呼び出して「ターミナル」と入力するだけで起動できます。
保存先を変える時は、起動したターミナルに以下の2行を貼り付けてEnterを押すだけです。
```
defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots
killall SystemUIServer
```
これでデスクトップが散らからなくなります。
なお、新しめのmacOSではこのコマンドが効かない場合があるそうなので、その時は Cmd+Shift+5 を押して画面下部に出てくるメニューの「オプション」→「保存先」から指定するのが確実です。
もっと高機能なツールが欲しい人向け

「Shottr」(基本無料・30日経つと寄付促し画面が出る・$12で消せる)や「CleanShot X」($29買い切り or サブスク)も評判ですが、最初は標準機能で全然回ると思います。
Mac勢の場合、わざわざ追加ツールを入れなくてもファイル保存型で動くので、Windowsより参入障壁が低いんですよね。
まとめ
①CLI(ターミナル版)に画像を直貼りはできない
②でも「ファイル保存 → パスを貼る」運用に切り替えれば、何の不便もない
③Windows勢: ShareXが圧倒的に楽(Snipping Toolでも代替可)
④Mac勢: 標準のCmd+Shift+4 / 5 で十分(保存先はdefaultsコマンドかオプションメニューで変更)
⑤ターミナルにパスを貼ったら、クロコに「このパスの画像を見て」とお願いするだけ
スクショの壁さえクリアすれば、CLI移行は本当に楽なんですよね。私はShareX設定を済ませてから、拡張パネルに戻る理由がほぼ消えました。
次回は、毎回「画像はここにあります」「リサイズしてから見てください」と説明するのを永久にやめる方法、つまりCLAUDE.mdというルールファイルにスクショの標準フローを書いておく話を書きますね。
では、また次回。