• 投稿日:2023/12/13
  • 更新日:2025/10/03
レンタルサロン(レンタルスペース)の作り方 ジャンル選び編

レンタルサロン(レンタルスペース)の作り方 ジャンル選び編

すまいる院長@治療家独立応援

すまいる院長@治療家独立応援

この記事は約6分で読めます
要約
レンタルスペースには様々なジャンルがあります。 レンタルサロン・パーティールーム・ダンススタジオ・撮影スタジオ・シェアオフィスetc・・・ どのジャンルにもメリットとデメリットがあり、何を選ぶかに完全な正解はありません。 それぞれのメリット・デメリットと選び方を紹介します。

レンタルスペースには様々なジャンルがあります。

どのジャンルにもメリットとデメリットがあり、何を選ぶかに完全な正解はありませんが、どれでもいいわけではもちろんありません。

それぞれのメリット・デメリットと選び方を紹介します。

レンタルスペースの種類

レンタルスペースには多数のジャンルがありますが、代表的なものを上げると

・レンタルサロン

・パーティールーム

・ダンススタジオ

・ワークスペース

・貸し会議室

・撮影スタジオ

・レンタルジム

この辺になります。

他にもレンタルキッチンとか貸しギャラリー、音楽スタジオ、セミナー会場など様々な場所があります。

全ての説明をしていくとキリがないので、代表的な7つに絞ってそれぞれの内容とメリット・デメリットを紹介していきますね。

レンタルサロン

私が運営しているのはレンタルサロンです。

主に整体や鍼灸、エステ等の施術をするためのスペースです。

施術ベッドがあって、それぞれの施術ができるようにしている所です。

レンタルサロンの中にもいろいろな分類がありますが、それについては今後書いていきますね。

メリット

私が一番感じているレンタルサロンのメリットは、圧倒的に客層が良く、管理が楽な事です。

利用者のほとんどが仕事用で使っているので、汚したり、本来の用途以外で使われることはまずありません。

クレームもほとんどありません。

また一度使ってもらえればリピートしてもらえる確率は高く、安定した売り上げにつながりやすいのもメリットです。

ワンルームマンションで始められるので、初期費用が少ないのも良いですね。

デメリット

デメリットは初期の集客が難しい事です。

メリットの裏返しで、一度使ったレンタルサロンを繰り返し使う人が多いため、最初の集客は難しいです。

あとは、私は自分で治療院も作ってきた経験が有るので必要な備品が分かりますが、一般の方だと必要なものが分かりにくいかもしれません。

レンタルサロンはどちらかというと攻めというより守りのレンタルスペースですね。

パーティールーム

パーティールームはその名の通り、パーティーなどで利用する部屋です。

レンタルスペースの代表的なもので、皆さんがレンタルスペースと聞いてイメージするのはこの部屋かなと思います。

オフ会などでも利用したことある人も多いと思います。

数人が利用する用の小さい部屋から、20人以上で利用するような大部屋まで規模は様々あります。

メリット

メリットは売り上げの爆発力が半端ない所です。

ハロウィンやクリスマス、年末年始などのイベント時は圧倒的な売り上げを上げてくれます。

部屋によっては一か月で数百万円も売り上げる所も多々あります。

繁忙期は単価を上げることで、売上も大爆発します。

デメリット

デメリットは手がかかる事とトラブルが起きやすい事です。

飲食、特に飲酒を伴う事が多いので、汚れや備品破壊、盗難なども起こることがあります。

また近隣からクレームが入ってしまう事もあるので、出店場所が限られてきます。

売上を上げるには他との差別化も必要なので、初期費用も高額になりやすいです。

パーティールームはハイリスク・超ハイリターンなスペースですね。

ダンススタジオ

ダンススタジオはダンスの練習などに使われる部屋です。

ダンススタジオも数人で利用する用の小部屋から、大人数で利用するような大部屋まで様々です。

メリット

ダンススタジオのメリットは初期費用が少なく済むことです。

必要な備品といえば、大きな鏡と音響設備などがあれば、大きなものはそれほど必要ありません。

ダンスレッスンなどで使ってもらえるようになれば、安定した売り上げも見込めるようになります。

また最近のダンスブームにより、集客はしやすい傾向にあります。

デメリット

デメリットは近隣からクレームが入る事があるという事です。

ダンスをすればどうしても足音等が響いてしまいます。

防音対策をしっかりしていても、どうしてもクレームが来てしまう事もあります。

ダンススタジオを運営している人には、自分で使うスタジオを使わない時に貸し出しているという人も多いです。

ワークスペース

ワークスペースはリベのオフィスみたいな感じです。

最近ではエキナカに個室ワークスペースができていたりしますね。

メリット

ワークスペースのメリットは一人当たりのスペースが小さい所です。

広めの部屋を区切って、小部屋をいくつも作ることが可能です。

備品も少なく、騒音もないし、あまり汚されないというのも大きなメリットですね。

デメリット

デメリットは個人では参入しにくい所です。

大手が大規模のスペースを好立地に作っているので、個人で参入しても勝ち目が少ないかと思います。

コロナで急にテレワークが増えた時はよかったですが、今から個人で参入するのは難しいと思います。

貸し会議室

貸し会議室はワークスペースの大きい版ですね。

メリット・デメリットはワークスペースと同様です。

部屋の規模が大きい必要がある分、ワークスペース以上に大手が強いジャンルです。

撮影スタジオ

撮影スタジオはテレビやYouTubeを撮影するような大規模なものから、個人で撮影会をするような小さい物まであります。

昔は大規模の部屋ばかりでしたが、最近はインスタなどの撮影に使う小部屋も流行っているようです。

メリット

撮影に使いたい人はどんどん増えているので、これからマーケットが広がる可能性がある所がメリットです。

可愛い物やキラキラした物が好きな人だと、部屋を作るだけでも楽しいかもしれません。

デメリット

デメリットとしては、常に流行を追わなくてはいけないところです。

備品などは常に最新にしておかないと、お客さんは他に流れてしまいます。

撮影スタジオはセンスに自信がある人や好きな人にはいいかもしれません。

レンタルジム

レンタルジムは個人用の小さなスポーツジムみたいな感じです。

周りの目を気にしないでトレーニングしたい人が使ったり、パーソナルレッスンなどでも使われたりしています。

メリット

メリットは小さい部屋でも十分に売上を上げることができる所です。

真面目に使う人が多いので、トラブルや盗難なども少ないようです。

筋トレのニーズはまだまだ続きそうですしね。

デメリット

設備をどこまでそろえるかが難しい所だと思います。

初期費用を抑えすぎて設備が悪いと集客ができませんが、コスト掛け過ぎても回収が難しくなります。

そして、今の最大のデメリットは【ちょこザップ】の参入です。

圧倒的な低価格で提供しているちょこザップはかなり脅威になります。

近隣にちょこザップができたら、かなり厳しい戦いになってしまいそうですね。

まとめ

どのジャンルを選んでもメリットとデメリットがあります。

自分の得意分野や好きなものを絡めて選んでいくことをおススメします。

本業とのシナジーが生まれるようなものもおススメです!

最後までお読みいただきありがとうございました!!

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すまいる院長@治療家独立応援

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この記事のレビュー(1
  • 会員ID:Je4JAeKR
    会員ID:Je4JAeKR
    2025/07/10

    ジャンル別のメリットデメリット、リスクがよくわかりました! ジムの空き時間をレンタルしようと考えていて、参考になりました。 ありがとうございます。