- 投稿日:2023/12/25
- 更新日:2025/09/29

銀杏とは?
イチョウの樹の果実です。イチョウの樹はオスとメスがあり、メスの樹のみが銀杏を付けます。オスの樹は枝が垂直に近く、メスの樹は水平に近いです。
銀杏が拾える季節は9月中旬~11月中旬ごろまでです。
注意点
✅採集時
銀杏の果肉にはかぶれ成分が含まれています。素手で触らないようにしましょう。
✅実食時
銀杏は食べ過ぎると銀杏中毒になります。どの程度食べると中毒になるかは個人差がかなり大きく、一概には言えませんが一度で食べる量は大人で20粒程度に留めておいたほうが良いでしょう。10歳未満であれば食べないほうがいいでしょう。
銀杏中毒についてはコチラを参照してください。
私は30粒までは一度に食べていますが、今のところ中毒症状を自覚したことはありません。
STEP1 銀杏をゲットせよ
銀杏は非常に臭いがきついです。採集時は汚れてもいい服装で行きましょう。また、前述のようにかぶれの恐れもあるので、ビニール手袋などで手を保護しましょう。
銀杏はイチョウの街路樹地帯や公園に落ちています。なるべく果肉の大きなサイズのものを拾いましょう。食べるのは中身の種ですが、果肉自体が大きい実のほうが種も大きいです。
注意点として当然ですが、私有地に落ちているものは許可なく拾ってはいけません。加えて、国立公園や自然公園でも原則として採取はできません。また、それとは別に個別の公園や道路によっては採取が禁止されている場合があります。気になる場合は事前に管理者(行政)に確認を取っておきましょう。
集めるとこんな感じになります。ここから下処理していきましょう。
STEP2 銀杏を下処理せよ
銀杏の果肉処理にはいくつか方法がありますが、今回は水による処理を行います。袋に入れた銀杏を水で浸して一晩放置します。
写真では釣り道具のコマセバケツを使ってますが、普通のバケツでも構いません。
一晩放置した後は果肉が簡単に剥けるので、ビニール手袋をした状態で剥いていきます。果肉は臭いがきついのでビニール袋に入れて、後日燃えるゴミの日で処分します。
果肉を剥いた後は1~2日ほど天日干ししましょう。
天日干しにはダイソーのネットがオススメです。結構大きいので銀杏以外でも使えます。
STEP3 銀杏を調理せよ
さて、天日干しした後は調理です。今回は最もシンプルな「銀杏封筒」を紹介します。
銀杏封筒のやり方は非常に簡単
1.封筒に銀杏を20~25粒程度入れる
2.封筒の口を2~3回折る
3.電子レンジ500wで50秒(ボンボンと破裂音がします)
加熱後に封筒から取り出しましょう。熱いので注意。
STEP4 銀杏を食せよ
封筒から取り出した後は殻を割って薄皮を剥きます。殻を割る際はレンチン後だと手でも割れますが、硬い場合は調理バサミやペンチを使いましょう。
殻と薄皮を剥くと透明感のある翡翠色になります。
シンプルに塩をつけて食べるといいです。岩塩なら更にGood♪
銀杏の保存方法
銀杏は意外と日持ちしません。タッパーなどに入れて、殻ごと水に浸して冷蔵庫に保管します。3~4日に1回ほど水を交換しましょう。これで1ヵ月程度は日持ちします。