- 投稿日:2024/03/04
- 更新日:2025/10/08

『オフ会で1万円落とした。』
2024年3月2日、大阪の某テーマパークで開催された大規模オフ会。
満喫して、終電で京都の自宅に帰宅しました。
次の朝も、その余韻を楽しみながら、荷物の片付けを行なっていました。
特に忘れ物もないなと思っていた時、定期券ケースを調べていて異変に気づきました。
「念の為に別に入れておいた1万円札がなくなっている!?」
心当たりはそこそこありましたが、服やカバン、玄関から自分の部屋まで調べて見つからないことで、落としてしまったことを認識しました。
自分の収入は同世代の中央値より少し低いので、1万円無くすということは、結構痛手です。
少し凹みましたが、楽しんだ分、気持ち新たに稼いで行こうと思っていた矢先のことです。
また、同じ失敗をしないためにも今回のことについて、前向きに原因と対策を考えることにしました。
タルムードの金言
「ユダヤの人は、片足が折れたなら両足でなくて良かったと神に感謝し、両足を折れば首の骨でなくて良かったと神に感謝する。」
強運の人は、なんとかなると考えているから、少しの不運で立ち止まることはしません。
何か損を出して、凹んでしまった人。
少し見方を変えて、運のいい人になるためのヒントとして読んでいただければ嬉しいです。
原因と推測:「そもそも落としやすい収納にしてしまっていた。」
再びお金を落とさないように、原因を考えます。
今回はアトラクション等を楽しむため、できるだけ荷物を減らしました。
また、お金関係に関してはキャッシュレスで行くことにし、必要ないカードは持って行かないよう、自宅のカードキー、クレジットカード、ICOCA(関西の交通系ICカード)、この3枚に絞りました。
これにより財布が要らなくなったので、定期券入れだけ持って行くことにしました。
ただ、まだまだ日本は現金社会のところがあります。念の為に現金、1万円札1枚と1000円札2枚を定期券入れに忍ばせました。
この考えは間違っていませんでした。
ICOCAにチャージしていた額が減っていて、目的地から家に帰るまでは足りなくなっていたので、この2000円がチャージに役に立ったのです。
ですが、まずここが最初の1万円を紛失した可能性のあるポイント。
2000円を取り出した時に、うっかり1万円も何かの拍子に外に飛び出してしまって気づかなかった可能性があります。
そこからは現金を使うことはなく、施設内での買い物は、すべてクレカで済ませました。
ただクレカを使うたび、定期券入れから出しているので、1万円札の入っているポケットに対して出し入れをする度、気付かず飛び出す可能性が上がります。
そして、おそらくそれによって1万円札を紛失してしまったと考えられました。
「1万円札を、そもそも落としやすい収納にしてしまっていた。」
人に盗られたとは考えにくいので、原因は自分でした。
対策:「現金は別の取り出しにくい場所で保管」
原因が自分であるなら、対策することは可能です。
結局、現金を使う機会はほとんどありませんでした。
もしもの時のためには、カバンの奥の方に1万円札を潜ませておけば、今回の不幸は避けれていたと思います。
自分はラッキーだからこそ1万円を落とした!?
そもそも失敗する前に、自分はその対策をできなかったのでしょうか?
………。
できませんでした。
そういう形でお金を落とすという発想ができませんでした。
今回の出来事を振り返って改めて気づいたこと。
小銭以外のお金を落としたことが、人生で初めてだったのです。
40年以上生きてきて、初めて1万円を無くしたという事実。
これって、メチャクチャありがたいことなのでは!?と認識しました。
学長のお兄様のように、初バイトの給料10万円以上を落としてしまったという不幸な人もいる中で、1万円でこれからの大きな額のお金をなくす危険性を下げられたということはラッキーでした(笑)。
『金を失ってもたいしたものは失わない。しかし勇気と知性を失えばすべて失う。』
上の見出しもタルムードの金言です。
「1万円と言えど、お金はお金。」
もはや済んでしまったことをウジウジ悩んでも仕方がないので、新たな1万円を稼ぎ出すため、気持ちを切り替え、動き出すことができました。
最初にあげたタルムードの金言。
実はユダヤジョークバージョンもあるようです。
「ユダヤの人は、片足が折れたなら両足でなくて良かったと神に感謝し、両足を折れば首の骨でなくて良かったと神に感謝する。
首を折ったならもう何も心配することはない。」
死んであの世に、お金を持っていくことはできません。
「生きているだけで丸儲け。」
今日も当たり前のように生きている幸運、
お金を落としても、命を落とさなかったことに感謝して、今、この時を楽しみます(笑)。