• 投稿日:2024/10/21
  • 更新日:2025/09/30
【守る力】経験から語る葬儀社の選び方

【守る力】経験から語る葬儀社の選び方

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駆け落ちのおかやん@看護学生1年目

駆け落ちのおかやん@看護学生1年目

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要約
人が亡くなったらまずすることはお葬儀です。 そんな日が突然来てしまった私の話がメインとなりますが、皆さんのお役に立つこともあるかもしれません。 葬儀社は病院が呼んでくれることもあります。そこで「はい」と言ってしまえば損をするかも。 どうしたいか、今から考えてみませんか?

みなさん、こんにちは!

「駆け落ちのおかやん」と申します。

私は38の時、夫を脳出血で突然亡くしました。

その時の経験から、葬儀社をどう選んだらいいかをお話したいと思います。

特に私の場合、昏睡したと思ったら、一度も目覚めることなく、そのまま逝ってしまいました。

しかも「駆け落ち」をしたがために、周りに頼れる親族が全くいない状況だったんですね。(なぜ駆け落ちをしたかは私のブログに載せています)

ですが幸いなことに、私は夫が亡くなるまで時間があったので(死ぬのを待っているあの時間は相当に苦しかったですが)そのあいだに調べまくることができました。

そして、最安値(当時で8万ちょっとでした)でお葬式を済ませることが出来ました。

これを読む方にとってはまだ先の話かもしれませんが、人はいつか必ず亡くなります。

この記事が、どうか誰かの役に立つことを願います。

元気なうちにちゃんと相談しておく

とにかく「生きてるうちに希望を伝えておくこと!」が何より大事です。

亡くなった年の2,3年前でしたが、夫が

「もし俺の葬式をすることになったら、1番安いヤツでいいからな」

と言っておいてくれていました。

こういう言葉って妙に記憶に残るもので、普段全然忘れてしまっていても、いざその瞬間になったらちゃんと思い出せるものなのです。

だからこれを読んでる人は言えるうちに

🔴葬式の希望

🔴骨の納め先

は伝えておくことを強くオススメします!

上記2つはマスト。

特に「納骨」は予定先が墓仕舞いしている可能性もあるので、早めに確認しておいたほうがいいでしょう。

私の夫の場合、入れようと思っていた墓がすでに墓仕舞いをしていました。

なので、夫にお墓はありません。

実は、現在進行形で私が少しずつ海に骨を撒いていっている状態です。

要は海洋散骨ですね。

これには理由があります。

残っていたお墓が、夫が嫌っていた父親と同じお墓しかなかったのです。

自由を愛する男だったので、お金を払ってお墓に入れるより、どこにでも行ける海にいるのがあの人らしいし、きっと喜ぶだろうな、と私が勝手に考えての納骨です。

ですが、本人に聞いたわけではありません。

故人がたとえどんな人だろうと、人情として「死んだ時くらい、その人の希望通りにしてあげよう」と思うものなので、納骨は生きてるうちに決めておいた方が良いと思います。

樹木葬も考えたのですが維持費がかかります。

管理費、といって年間で5千円~1万円ほど霊園に納めなければなりません。(パプちゃん調べ)

ですが霊園によってけっこう金額に差があります。

私が調べた場所は(大阪ですが)、3万円くらいからが多かった印象です。

永代供養やら、初期に一括支払いやら、色々ありますが、

お墓も墓参りやら掃除やらお寺代やら色々資産に絡んできますので、

生きている人間に少しでも多くお金を残したい!!

と考えている方は、納骨は真剣に考えておくことを勧めます。

ちなみに私は、父も母も納骨に関してはもう聞きだしております。

その時が来ればすぐ動けるので、お互いに楽だと思います。


葬儀社は事前に目星をつけておく

葬儀社は近い方が絶対に楽です。

なので、普段から目を光らせて、よくよく探しておきましょう。

個人的には小さい店構えで、あまり大々的に広告を出していない葬儀社は良心的な気がします。

その地域に密接した葬儀社があればなおよし。

正直、人が亡くなってから葬儀社を選んでいる暇はないと思います。

なので、相見積もりとか取っている時間はほぼ皆無と認識しておいてください。

人によっては互助会とか入っている関係で、葬儀社も自動的に決まってしまう人もいますが、それ以外の方は事前に探しておくことです。

「あ。こんなところに葬儀屋あったんやー」

と、近所を散歩している時に看板を見て、値段体系を覚えておきましょう。

どこに葬儀社があって、

どれくらいの規模感かを、

ちょっとずつリサーチしておいてください。

ホームページに掲載している所はだいたい大手ですし、割高な会社が多いといった印象です。

ちなみに値段体系の判断基準ですが

「火葬のみ」が一番安ければ全体的にどのプランも安いはずです。

あと、都会であればあるほど相場は高くなります。

余裕があるなら地方で葬式をするのも一つの手です。

通夜や葬儀や火葬や書類提出やら、

全部終わるまで何度か葬儀社へ行かなければいけないので、

そういったことも加味して、葬儀社を選んでください。

おわりに

かなしいですが、人は必ず亡くなってしまうし、

遺体はどうしたって処理しなければなりません。

残された者は、痛みを抱えながらも

その尋常じゃない忙しさに、

気をしっかり持つことを要求されます。

亡くなってからが本当に大変になのです。

だからこそ元気なうちに、

後悔のないよう、

すぐに動けるよう、

生きている人たちのために、

今考え、行動しておいて欲しいと願います。


人間、やることがあるから強く動けるものです。

「後悔のない方を選んでください」

私が選んだ葬儀社の担当者の方は、

何度も何度もその言葉を何度も言ってくれました。


これを読んでくれた人はぜひとも

己の「しまいかた」について考え、

家族に伝えてみてください。

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