- 投稿日:2024/03/10
- 更新日:2025/10/01

NISA口座が開設できないとき
楽天コンボ・SBIコンボに口座を集約してNISAを始めよう思ったときにNISA口座が開設できないという場合、最も一般的な理由はほかの金融機関にNISA口座を開設していることが原因です。
NISA口座は1人1つしか開設することができません。
NISA口座が開設できないという人は二重開設になっていないか確認しましょう。
二重開設になる原因
旧NISA口座を開設していて放置していた場合、旧NISA口座は手続きなしで新NISA口座に引き継がれるため意図せず新NISA口座を開設してしまっている場合があります。
例えば銀行の窓口などで旧NISA(つみたてNISA)口座開設を進められ手続したものの何も取引せずにそのままにしていた場合、新NISA開始と同時にその銀行に新NISA口座が開設されます。そのため楽天証券やSBI証券で新NISA口座を開設しようとしても二重開設となってしまうため新NISA口座を開設することができません。
心当たりのある方は金融機関に確認いただきもしNISA口座が開設されていた場合は金融機関変更手続きをしましょう。
どの金融機関にNISA口座が開設されているか調べる方法
どの金融機関NISA口座を開設したかわからない場合はe-Taxで調べるか税務署で調べてもらうことができます。
e-Taxでの調べ方
1.e-TAXにログインしマイページをクリックする
2.NISAをクリックする
3.NISA口座を開設している金融機関が確認できます。
e-Taxで確認できない場合は税務署で調べましょう。
税務署での調べ方
e-Taxで確認できなかった場合は最寄りの税務署で確認依頼をしましょう。
税務署で「非課税(未成年者)口座の開設先金融機関に関する確認依頼書」を入手し必要事項を記入して窓口に提出しましょう。提出時には本人確認書類と印鑑が必要になります。
確認依頼書は国税庁のホームページからダウンロードすることもできます。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/mokuji.htm
確認依頼書の提出は郵送でも可能です。郵送の場合は本人確認書類のコピーと住民票の写しを同封しましょう。
確認依頼書提出後、NISA口座を開設している金融機関から連絡があります。
NISA口座を開設している金融機関がわかったらNISA口座の金融機関変更手続きをしましょう。
まとめ
NISA口座が開設できない理由のほとんどはほかの金融機関でNISA口座を開設していることです。
心当たりのある金融機関に確認するか、e-Taxまたは税務署で調べて金融機関変更手続きをしましょう。