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- 投稿日:2024/05/02
- 更新日:2024/05/03

サラリーマンの給与控除で最もやっかいな厚生年金保険料。将来、年金という形で帰ってくるとはいえ、できれば増やしたくないものですよね。まず、厚生年金保険料がどのように決まるのか、基本的なことをおさらいしましょう。
✅厚生年金保険料は標準報酬月額で決まる
✅標準報酬月額は4月、5月、6月の賃金の平均値(原則)
✅新しい標準報酬月額は9月から翌年の8月まで適用される(原則)
つまり、4月、5月、6月に支払われる給料が多ければ、その年の10月から引かれる保険料が増えてしまいます(保険料は前月分を給与控除)。つまり、この3か月間の残業代を抑えれば、10月からの手取りが減らずに済むということです。3月の残業が4月に残業代として支払われる会社であれば3月から5月(4月の残業が4月に残業代として支払われる会社であれば4月から6月)の残業を抑えればいいということですね。
とはいっても、残業をうまくコントロールするのは難しい場合も多いと思います。

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