- 投稿日:2024/05/13
- 更新日:2025/10/08
はじめに
子どもが習い事をやめたいと言った時、子どもの成長を考えて続けさせるべきか、本人の意思を尊重してやめさせるべきか迷いませんか?
迷った結果、結論が出ないとき、我が家では「今までかかった金額」と「ここれからかかる金額」を見える化して判断します。
ピアノ教室の場合(島村楽器)
【習った期間】
長女:2年生~3年生まで
教室に支払った金額:86,000円
入会金:20,000円
月謝:11,000円
通った期間:6ヶ月
支払った金額合計:86,000円
1ヶ月換算86,000円÷6ヶ月=14,330円
うん、まあ月14,330円は高いけど、これはサンクコスト。
⇒楽譜読めるようになったし、月謝についてはヨシとしよう。
電子ピアノ:150,000円
すぐ弾かなくなってしまうことを想定して、お手頃価格のエントリーモデルにしました。
選んだ基準としては、私も趣味で弾くので私の遊興費から毎月3,000円を差し引いたとして計算すると、150,000円÷(3,000円×12か月)=4.16年
(3,000円はスタバやカフェなど、ちょっとしたを贅沢品を月2~3回と見積もりました。そんなに行かないけど・・・)
⇒つまり4年ちょっとで元は取れる計算で購入したので、これも納得済み。
もう誰も弾かない、というご家庭は、メルカリやジモティで売る選択肢もあります。
大きな商品ですが、意外とメルカリに出品されていて売れています。
これから教室に支払う予定の金額:66,000円
最初に1年間続けようと約束しました。
その約束まで、あと半年続けた場合、
月謝11,000円×6ヶ月=66,000円がかかる。
嫌がっているピアノ教室にあと半年通わせることに66,000円の価値があるのかどうか考えました。
6万円あったら他に何ができるか・・・・
ディズニーランドのチケットを家族分買ってもお釣りがくる。
結論:イヤイヤ通うピアノ6か月より家族でディズニー1回!
・・・はい、ピアノやめることにしました。(笑)
⇒時間とお金は楽しい思い出を作るために使おうと決めました。
新体操教室の場合(地域の個人教室)
【習った期間】
長女:1年生~3年生まで
次女:年中~1年生まで
教室に支払った金額:151,800円(1人当たり)
入会金:6,600円
月謝:6,600円
通った期間:1年10ヶ月
支払った金額合計:151,800円
1ヶ月換算:151,800円÷円22ヶ月=6,900円
毎月3回、1時間の運動をさせていただきました。
柔軟体操、ブリッジ、縄跳びが出来るようになりました!
⇒コロナ禍、出かける場所がないときに毎週予定があって助かりました。
先生ありがとう。
各種道具:約19,906円(1人当たり)
レオタード:2,857 円
リボン:2,970円
ボール:3,272円
専用ポンプ:2,717円
ロープ:2,090円
専用バッグ:約6,000円(手作りのため材料費)
合計:約19,906円
これらは、今後使用しないのですべてサンクコスト。(涙)
⇒道具にかかったお金はもったいないけど、
計算してみると月謝3か月分の金額とほぼ同じという事に気が付きました。
結論:嫌がる習い事にかける月謝と時間のほうが道具よりもったいない
始めは楽しく通っていましたが、娘と競技の相性があまり良くありませんでした。(出来ることが増えないので楽しくならない)
コロナ禍でいろいろ制約があり、時期が悪かったのかもしれません。
教室に行くのを嫌がるようになってから、しばらくは何とか連れて行っていましたが、冷静に考えたとき、
「これを継続することが、子どものためになるんだっけ?」
「何十万円もかける程のことじゃないかも」
と思いました。
我が家は2人通わせていたので、全て2倍の金額、つまり合計34万円以上かかっています。(涙)
⇒今となっては、もっと早くやめさせても良かったかなと反省しています。
進研ゼミ小学講座の場合(チャレンジ)
【習った期間】
次女:1年生~3年生(現在継続中)
ベネッセに支払った金額:80,800円(1~2年生)
1年生:39,000円(3,250円×12)
2年生生:41,880円(3,390円×12)
タブレットとの相性が悪く、2年生の途中で紙のチャレンジに変更しました。(受講料は一緒)
紙でやるなら、本屋で売ってる公文ドリルとか、問題集でいいのでは・・・?と思いやめることも検討。(親が丸付けしないといけないので)
これからベネッセに支払う予定の金額:261,480円(3~6年生)
3年生:53,520円
4年生:59,760円
5年生:71,760円
6年生:76,440円
もし学習塾に行ったら
仮に学習塾に行った場合と比較すると、
塾1~2か月分の受講料でチャレンジ1年分の受講料になります。
小4の場合
チャレンジ1年59,760円÷塾36,300円=1.6か月分
(つまり塾1.6か月分の受講料とチャレンジ1年分が同じになる)
なので、チャレンジはとてもお得に感じます。
ご参考までに、四谷大塚の月額受講料は以下の通り。
もし紙の問題集に変えたら
つぎに、紙の問題集と比較した場合。
「くもん小学ドリル」が1冊748円。
1か月748円と見積もったら、1年で8,976円。
(そんなに解かないと思うけど)
家庭学習として問題集をやってくれるなら、教育費をすごく低く抑えられて助かります。
そう思って、試しに「くもん小学ドリル」を買ってやらせてみました。
その結果・・・「イヤ!」と言って、問題の紙をクシャクシャに丸めて投げられました(笑)
問題集との相性ってありますよね。
ちなみに教室タイプの公文の月謝は1教科7,700円。
チャレンジより高いので、公文は検討しませんでした。
結論:やらない700円より、やる3,000円の出費
問題集はやってなんぼ。
たとえ700円でも、やらなかったら無駄な出費。
(試したことは無駄ではないと思ってます)
文句を言いながらも、チャレンジは問題を解いているので、頑張って続けてもらおうと思います。
小学校の基礎を取りこぼさなければ、中学校でそれほど苦労しなくて済むのではないかな~と思っています。
逆に基礎ができていない科目は高校受験の時に苦労する気がします。
将来的に続く効果を考慮して、チャレンジは続けてもらうことにしました。
最終的には「親の気持ちの落としどころ」探し
習い事を始めるときは、
「好きなことを見つけて人生を豊かにしてほしい」
と願って始めたはずなのに、
やめたいと言われた時、
「できるようになって欲しい」
「このままではすぐ諦める子になってしまうかもしれない」
「入会金、購入した道具、月謝等の今までかけたお金!」
と、いろいろなことが頭の中で渦巻きます。
でも、最終的に、習い事をやめるかどうかは、子ども本人の気持ちと「親の気持ちの落としどころ」かなと思います。
子どもの時間と親のお金には限りがあります。
限りある時間とお金を最大限有意義に使えるよう、その時々で最善の判断をしていければなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
我が家の些細な体験談ですが、誰かの役に立てば幸いです。