- 投稿日:2024/05/15
- 更新日:2025/10/04
こんにちは。ご覧頂き有難う御座います。この記事では、20歳に加入する国民年金の納付方法を説明します。国民年金保険料を一括で支払い、年末に控除を行なう保護者としての私の経験を説明します。
国民年金保険料とは・学生納付特例制度とは
日本国内に住むすべての方は、20歳になった時から国民年金の被保険者となり、保険料の納付が義務づけられていますが、学生には、申請により在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」が設けられています。
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150514.html
国民皆年金の開始・歴史
年金料金は100円から開始
昭和36(1961)年:国民年金制度の施行(「国民皆年金」体制のスタート)この当時の保険料は
20歳~34歳は100円、35歳以上は150円から始まり、1000円台になり、5000円台、そして10000円台となり金額が上がっていき、現在に至ります。以下をご参照ください。
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/hokenryo/hensen.html
令和6年度の国民年金保険料
16,980円
国民年金保険料の金額は、1カ月あたり16,980円です(令和6年度)。
まとめて前払い(前納)すると、割引が適用される仕組みになっています。
支払い方法
納付方法(支払い方法)は、5種あります。
クレジットとスマートフォンアプリの支払い方法を載せておきます
国民年金保険料のお支払いに利用できるクレジットカード。
次のいずれかの国際ブランドのマークが付いたクレジットカードです。
VISA・MasterCard・ダイナースクラブ・JCB・アメリカンエキスプレス(アメックス)
*クレジットカード払いの場合は注事項等ありますのであらかじめ日本年金機構のHPで確認するか地域の年金事務所、年金収納機関(民間委託事業者)等へ問い合わせされた方がよろしいです。
スマートフォンアプリでのお支払い対象の決済アプリ
auPAY・d払い
PayB(PayBと提携している各金融機関が提供する決済アプリを含む。)
PayPay・LINE Pay(2023年11月1日から対象)
楽天ペイ(2023年4月17日から対象)
「楽天カード」から「楽天キャッシュ」へチャージをすると0.5%の「楽天ポイント」が還元されるため、現金で支払うより0.5%お得になります。また、楽天ポイントの期間限定ポイントの利用も可能です。このたび国民年金保険料の納付にも対応することで、「楽天ペイ(請求書払い)」の利便性が一層高まります。
https://payment.rakuten.co.jp/news/2023040300/ 楽天ペイメントより引用
前納の種類・納付額・割引額
数字で見れば2年前納が一番お得ではありますが、そこまで割安感を感じられず ❶年末調整(確定申告)は毎年する事、❷金額も大きくなる事より、クレジットカードで1年分をまとめて支払う事に決めました。
私の方法
加入時の20歳の時点から支払っています。(数年前からになります)
私は、「学生納付特例制度」で在学中の猶予申請をしようとも悩みましたが、後で追納しようと思ったら現時点の保険料より金額(支払額)が高くなる可能性があると考え、同じ払うのであれば今のタイミングがいいかなと判断しました。 *追納の場合、気をつけないといけないのは「承認を受けた当時の保険料額に経過期間に応じた加算額が上乗せされる」事です。
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150331.html
支払い方法
楽天クレジットカード
まとめての方が簡単、現金不要、クレジットカード払いだと翌月支払いとなり現金よりも時間的猶予ができる事、多少のポイントの対象になっていたこと(現時点)などが当時の理由です。
支払い時期
4、5月に一年分の請求が上がってきます。
クレジットカード払いの場合は、専用用紙に記入して郵送する、最初の登録があり時間もかかりますので上述の通り事前にお問い合わせされた方が良いです。その後からは毎年一回、同じカードで引き落とされています。
社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
控除証明書は、年末調整または確定申告時に必要となる国民年金保険料納付額を証明するもので冬ごろに郵送されてきます。被保険者の居住地宛になります。紛失の場合は保護者宛に郵送の可能です。地域の年金事務所へご相談されてみて下さい。
年末調整・確定申告
年末調整・確定申告をします。数字の計上を行い、書類をつけて提出します。控除を受けます。
まとめ
私が数年前から年金加入と同時に学生納付を行なっている経験を述べました。未来の事は誰にも分かりません。今、支払う事が出来ても、もしかしたら将来、困難になる可能性もあります。
納付方法も時代のニーズに合わせて増えております。装備品を増やす事はお勧め出来ませんがご家庭の一番良い方法を選択されることをお勧めします。後からの変更も可能です。
最後に
お読みいただき有難う御座います。
未納のままだと不測の事態が発生時に障害基礎年金、遺族基礎年金が受けられない場合や老齢基礎年金を将来的に受けられない場合があります。詳細は省略しますが、同じ支払わないという行為でも、未納と学生納付特例・免除等では全く違ってきます。学生に関わらず、決して未納(放置)にならないようにすることは重要です。これらはすべて申請主義であるため、申請が必要です。