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- 投稿日:2024/05/11
- 更新日:2024/05/11

今まで収入を全部使う暮らしに慣れきっていたら
8割で暮らすなんて、ツラくてたまらないですよね
貯めよう貯めようとは思ってても、長続きしない、
ちょっと貯めても、なんやかんやあって結局貯まらない・・・
僕も家計管理を始めるつい数年前までそんな感じでした
自分はまだしも、家族にまでひもじい思いはさせたくないと
昔からそうした悩みを持つ者に説かれてきた言葉
「足るを知る」
よく聞く言葉ではありますが、
そんなに簡単な事ではないですよね
それができりゃ苦労しないよと
「毎日ツライ仕事をガマンしているんだから、
たまの休みにはちょっとくらい贅沢したい!
それまでガマンしなきゃいけないなんて
どうやってストレス発散すればいいのさ」
あるいは、
「子供にはそんな不憫な思いをさせたくない!
周りのお友達はこんなに与えてもらえてるのに、
ウチの子だけなんて可哀想だし恥ずかしいじゃない」
そんな想いを抱えている中で
「現状で満足しなさい」と言われても
「そんなもんできるかいな」と思いますよね
僕もずっとそう思っていました
ところが家計管理を進めているうちに
「足るを知る」の本当の意味とは、
「現状でガマンして満足しなさい」ではなく、
「私たちは何によって充足感を得られるのか」
という事を理解する事なのだと気がつきました
私たちは、消費を促進させる資本主義社会の中で
たくさんの情報に囲まれているうちに、いつの間にか
「お金をたくさん使わないと幸せに生きる事ができない」
という思い込みをしてしまっています
週末には美味しい外食を食べに行き、
GWや長期連休には家族旅行に出かける
それが普通の豊かで幸せな生活だと
SNSを開けば、そうした生活を謳歌する人々の
楽しげな投稿が目に飛び込んできますし、
それが叶わずに嘆いている投稿も見かけたりしますね
それ自体が悪いわけではありませんが、問題は
本当にそれが自分にとって最もやりたい事なのか?
もしかして、他人から「欲しい」と思わさせられた
自分の感情に振り回されてしまっているのではないか?
という事です
もしも、誰にも見せず、SNSもない状況だったら
本当にそれが自分の一番したい事なのか、欲しい物なのか
自分を後ろから眺めてみて、冷静に観察してみましょう
買おうとしている「それ」は、
本当に自分の人生を豊かにしてくれるものでしょうか
もしくは、余計に自分の人生の時間を奪ってしまう
ただの「ゴミ」でしょうか
お金をかければかけるほど人は喜ぶかと言えばそうでもなく
意外と私たちの心を満たすために必要なお金は、
けしてそんなに多くはなかったりもします
昔、しこたまお金をかけて遊びに連れて行ってあげた子供に
「夏休みは何が一番楽しかった?」と聞いたら
旅行やテーマパークの思い出よりも、近所の公園で
「パパとかくれんぼしたのが一番楽しかった!」
なんて言われてズッコケた事があります
親孝行したくて温泉旅行をプレゼントしようと予定を聞いても
「そんなのはいいから、仕事ばかりでなくたまには実家においで」
と自分の作った自慢の果物を食べさせる母はとても満足そうです
「お金を使うことでしか人を喜ばせることができない」
という思い込みがなくなると、今のままでも充分に
自分や家族、友達と豊かに過ごせる事に気がつきます
じゃあずっと贅沢な遊びはガマンしろということか
というとそうではなく
大切なのは、今自分が得られる収入の中から
未来の自分の収入を増やすためのお金を取り分けておいて、
残ったお金の範囲の中でいかに豊かに過ごすか
そのための知恵と心の在り方が身についた時
僕はお金への不安が小さくなっていきました
たとえわずかでも未来の自分の収入を増やすための
自己投資や資産への投資に回す事ができれば
どんな状態からでも今よりも未来が良くなっていく
そのための倹約がただのつらいガマンなのではなく
生涯豊に過ごせるための「知恵」だと気がついた時
その時点であなたは自由になれたも同然ですね
自分を縛り付けていた「これが普通の人の幸せ」
という思い込みをスッと手放してみてください
心が軽くなり、満ちてゆくような何とも言えない感覚
「ああ、自分はもう幸せを手に入れていて自由だったんだ」
さてこれから小金持ちを目指すもよし
大金持ちを目指すもよし
目指さなくてもまたよし
どう生きて行こうか
ワクワクしてきますよね
ちょっと胡散臭い宗教みたいになってしまいましたが笑
今、家計管理と節約がツラくて苦しいというあなたへ
その先に待っている景色をお伝えしたくて書き綴ってみました
みなさんが共に自由に、幸せに生きてゆけますように

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