- 投稿日:2024/05/24
- 更新日:2025/09/30

はじめに
親になると子供の勉強が気になって仕方がないものです。
自分のことを棚にあげて「勉強しろ、そんなことじゃ・・・・」と言ってしまいがち。
「教育費をかけるなら楽しく!」
この記事では楽しい学びの工夫ついて紹介します。
学ぶ事は何歳になっても楽しい事ですよ😄
楽しむことで教育費の投資効果をアップさせましょう。
① マンガを味方につけろ
マンガは非常に優秀な教材です。
イメージで覚えるマンガは脳への定着率が非常に高いです。
楽しんでいる時間が、そのまま学びの時間に変わります。
「用意された偶然」を活用しよう
私も子供時代は、横山光輝 (先生)の歴史マンガを貪るように読みました。
「マンガ日本の歴史」にもお世話になりました。
今でも歴史好きです。
実はこの歴史好きになった背景に両親の策略があることが大人になってから判明しました。
私は小学校では社会の成績が5段階の評価で1(最下位)だったそうです。(まったく記憶にない😅)
危機感を持った両親はその後「マンガ日本の歴史」や「歴史マンガ」を私の目につくところに買って置いてたそうです。
見事に親の策略にハマって現在の歴史好きに至ります😄
自分の体験や現在の経験ですが、子供に無理に教育マンガを与えても直ぐには読みません。しかし目につく所に置いておくと、ふとした機会に読み始めることがあります。
教育マンガは予め親が準備しておいて、子供が偶然に本を手にする「用意された偶然」を利用しましょう。
② ゲームを味方につけろ
ゲームに工夫することで遊びがそのまま教育になります。
<代表例>
「桃太郎電鉄シリーズ」 地理と経済が楽しくわかる
※教育版が使われている学校もある
<有名どころ>
「信長の野望」 日本史が強くなる(戦国時代の特化型😄)
「三国志」 中国の歴史に興味が出る
スマホやパソコンまで考えると、全ジャンルをカバーできるくらいの教育ゲームが出ています。
タイピング、プログラム、パズル、クイズ、言語学習、創作ゲーム、記憶力、アート、音楽、科学、などなど・・・・
子供のゲームに工夫を加えてゲームを味方につけましょう
③ 動画を味方につけろ
テレビやネット動画は強力な学習ツールになります。
教育動画ではYoutubeさんは本当に優秀です。
テレビとYoutube動画の特徴は下記の通りです。
子供は親の姿を良く見ているので、親が見ている動画のジャンルに子供達も染まっていきます。(我が家ではタルムードが人気)
親が何の動画を見ているのかも重要です。
注意:Youtubeの「エコーチャンバー現象」について
Youtubeはオススメ機能によって嗜好を増幅する働きがあります。
あたかもエコールーム(反響室)で自分の声が大きくなるようなこの現象をエコーチャンバー現象といいます。
Youtubeには良い方向にも悪い方向にも嗜好が強化される性質があることを大人が知っておきましょう。
【エコーチャンバー効果に対する対応】
Youtubeは大人の管理下に置こう。
Iphoneを作ったアップルのスティーブ・ジョブズは自身の子供達が使うデジタル機器について視聴時間を管理していたという話があります。
デジタル機器のプラス面とマイナス面の影響を十分理解していたことが分かるエピソードの1つです。
我が家ではテレビのリモコンをYoutubeボタンの付いている既存のリモコンからYoutubeボタンの付いていないものに変えました。
また子供が使うタブレットからもYoutubeのアプリを削除しました。
Youtubeを見たければノートパソコン(使わなくなったお古)を起動して見るようにと言っています。
Youtubeを見る手間を意図的に増やした環境にして子供がバラエティー動画に溺れないようにしています。
④ 親の学んでいる姿こそ最高の教材
「勉強しなさい!」と言われて勉強するでしょうか?
少なくとも自分が子供の時は勉強しませんでした😅
親が勉強している姿を見せましょう。
「お父さん今から勉強するからテレビを消して静かにしてね。」
親が勉強している姿を見せていると、子供達は遊んだりして騒げないことを自覚して、親が勉強している脇や自分たちの部屋で宿題などやり始めます。
親の勉強している姿こそが最高の教材です。
最後に:「努力する者」は「楽しむ者」には勝てない
「努力する者は楽しむ者には勝てない」とこれは論語で有名な孔子の言葉です
努力する人は頑張って努力しますが、楽しんでいる人は努力を努力と思わず実行していきます。
楽しむ者は無敵です。
親は子供が学ぶことを楽しめる環境を作ってあげましょう。
教育費の投資効果は楽しむことによって最大になります。
この記事が参考になれば幸いです。