• 投稿日:2024/05/25
  • 更新日:2025/10/08
それじゃ薬がもらえない⁈ 注意すべき処方箋の取り扱い3選!

それじゃ薬がもらえない⁈ 注意すべき処方箋の取り扱い3選!

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もりさん@ブランドせどり開始

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要約
皆さんが病院に罹った後に渡される処方箋。もしかするとその薬が入手できないかもしれません。そのような状況を避ける方法を、調剤薬局で働く薬剤師が解説します!

有効期限に注意

実は、処方箋には有効期限があります。

交付日を含めて4日以内」です。

ここで注意すべきは、土日祝日もカウントされる点です。

通常、金曜日にもらった処方箋は翌週月曜日までに薬局に出せばセーフですが(交付日含めて4日以内のため)、月曜日が祝日の場合はアウトです(交付日含めて4日以上経過してるため)。←しばしば、患者さんとのトラブルの原因になってます笑

期限切れの処方箋が持ち込まれた際、以前は、病院に電話してOKが出れば期限延長ができたみたいですが、現在は、それはしてはいけないと当局よりお達しが届いております。

有効期限が切れた処方箋は、処方箋ではなくただの紙切れですので、薬をもらうことはできません。

処方箋を受け取ったら速やかに薬局に持ち込むことをオススメします。


昼・土曜日午後・日祝日に薬局に行かないほうがいい

通常であれば、問題なく薬がもらえます。

しかし、薬剤師は処方せんに疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師に問い合わせて、その点を確かめた後でなければ、調剤してはならないという決まりがあります。(薬剤師法第24条)。

例えば、

✅薬の量が少なすぎる、多すぎる

✅一般的な使い方から逸脱してる

✅類似成分を含む薬と重複してる

✅相互作用(飲み合わせ)に問題がある

などなどです。

しかし昼や土曜日午後は病院がやっていない(ことが多い)ため、電話が繋がらず疑義が解消しないため、薬が渡せないのです。

時間に余裕があればいいですが、急いでる場合はこれらの時間や曜日は避けた方が無難でしょう...

平日夜間、土曜日午後、日祝日に薬局に行かないほうがいい

世の中には数多くの薬が存在します。

具体的には、

✅のみ薬や目薬、貼り薬、塗り薬、注射薬などの“形の違い“

✅5mgや10mg、20mgなどの“量の違い“

✅先発や後発などの“メーカーの違い“

などなどです。

そのすべてを1薬局に在庫させるのは現実的ではありません。

処方箋に記載された薬の在庫がない場合、その薬を卸に電話で発注し、取り寄せるか、他の薬局を紹介する必要がありますが、平日夜間や土曜日午後、日祝日は基本的に卸も近隣薬局も閉まっていることが多く、確認したくてもできません。

こうなったら手も足も出せない状況なので、翌日もしくは週明けまで待ってもらう必要がありますが、最悪の場合、当該医薬品が流通不良で卸にも近隣薬局にもないことも考えられます。

これも先程と同様、時間に余裕があればいいですが、直ぐに必要な場合はこれらの時間帯や曜日の来局には注意が必要です。

ただ、病院近くの薬局であれば、頻繁にその病院の処方を受けるため、在庫している可能性はグッと高まります

まとめ

処方箋を受け取ったら、速やかに病院近くに薬局に持っていくことをオススメします❗

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