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- 投稿日:2024/05/29
- 更新日:2024/05/29

年収の壁とは
「年収の壁」とは、年収がある基準を超えた途端にガクッと下がってしまうその基準のことを言います。
年収の壁には様々なものがあり、大変複雑です。FPをやっていても複雑すぎて忘れてしまうこともしばしばです…
年収の壁の種類
「年収の壁」を一覧にすると以下のような感じです。
年収100万円の壁:住民税が発生する年収
年収103万円の壁:所得税が発生する年収(※1)
年収106万円の壁:社会保険の加入義務が発生する年収(企業が要件を満たしている場合)
年収130万円の壁:社会保険の加入義務が発生する年収
年収150万円の壁:配偶者(特別)控除が減り始める年収
年収201万円の壁:配偶者特別控除が受けられなくなる年収
というふうな感じで、ざっと6種類もの壁があります。
このうち、100万円、103万円、150万円、201万円の壁はこれを超えたからいきなり税金が増える、社会保険料が増えるものではないので実質壁ではありません。
イメージとしては、それらの基準を超えたときに超えた分に対して税金がかかるので、年収は徐々に変化していきます。
そのため「年収の壁」と言われていますが、実際には壁の形状にはならないので、実質壁ではありません。

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