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- 投稿日:2024/06/05
- 更新日:2024/07/18

48.固定資産の売却
(有形固定資産の帳簿価額・貸借対照表価額
=取得原価ー減価償却累計額)
売却価額と売却時の帳簿価額との差額を
固定資産売却益勘定(収益)もしくは
固定資産売却損勘定(費用)として計上する。
⏩分記法による会計処理
なお、期中に有形固定資産を売却した場合、
当期首から売却時までの期間に係る減価償却
(通常、月割計算した⭕ヶ月分)行う。
決算時にまとめて減価償却することも可能では
あるが、売却した有形固定資産については、
売却時点以降に使用しない(売却時点までしか
使用していない)ことが確定しています。
つまり、売却時点において当期分の減価償却費を
計算することが可能となる。売却した
有形固定資産に係る減価償却は、
売却時の会計処理の一環として行うこと
となる(決算時に行う必要がなくなる)。
49.資本的支出と収益的支出
改良や修繕に係る支出額は、資産価値を高めるか
否かによって以下の2つに分類される。
✅資本的支出
…改築や増築などのように有形固定資産の
価値を高める支出をいう。
資本的支出は、対象となった有形固定資産の
勘定残高を増加させる処理をする。

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