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- 投稿日:2024/06/21
- 更新日:2024/07/15

はじめに
目的・背景
高齢の両親が認知症になって判断能力を失ってしまい、万が一、銀行にばれてしまうと、銀行口座が凍結されてしまいます。
銀行口座が凍結されると、親のお金を親のために自由に使えることができなくなってしまいます。
最悪、皆さんの大事な大事な貯蓄を使って親の介護をしなければいけません。
成年後見人制度、家族信託で対応は可能ですが、準備までの手間・コスト・費用が掛かります。
この記事では、銀行口座凍結に備えて、準備できる「代理人カード」と「予約型代理人」の制度をご紹介します。
結論
親の認知症対策として、代理人カードと予約型代理人制度は、注意すべき点はあるものの、簡単で有用な手段です。
・お手軽さ:成年後見人制度・家族信託と比較して、導入までの手間・費用は少ない。
・対策できる財産:銀行預金に限られる。不動産・証券などは対策できない。
・争族対策は必須:代理人が自由に使えてしまうので、相続人の間で揉めないように情報共有が必要。

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