- 投稿日:2024/07/01
- 更新日:2025/04/04

【なぜ、海運業だけ保有しないのか?】
①配当金が安定しない
2022年の海運業は、株価が上昇しつつ、利回りが10.00%以上であることが話題になっていました。
しかし、基本的にはコンテナ運賃の増減がそのまま企業の収益に直結するため、現在では利回り3.50%前後であり、過去には無配になった時期もあります。
連続非減配年数・株主還元など、他の業種では優れた銘柄が最低でも1社は存在しますが、海運業には1社も存在していません。
なので、海運業を組み込んでしまうと、取得額ベースの全体の利回りが不安定になり、ポートフォリオの質も悪くなってしまいます。
②海運業=短期投資である
無配がある銘柄はそもそも高配当株としては不向きであり、どちらかというと短期投資に近いです。
つまり、海運業の保有は売却益(キャピタルゲイン)を意識して保有することになるため、高配当株ポートフォリオには入らない業種になります。
ここ10年間の配当金の推移を見ても、半分以上の期間が3.20%以下(無配含む)であるため、自分は33業種に揃えたい気持ちを抑えて、ポートフォリオの管理しています。
③他の景気敏感業種でよい
利回りが低い期間が長いため、それならば他の景気敏感業種で優れた銘柄を保有した方がよいです。
多少の減配リスクがある銘柄でも、「高配当株」として保有できるものであるなら、少なくとも海運業を保有してしまうリスクより遥かにマシです。
内容は以上です♪
【記載理由】
一時期は海運業を含めて305銘柄まで勢いで購入していましたが、少しずつ銘柄整理をしていく中で、なぜ海運業だけ未保有にした理由を書いてみました✨
SNSやYouTube動画などでオススメする高配当として、普段から海運業が取り上げられないことから、高配当株投資においての海運業は不要な業種であると思いました♪
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです✨

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