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- 投稿日:2024/07/14

07.原価の分類と範囲
🟦形態的分類
🔶材料費
物品の消費によって生ずる原価をいい、
以下のような細分化をすることができる。
例):素材費(原料費)・買入部品費
・燃料費・工場消耗品費
・消耗工具器具備品費など
🔶労務費
労務用役の消費によって生ずる原価をいい、
以下のような細分化をすることができる。
例):賃金(基本給のほか割増賃金を含む)、
給料・雑給(臨時アルバイトなど)
従業員賞与手当・法定福利費・退職給付費用など
🔶経 費
材料費、労務費以外の原価要素をいい、
以下のような細分化をすることができる。
例):外注加工費・特許権使用料・減価償却費
・材料の棚卸減耗損・福利施設負担額(社宅)
・賃借料・修繕料・電力量・旅費交通費 など
🟨製品との関連による分類
🔶直接費(製造直接費)
製造原価要素のうち、一定単位の製品に
対して直接的に跡付けられるもの。
🔶間接費(製造間接費)
製造原価要素のうち、一定単位の製品に対して
直接的に跡付けることができないもの。
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製品との関連による分類は、
以下のような場合に必要となる。
💠個別原価計算を採用している場合
💠総合原価計算を採用している場合で
製品の種類が複数ある場合 など

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