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- 投稿日:2024/07/19

26.200%定率法
(前回の復習)
(法人税法上の「定率法」)
➡残存価額ゼロが前提
💠定率法償却率に基づく償却額
(調整前償却額)を計算する。
✅調整前償却額=帳簿価額×定率法償却率(※)
※定率法償却率=1÷耐用年数×200% ➡定額法償却率
💠取得原価に保証率を乗じて償却保証額を算定。
✅償却保証額=取得原価×保証率
(保証率は必ず問題文に記載がある)
💠当期の償却額
・「調整前償却額 ≧ 償却保証額」の場合
➡調整前償却額が
そのまま当期の償却額となる。
・「調整前償却額>償却保証額」の場合
➡その年度の期首帳簿価額を
改定取得原価とし、改定取得原価に
改定償却率(残存期間に見合う
定額法償却率)を乗じて償却額を
計算する。
残った残存期間も同様の償却額となるが、
最終年度は備忘価額(通常は1円)を
帳簿価額として残す。
✅償却額=改定取得原価×改定償却率
🟦例 題
A社は、×1年4月1日に取得原価¥1,000,000、
残存価額ゼロ、耐用年数5年の備品を購入し、
事業の要に供した。200%定率法により各年度
の減価償却費を計算してください。
なお、A社の会計期間は4月1日から3月31日
までの1年間である。
償却率は0.400、保証率は0.10800、
改定償却率は0.500である。
少数以下の数値が算出する場合、少数第一位を
四捨五入すること。

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