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- 投稿日:2024/07/15

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要約
高額療養費制度は「合算」して申請することができる!
該当しているのに申請し忘れたら損です。
予め知っておけば、「知識のフック」となって将来の損を避けられます。
申請期限は2年なので、期限内であれば今からでも申請できます。
高額療養費制度は「月の支払いが大体10万円以下になるものでしょ」で止まっていませんか。
さらに知識を深めれば、医療費負担を下げることができるかもしれません。
いざ病気になると、動揺し、慌てるものです。
そのとき、この記事が「知識のフック」になり、損することなく高額療養費制度を活用できると幸いです。
なお、この記事では、内容を簡潔にするため69歳以下の内容を記載します。
制度詳細や70歳以上の場合は、厚生労働省のリンクをご参照ください。
高額療養費制度の基本
高額療養費制度は、医療機関や薬局の窓口で支払った額が、ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
1月から2月まで月をまたいだ場合、1月分は1月分、2月分は2月分として、上限額の判定がされます。
例えば、69歳以下の場合、次の表のように年収によって上限額が変わります。
引用元:厚生労働省
表の計算式の中の「医療費」は、窓口負担分の3割ではなく、10割の総医療費です。

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